猫的下僕生活

オハヨーからオヤスミまで愛猫銀パールに仕える下僕日記。腎・肝・膵、絶賛頑張り中!

09:お見舞い

2011年10月09日 | ぴ~ちの肉きうDiary

いつでも里親募集中 



初めましての方に【welcome】で登場人物のナビゲーションしてます 

 

■■■2001年11月3日から11月12日を振り返る■■■

2001年11月3日

ぴ~ちのお見舞いにちょくちょくお客さんが来る。
今日も猫友さんがお土産を持って会いに来てくれた。
猫友さん家の主治医では、犬と猫のイラストの可愛いカラーが使われてます。
軽くて首への負担も軽いのでぴ~ちにプレゼントしてもらいました。



可愛いぴ~ちが余計に可愛く見えますね~o(≧▽≦)o
しょぼい画像データで保存してしまい残念

人見知りのあるなちは、隠れてる時間の方が長かったけど
ぴ~ちは、猫友さんにも甘えてサービス旺盛



ちょっとブレてしまったけど、猫友さん撮影。
右に写ってる物体は私で、今となっては貴重な2shotです。
何の話してるの?っとでもいうようなぴ~ちの顔。
ぴ~ちは可愛いねって話してるんだよ。



2001年11月5日

1週間に1度のインターフェロンの注射を受けに病院へ行った。
このところ、少し食欲がおちたせいか先週から200グラム痩せた。
それでもまだ6.7キロあるんだけど・・・。
背骨がゴリゴリ触れるようになった。
普通は触れて当然なのだが、おでぶのぴ~ちはずっと触れなかったのだ。

食事は楽しみにしてて、台所へ行くと催促するし、
ご飯の場所まで小走りで向かい、はぐはぐ食べる。

相棒のなちが居るのでどれだけ食べたか正確には判らないけど、
うんちょすの量が減ったので、食事の量は減ってきてるんだろうな。

朝は、
ぴ~ちがメインで「腹減った~起きろ~」っと、休日でも7時前後には
強制起床させられてたけど、最近はそれがなくなった・・・。
あんまりお腹も空かなくなってきたんだろうな。

今朝起きると、なんかやたらめったらうんちょすの匂いが近かった。
そばで寝ている
ぴ~ちから・・・。
夜中にしたうんちょすが少し軟らかく、カラーですくって、縁にくっ付いたんだろう。

カラーに付いてたうんちょすが少しガビガビになりかけてたので、
割と長い時間くっ付いてたようだ。
臭かったろうし、気持ち悪かったろうな。
そんな時は、遠慮なく私を起こすのだぞ、ぴ~ち

カラー外してあげたいなぁ・・・。

先週発見した左あごのしこりは、やはりリンパの腫れだった。
先生に診てもらうと右あごにもしこりがあった
ぴ~ちは痛がる様子はなく、触ってもゴロゴロ言ってるけど、
このしこりが大きくなってくると気管を圧迫して呼吸が苦しくなったり、
食事をしにくくなったりする事もあるとかで、今後も要チェックだ。

先生と話して、痛がってるシッポの切断をする事になった。
切断して治る訳でも、進行を止められる訳でもないけど、
ぴ~ちが感じてる最大の痛みをとりのぞいてあげたい。

その為に、また恐怖の入院とその後の通院があるけど、
痛みをずっと引きずるよりは・・・と腫れてるシッポを見て思った。
この選択が正しいのかどうか、わからないけど、、、。
水曜に行う手術前のレントゲン検査で、もし肺に転移してたら
「又、考えましょう」っと力強く先生が言った。。。



2001年11月6日

日々状況が変わる症状。
昨日から凄くぴ~ちの右足が気になる。
肉球を切除したあとの傷は完治したのに
歩き方がおかしく、痛そうに足を浮かせてる。

触ると痛がるし。

肉球が腫れてきた時と同じで、これは絶対腫れてくると思った。
1つの選択肢として説明をきいていた《痛みを発しているシッポの切断》
先生と相談して、切る方向で動き出したのに、
切断する
切断しない
その後も天秤がグラグラ揺れている。
足の痛みをとるには・・・切断?
ずっとずっとず~っと考えてた。
シッポの事、足の事、手術の事、ぴ~ちの気持ちや痛み
右足のない
ぴ~ち姿を想像したら仕事中も涙が出て来て困った。

足の様子をみることにし、シッポの切断手術は延期してもらうことにした。
様子みてどないすんねん?

