東京新聞の日曜版に連載されている漫画「元気くん」。タイムマシンを駆使して過去や未来を行き来する一家の物語。作者は「釣り馬鹿日誌」でお馴染みの北見けんいちさん。先週号では四月八日の未来へタイムスリップ・・・到着先は奄美・与論島の海岸・・・この日は旧暦三月三日、島で450年以上も続く浜下りの日でした。赤ちゃんの健やかな成長・お年寄りなど家族の健康を祈願して、浜に一重一瓶、ご馳走を運び親族・地域を上げて集うのですね。大潮の遠浅の海岸に繰り出して、貝などの海の恵みを頂戴するのです。午後は浜下りに合わせて学校も休校になりますから、島にとって大きな伝統行事なんですね。そういえば関東では千葉の海岸で潮干狩が始まりました。