猫的下僕生活

オハヨーからオヤスミまで愛猫銀パールに仕える下僕日記。腎・肝・膵、絶賛頑張り中!

23:ぴ~ちロス症候群

2011年12月06日 | ぴ~ちの肉きうDiary

いつでも里親募集中 



初めましての方に【welcome】で登場人物のナビゲーションしてます 

 

■■■2001年12月15日(土)を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから12日目
なちの検診の為、病院へ。
レントゲンと血液検査と肛門腺しぼりをお願いした。
診察中に先生の肩をバシッと叩き、
「かさぶたも出来てるんです!」と言った。
(なんで肩叩くかなぁ~) 
先生は獣医の傍ら
キャラクターショップも経営していた。
友人と会うと言うので、店の留守番を頼まれた。
が、先生の友人が勤める学校の生徒が集団誘拐され
約束は中止かと思ったのに
先生はそのまま出掛けてしまった。


目の前にあっちを向いてぴ~ちが横たわってた。
ぴ~ち」と静かに声を掛け
顔をのぞきこむと右目が開いてて青い瞳が見えた。
胸が動き
「ひゃー」という聞き慣れたハスキーボイスが聴こえ
喉がゴロゴロ鳴り始めた。
「やっぱり生きてたんやん」と大喜びで泣いた。


そして、目が覚めた・・・

 

支離滅裂な夢だった・・・

 

 

ぴ~ちが天使になってもうすぐ2週間。
涙の量は減ったけど、まだ泣かない日はない。
家でも会社でもいつでもどこでも泣けてくる。
足にスリスリごっちんされる錯覚がしたり
ハスキーボイスが聴こえた気がしたり、、、。
ごろんしてる
爪をとぐ
はぐはぐご飯食べてる
ザリザリ水飲んでる
(器の縁を舐めて飲むのでそんな音がするのだ)
あんもにゃいと
お腹の肉を揺らして向こうから走ってくる
お客さんが来て緊張する
グルーミングに励む
下僕がイタズラすると「うにゃ!」って可愛く怒る。
背中を触って、知らん顔する・・・とか、小さなイタズラ。
「もぉっ!」って感じで怒るぴ~ち見たさにまたイタズラする。

それから

それから.....

七変化どころか百変化ぴ~ちの姿があちこちに見える。


なちも寂しがってる・・・
ぴ~ちに会いたい・・・

そして夢に見た通り、なちの検診で病院へ行った。
診察も見事に夢の通りだった。
体重は5.8kg
おでぶなぴ~ちと比べると
痩せて見えるけど実はなちも大きいのだ。
でも、旅立ちの時、ぴ~ちは5.7kgだったから
初めてぴ~ちの体重を追い抜いちゃったね。
病院に残ってたぴ~ちの最期の検査結果と
当日聞けなかった様子を改めて聞いて、また涙がでた。
ダメもとで「ぴ~ちのレントゲン写真欲しいです!」と言った。
病院にとっては、大切な臨床データなので
8年間は保管しているとの事。
譲れないけど、コピーの許可は快くでた。
病院の前にコンビニがあるので
色んなモードで試してみた。
なんとなく背骨とか映ったものの、ほぼ真っ黒け~。

なんで欲しいなんて言っちゃったんだろう・・・。
資料がゴミとして処理されるなら
生きたかけらの1つとして
大事に持ってたいと思ったからだろうな。
真っ黒けのコピーだけど薄く骨が映っている。
そんなモノでもなんだか嬉しかった。


先生も相棒を失ったなちの様子を心配してくれた。
生まれる前から一緒で、いつも仲良しだった2人。
ペットロスになるペットもいるそうだから。


昨日は風が強く冷えて寒かった。
帰宅するとなちが居なかった。
いつもは玄関先まで聴こえる声で
「ぎゃーぎゃー」とないて迎えるのに。
なち~」と呼びながら
私のベッドの毛布の不自然な膨らみに気付いた。
毛布の上から触ると
もぐらの様に毛布の中を突き進んで出てきた。
寒い日はいつもぴ~ちとくっついてたので
ぬくぬくだったけど
今は暖めあう相棒が居なくて
独りで寒かったんだろうな。
自分でちゃんと毛布にもぐって「暖」をとってたなち
ぴ~ちの居ない生活に少しずつ適応してる。
なちは、私よりしっかりしてるよ。
偉いな、なちは・・・。  

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 2011年12月6日に想う

ぴ~ちを失い、毎日泣いてばかり。
哀しみから逃避したくて
ずっと眠ってたいと思った。
そんな私に起き上がる力をくれたなち
闘病中も、お別れした後もいつも私を支えてくれていた。
私はなちの支えになれていた?


【24:終わりの始まり】



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コメント
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