・・・わからん・・・

シッポを切っても足の痛みは続くのだ。
様子をみても、腫れてきた足を切る決断は出来ないかもしれないし、
結局シッポだけ、もしかしたらシッポも切らないかもしれない。
痛みを取るという目的だけ考えると、切断するのがベストなんだろうけど、
その後のガンの進行を想像すると安易には決断出来ない。
切断でガンの進行を止められるのなら即決で決断するのに。。。
右足を切って痛みがとれても、残った手足が腫れてきたら
今まで以上に歩けなくなってしまう。
どんな選択をしてどう進めばいいのかわからない。

ぴ~ちに聞けたらどんなにいいだろう・・・。

会社から帰宅した時、ぴ~ちは、お出迎え無く、ベッドで寝てて起きてこない。
名前を呼ぶとゆっくりゆっくり、一歩ずつ慎重に歩く。
元気もないし、、、
ぴ~ちの元気がないと自分も元気がなくなる。
私が上着を脱いで、病院へ行かないと分かったぴ~ちは、
ゆっくり、爪を研いだり、グルーミングしたり、リラックスし始めた。
病院へ行く時はホントに敏感なのだ。

そして夜、ご飯をぱくつく。
ぴ~ちが元気だと自分も元気になる
お見舞いに来てくれた人達はぴ~ちを見て、触れて、
毛艶も良く、表情も明るくてとても病気とは思えないって言ってくれる。
実際、私も病気を忘れてしまう時がある。
だけど、患部を見ると、やっぱり病気はぴ~ちの体を蝕んでるんだと実感する。

はぁ~・・・。



2001年11月7日

動かない。
ぴ~ちが動かない~。
足が痛くて歩かない?

ぴ~ちの指定席は私のベッド。
床から20センチ程の高さのマットレスを「よっこいしょ」っと
ジャンプして毛布に埋もれて眠る。
雑誌を積んでスロープもどきを作るが、使わず、ジャンプする。

水や食事とトイレ以外はほとんどベッドで過ごしてる。
寒い時期はなちとくっついてるし、
めっちゃ寒い時は布団の中に潜って暖をとるから
寒い日も安心して出掛けられた。

なちぴ~ちのカラーに慣れたとはいえ
以前より離れてる事が多くなった。

くっついてると、なちにシッポ踏まれて
ぴ~ちが「痛~っ」って泣くこともあるし。
留守時はコタツ消してるから、昼間の寒さ対策してあげないとな・・・。





2001年11月11日

11月にはいり、すっかり寒くなったので、
コタツとホットカーペット、電気毛布を出し、、エアコンも始動。
昨日今日は割とよく動いて喋ってる。
普段乗らないちょっと高さのある棚にジャンプして失敗し
着地した足が痛くて その場でしばらくカカシ状態になった。
動かない日はずっとベッドで過ごすので
自分で歩いてくれるのが嬉しい。

足が痛い筈なのに、ぴょこんぴょこんと私の後をついて来る。

今日はインターフェロンの注射の日。

ぴ~ちにとっては苦痛と恐怖の時間だけど、
1週間に1度の通院も、先生に触って診てもらえる大事な機会。

小さい方の右あごリンパのしこりは私でも触って認識できる程、少し大きくなり、
体重はまた200g落ちて6.5kg。
目ヤニが出始めたので、目薬開始。

最近は、療法食に限らず、ぴ~ちが食べれる物、好きな物をあげてる。
猫友さん達が、猫缶やサプリメントを色々教えてくれるので何でも試してみようと思う。

Hill'sのa/d缶は栄養価が高く、猫友さん家の猫にゃんが
乳ガンで食事が出来なくなった時も食べてたそうで、
早速ぴ~ちにも味見をしてもらおうと思って買いに行った。
外から帰ってきたら2人の姿が無かった。
なちはともかく、ぴ~ちはカラーしてるから
重いこたつ布団を潜って中には入れないだろうし。


まさかね・・・っと思ってコタツを覗くと居た

頂き物の黄色いカラーは少し柔らかいので
ぶつかり、変形しつつも潜れたようだ。

こたつは消えてるんだけど、2人の好きな場所だからな~。

患部を舐めないように監視できる時はカラーを取ってるのだけど、
こたつに潜ってしまうと目が届かなくなるので、カラーは外せない。
まず無いとは思いつつ、カラーがヒーターで溶けたり、燃えたりしないよう
気をつけつつ、時々中を覗いて様子を見る。



なち 視線こっちだよ~ん♪



2001年11月12日

抱っき大好きな甘えん坊ぴ~ちだけど、抱くと痛いシッポに触れるので
長らく抱っきできず、撫でるばかりだった。

久々にぴ~ちを仰向けにして、普段見難いシッポの裏側を見ると、
腫れが進み、毛を刈って白い地肌のシッポに赤いニキビのような腫れが出来、
針で刺すと何か液が出てきそうにキンキンに腫れている。
最初に腫れたシッポの先は、ガビガビしていて、痛そうだ。
そんな患部を見ていて、切断を決めた。

私が頑張れる力の元になっていた周囲の人達の励まし。
ぴ~ちの闘病を応援してくれてる猫友さんが、
想いを込めて似顔絵入りのメッセージバナーを作ってくれた。

《siamさんとなちちゃんのいっぱいの愛に守られながら・・・ぴ~ちちゃん頑張ってー!》



感謝の気持ちでいっぱいだ。

 2011年10月9日(日)に想う

闘病記を読み直すと支離滅裂で、自分で書いたものなのに順を辿らないとわからない。
我ながら本当に悩みまくってたのが、よく分かる。
あれから私の人生に10年という月日が加算されたけど、
あの時に悩んだ事以上の出来事は起こっていない。


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