青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

ミヤンマ―の概況とミヤンマ―人

2024-03-01 12:34:58 |  ドキュメント


 
  国際情勢の中でもウクライナやパレスチナ戦禍にそれにミヤンマ―情勢も混沌としています。何年前だったか旧タンシュエ軍事政権時代に7年間訪れ滞在したミヤンマ―の概況とミヤンマ―についてです。。

 旧タンシュエ軍事政権時代は半鎖国状態で当時の首都ヤンゴンには日本人の民間人は4-10人程度でした。マスコミ関係者は入国禁止でした。旧軍事政権時代に民主化の波が押し寄せ総選挙でアウンサンスーチー政権が樹立された。総選挙不正の混乱で2021年2月1日の軍事クーデターで現在の軍事政権が発足したのです。民主派勢力は国民統一政府を樹立し少数民族勢力と共闘し武力衝突をしているのが現況です。

 欧米や日本のメディアはミヤンマ―の歴史や国情を理解していない報道が多い。民主化も重要ですが植民地時代にイギリスは人口約70%のビルマ族を支配するために少数民族に武器を与え独自軍を持たせ植民地政策を推進したのです。旧軍事政権時代に17-18の少数民族軍と和平、武装解除の努力をしている途中にアウンサンスーチー民主化に移行したのです。推定ですが8-10の少数民族軍は武装解除できていなっかたのです。現況の混乱の根源です。

 ミヤンマ―の国土面積は日本の約1.8倍です。人口は約5400万人。連邦制で約350の少数民族の国で約90%が小乗仏教徒です。国境はインド・中国・タイ・ラオス・バングラデシュと接しています。日本のように海を隔ててではなく陸に国境があるのです。大国の中国やインドと接しています。頑強で強力な軍の必然性がある国です。

 先進物的には劣っていましたが気候風土と自然に恵まれて心豊かで虫も殺さない小乗仏教徒の国でした。ミヤンマ―全土、多民族の村々も視察しましたが危険な事に遭遇したこともなく人々は親切で温和な国民でした。

 写真はビルマ族の子供1人の既婚女性で当ブログのモデルに夫の許可を得て快く撮影させてくれました。シェタゴンパゴダや民族村での撮影にも協力してくれました。パゴダでの礼拝や瞑想が至上の幸せとほほ笑んでいました。

 2024年2月1日で現軍事政権がクーデターを決起して3年になります。現況も民主化統一政府と言われる組織と交戦や抑圧で混乱が継続しているのです。対外勢力や武装解除されていなっかた少数民族軍やアウンサンスーチー政権の残党が戦っています。国情を理解しない中途半端で早急な民主化が現況の混乱をもたらしているです。

 近隣のタイの軍事政権との違いは英植民地政策時代のいくつかの少数民族独自軍の和平や武装解除ができていない事です。スーチー氏政権ではイスラム、ロヒンギャ問題も含めほぼ解決できないで対外開放をし混乱を増長したのです。欧米や日本は軍事政権を非難していますがスーチー政権の売国的民主化を阻止したのです。

 少数民族軍や民主化勢力の武装解除が先決です。小乗仏教徒の温和な国民です。落ち着いた善良な国民の住む国です。中国やロシア、北朝鮮のような権威主義の国家に偏心することも懸念されます。現況の問題を解決しソフトランニングで民主主義国家に再生される事を願っています。

 


 

 

 

 


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