世界一周の記録

2006年8月から2008年9月まで2年1ヶ月の世界一周放浪の旅をしていました。その旅の記録です。

チベット旅行 その5(サガ→タルチェン(大金))

2019年03月15日 15時56分23秒 | チベット
■2011年2月7日

いきなりトイレの話です。すいません。3年前に中国に来た時と同じく、チベットの田舎のトイレ事情もかなりエキセントリックでした。
写真の通り、懐かしの青空トイレ。ドアと天井が無い。壊れて亡くなったとかではなく、そもそも設計されていない。


紙も水も無い。





朝から移動開始。この日も特に観光することなく、ひたすら車で進む。
出発時は天気は快晴で気持ちよかったが、だんだんと風が強くなり、途中、砂嵐に遭遇。
午後からは、それが吹雪になりました。

カイラス山コルラの可能性が下がってきて、気分的に盛り下がる。
夕方には吹雪が激しくて景色が全然みえなくなり、ひたすら絶望的な気分に。。

雪雲や砂嵐が目前に迫ってきて、不穏な感じ(動画)


前方が雲で真っ白に。


道路も真っ白に


完全に雪景色に




17時半頃に、無事、タルチェン到着。道路上を白い煙のような何かが這い回りつつ、我々の車の前を漂っている。よく見ると、我々の進行方向に向かって漂っていて、まるで何者かが町に我々をいざなっているかのようでした。もの凄く不思議な光景で、なんとも言えない不思議な気分になりました。(動画)


やっと到着したが、まるでゴーストタウンのようなタルチェンの町。寒い。


カフェにいた元気な女の子。この子を見て、なんかホッとしました。


食事は、ヤク(チベットの牛)の干し肉をナイフで割いて、チリソースをつけて、ちびちび食べました。超ワイルドです。


こんな標高のクソ高い(4675m)クソ寒い村に、普通のネコがいて、なんかびっくりしました。



カフェで翌日の作戦会議。今日、雪が大量に降り積もったので、カイラスのコルラは断念ということ。覚悟はできていたが、やはり、残念・・・。
しかし、カイラス山を間近に見れるポイントまでは、雪が止んでいれば行けるかもしれない、とのことで、若干の希望を残しつつ、この日は眠りにつきました。
ちなみに、この宿はなんとトイレというものがそもそも無くて、外の適当なところで用を足すという、究極にエキセントリックなトイレ事情の宿でした。世界一周して、本当にいろんな宿に泊まったけど、そもそもトイレが無い、というのは初めてだわ・・・。びっくりだわ・・・。ということで、仕方なく、雪が降り続く真夜中に、外で用をたすことに。(幸い小さい方)めちゃくちゃ冷えるし、野犬が何匹もいて吠えてくるし、人生で最も苦痛を感じるトイレでした・・・。

※次回、カイラス山の観光は出来たのか???


最新の画像もっと見る

コメントを投稿