■■■2001年10月11日から10月13日を振り返る■■■
2001年10月11日
ぴ~ちの入院は1992年の11月、去勢手術以来。
あの時とは入院理由が全く違うけど、無事を祈る気持ちは同じ。
最期のお別れになる右足の2ヶ所の肉球・・・。
うんちょす踏んだこともあるし、ゴッキー踏み潰したこともあるけど、愛しい肉球
2001年10月12日、朝から病院へ行き、患部の毛刈りなど手術の為の準備を少し手伝い出勤した。
腕にぴ~ちの青い首輪を付けて仕事するも、心配で仕事どころではなく、
緊急時の携帯が鳴らない事を祈った。
ぴ~ちを見守り、心配してくれた皆の祈りも通じ、手術は無事終了。
会いに行きたかったけど飼主が行くと、ペットは後追いしたりして、
かえって可哀想だと言う事で夕方、電話で様子を聞いた。
先生が、電話の向こうで「シャーフ-」怒ってるぴ~ちの声を聴かせてくれた。
怒る元気があれば大丈夫だ
2001年10月13日
朝一番で迎えにいった。
病院では先生に威嚇しまくってたようで迎えに行った時もケージの中で「シャーフ-」
相当鳴いてたのか、元々ハスキーボイスが、ますますハスキーボイスになってた
ぴ~ちに会う前に先生に薬や今後の指導を30分近く受け、やっと御対面♪
帰宅直後に撮影。
なんかめっちゃ猫相、悪くなってるんですけど~~~っっっ
ぴ~ちは、腕の点滴の管を自力で外してしまい、その後は、カラーも外そうともがいてたそうだ。
そんな訳で、液や血液が体に付いてしまったらしく、体から少し薬品の匂いがした。
カラーのふちにある小さな穴ぽこりんは反撃の跡。
右耳の後ろにぼんやり見える黒い文字は下僕からの愛のメッセージ
『痛いの とってもらって無事に帰っておいで なちと一緒に待ってるで!』
家に帰ってくるなり部屋を歩きまくり、痛い程の頭突きで私にスリスリごっちんしまくり、
にゃーにゃー喋りまくりで、かなり興奮してる様子だった。
ご飯も喉を通らなかったろうとご飯をあげたら狂ったようにむさぼり喰った。
本当にこの表現がぴったりで、一緒に食べてたなちは、
ぴ~ちの食べる迫力にびびって避難してたもん。
ほらぁ、やっぱり猫相変わってるぅ~!!
寄り目は寄ったまんまだけど・・・
原因はまだ不明だけど、今回ラッキーだったのは患部を目で確認できた事。
体の中に出来てたらもっと発見が遅くなってただろう。
大きくなっていく肉球の腫れや、色、薬の効き具合などすべて目で確認する事ができた。
今後ぴ~ちの体に新たにメスが入ることが無ければいいのだけど。。。
足という場所がら、包帯をしても汚れたり、ちっちで濡れて蒸れたりすると、
かえって傷の回復を遅らせるので、今はむき出しの状態です。
手術は右足の内側2つの腫れた肉球を根元の関節から切除し、指が無い感じ。
縫合跡は生々しくて、グロテスクで痛々しい。
帰宅してから数時間、やっと落ち着いて眠るぴ~ち
でも時々、犬みたいに呼吸がわふん、わふん言ったり、
ゴロゴロも大きくて、寝息がいびきみたいな時があるし、麻酔の影響なのだろうか・・・。
ぴ~ち ホントによく頑張ったね。
2011年9月18日(日)に想う
怒ってる顔の写真のオリジナルデータを、
当時、加工したデータで上書きしてしまい、おまけにgifファイルで保存してて残念。
温和なぴ~ちが怒ってる貴重な写真だったのに~
怒ってる顔も可愛いのだ
それにしても硬いカラーに爪であれ程の穴を空けるとなると相当の力が加わった筈。
手術跡が痛んで、舐めたかったのか、体にまとわりつくチューブが嫌だったのか、
病院で過ごしたぴ~ちの心情を想うと泣けてくる。