さて、グーグルマップを確認すると、はしば食堂の100mほど東を北陸新幹線が通っているように見えます。もちろんトンネルですから、富倉地区の地下を最新技術の塊が駆け抜けているわけです。何十mくらい下を走っているのか気になったので、goo地図(その地点の標高がわかる)と小学校の「さんすう」の知識を取り出して計算してみました。
長野から金沢に向かう北陸新幹線は長野県の飯山駅を出るとすぐ飯山トンネルに入ります。長さ約22km。北陸新幹線で一番長く、日本の山岳トンネル3番目に長いトンネルだそうです。飯山トンネルを出たら新潟県上越市です。Goo地図で標高を確認します。飯山トンネルの飯山市側の入り口が約326m、上越市側の出口が約64m。トンネル内で22kmかかって262m下っていくわけです。12‰の下りということになりますか。再びgoo地図の力を借ります。測距機能で確認すると、はしば食堂のあたりは飯山側の入り口から約7.3kmくらいと推測できます。はしば食堂付近の標高が約530m。新幹線の線路がトンネルの入り口から出口に向かって一定の角度で下っているとしたら…ノートを広げて三角形を書いて数字を書き込んで、それから電卓を取り出してうーんと、私の頼りない「さんすう」の知識で考えてみました。計算に間違いがなければ、はしば食堂のざっと291m下に新幹線の線路があることになります。
300m近くも離れると、はしば食堂の近くで地面に耳を当てても新幹線の走行音は聞こえませんね。地図ではとっても近いのに遠い北陸新幹線。
新幹線と富倉そば。この取り合わせがとても面白いと思ったのでした。
長野県で遊んだ3日間。行って帰って約1200kmの走行。塩尻市を走っている間に私のクルマの総走行距離が16万kmを超えたのでした。
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