メキシコの首都メキシコシティにやってきました。
トリニダードからのフライトはネットで検索すると割りとあっさりと見つかりました(700ドルという高額でしたが)。旅行会社の「9月2週目まで全てフルだ」というのはなんだったんだろう?
夜遅くシティの空港に着いたので空港のフードコートの椅子で一泊して、翌朝目的の宿ペンション・アミーゴへ向かいました。ペンションアミーゴと言えばエジプトのサファリホテルと並び評される超有名日本人宿です。日本人宿を堪能するというのが、南北アメリカ旅行の一つのテーマなのでメキシコシティに来てこの宿に泊まらない訳にはいきません。結果としてはこの宿に泊まって大正解でした。クスコで出会った”さすらいの編み物旅行者”Sさんと再会できたり、有名なダハブのダイブインストラクター兼バックパッカーのZさんと出会えたり、他にも個性的な数々の旅人に出会えたりと「アミーゴ」の名に恥じぬ日本人旅行者の社交の場になっていました。
そのアミーゴだけでもシティに来る価値は十分あるのですが、シティの魅力は、さらにその十倍くらいはあるのです。遺跡、博物館、美術館、食べ物、買い物、プロレス、音楽、街並、それらが全てハイレベルなのです。質量ともに中南米最高クラスの町なのではないでしょうか。日本人宿に泊まると、つい宿でだらだら過ごしてしまいがちなのが、ここでは毎日忙しく活動をしています。
近代美術館ではシケイロスやオロスコ、リベラの大作に頭をガツンと殴られたような衝撃を受け、国立人類額博物館では訳の分からない多数の遺跡からの出土品に目を奪われました。
久々に美術館で鳥肌のたったシケイロスの作品
人類学博物館はコミカルな出土品の宝庫でした。
こんなのがおびただしい数展示されています。もちろんシリアスなのも多数ありました。
地下鉄とバスを乗り継いで1時間半くらいのところにテオティワカンという名前の巨大遺跡があります。エジプトのピラミッドほどではないけど太陽の神殿といわれる巨大なピラミッドがありました。
メキシコといえばルチャリブレ(プロレス)。現在ペンション・アミーゴにも日本人プロレスラーの人が宿泊しています(まだ会ったことはないけど)。
せっかくなのでマスクをかぶって観戦してきました。
(試合会場の通路にて)
華麗な空中技の連続に大興奮でした。レスラーのコスチュームや照明、演出なども含めて非常に華やかでした。
シティには後数日滞在してから、カンクンに向けて移動予定です。ああ、それにしてもシティは楽しいです。時間が許せばいくらでも滞在できそうです。