「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024大相撲>以前の稽古を元大関栃東の玉乃井親方が語る

2024-10-04 21:18:13 | スポーツ

【レジェンド降臨】玉ノ井部屋のガチちゃんこ/栃東が恐れた力士/稽古の真髄を語る
https://www.youtube.com/watch?v=f6A8qVjoBlA
元大関:栃東大裕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%83%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E8%A3%95

臥牙丸の相撲部屋レポートの中に玉ノ井部屋の取材がありました。
元大関栃東は記憶に残っています。
努力の人、稽古の人の印象です。
曙、武蔵丸、貴乃花、若乃花の全盛時代ですから少々の強さでは大関にはなれません。稽古で大関まで上り詰めました。
現役時代に対戦した相手が・・・
千代大海
曙、武蔵丸、貴乃花、若乃花、貴ノ浪、雅山、武双山
朝青龍、白鵬、日馬富士、稀勢の里

丁度、強かった時代から弱くなる時代の横綱や大関とまんべんなく対戦しています。
横綱の話も出ました、丁度その時に高血圧から脳梗塞を発症して現役続行が不可能になり引退しました。今でも投薬治療をしながら師匠として後進の指導をしています。

曙、武蔵丸、貴乃花、若乃花などの全盛時代を全部体験して知っています。
だから話を聞いて、すごく説得力があります。

まず、稽古量が当時の半分程度だと言うことです。
だから、それ以前の相撲の稽古は大雑把に今の稽古の倍くらいやっていたと言うことです。
これは、以前の力士は大体同じことを言います。

申し合いやぶつかり稽古以外の基本稽古についても話しています。
これも朝青龍と武蔵丸が同じことを話していました。

相撲に必要な体力を作る稽古は、基本稽古だと言います。
「四股、摺り足、鉄砲」
これで十分だという意見です。
何百年の歴史の中で経験的に考え出された基本稽古が相撲に一番適した稽古方法だという指摘です。
ジムに行ったりバーベルやダンベルなどを使って鍛えてはダメだ・とまでは言っていませんが、もっと基本稽古で鍛えるべきだという意見です。

朝青龍、白鵬、日馬富士などまでは、そうやって鍛えて横綱になっていました。

基本稽古の繰り返しと継続は地味で苦しいものです。
だから今の力士たちは、ジムだの重りを使った筋トレに逃げてしまうのでしょうね。それで基本稽古の代わりになると誤解しているのだろうと思います。

玉乃井親方は現役時代、千代大海がライバルで父親の師匠に発破をかけられたのだそうです。
「千代大海!1000回鉄砲やってるってよ!」
だからお前もやれ!と言う意味です。
それで玉乃井親方も負けじと1日1000回鉄砲を実行したのだそうです。
ところが、これが大変で手の平に穴は開くは1時間かかるは・で凄く大変なのだそうです。
それをやったから玉乃井親方はあの強い横綱が揃っていた時代に大関になれたのでしょうね。
それほど見た感じ才能がありそうにも見えません。
才能と体格の足りないところを、稽古で補ったと言うことみたいです。

曙、武蔵丸、貴乃花、若乃花の時代は、巡業に行くと若い衆の稽古が一段落すると横綱と大関だけの稽古が始まるのだそうです。横綱と大関が集合して土俵を独占して、横綱と大関だけでバンバン申し合いを繰り返すのだそうです。
関脇以下は、それを土俵下から見て勉強です。

このようなことを全部含めて、今の力士は以前の力士の稽古量の半分程度しか稽古していないそうです。
稽古量を倍にするならそれが出来る体力を身につけなければ、なりません。
おまけに基本稽古(四股、鉄砲、摺り足)の練習が全然足りない。

これでは今の力士が以前の力士と比較して全然弱い理由が納得できました。
稽古場の風景を見ていても四股を踏む力士は見かけます。
熱心に摺り足や鉄砲を繰り返す力士は、余り見ませんね。
やってもお義理程度に見えます。
この辺りは力士自身が再認識するべきですね。
ジムに行ったり重りを使って筋トレしても大した強くなれないと言うことです。
「四股、鉄砲、摺り足」の繰り返しと継続でしか相撲に必要な体力は身に付かない・と言うことを知るべきだと思いました。

『今の力士は、「基本稽古」が全然足りない』
これは誰でも言います。
しかし肝心の力士自身が全然、話を聞いていないみたいです。
玉乃井親方に鉄砲の稽古を教えてもらったら、いいでしょう。1日1000回!
手の平に穴が開いて1時間かかるそうです。
(穴はタコが出来るので大丈夫だそうです・玉乃井パパ)

これから十両に上がろうという幕下以下の力士は、師匠や先輩の言うことをよく理解するべきですね。


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2024大相撲>11月場所、期待の新十両>安青錦(あおにしき)と若碇

2024-10-04 21:16:34 | スポーツ

近年は大型力士が多いです。
しかし、この二人は小柄です。

〇若碇(19歳)
埼玉栄高校~伊勢ノ海部屋
176.1cm117.2kg
前相撲後10場所で十両昇進
〇安青錦(20歳)
安治川部屋
目標とする力士は若隆景
180.0cm 125.0kg
前相撲後6場所で十両昇進
△琴栄峰(21歳)

安青錦と若碇は共に若くて小柄です。
出世も速いですね。
若碇は、二世力士で速くて面白い相撲を期待しています。

安青錦は、多分強くなると思います。前相撲を含めて7場所で新十両になるには、相当強くないと無理です。
(尊富士が、序の口から7場所で新十両に出世しました。)
42戦38勝の強さです。
体は小柄ですからスピードと運動神経が抜群と言うことでしょう。「目標とする力士は若隆景」と言う点も買えます。自分が、どんな相撲を取りたいか、はっきり理解しています。
小柄な力士には、若隆景を目標とする力士は結構いるみたいです。

思い出すのは、千代の富士です。
出世には結構時間がかかりましたが、入幕した時の体重が97~98kg位でした。
千代の富士は、軽量をスピードと力で補いました。
最初のころは、軽量を突かれて結構負けていました。

安青錦の幕下までの圧倒的な強さを見ると、20kg増量した千代の富士のような気がします。
尊富士だってそう体は大きくありません。
184cm 143kg
体の強さと技で勝っています。
見ていると自分の型を持っています。
尊富士も千代の富士に似ている部分があります。

千代の富士は「左前みつ」を取る相撲を考えだしてから抜群に強くなりました。
型は違いますが、尊富士も左下手か左押っつけから攻めます。千代の富士と違うのは、上手を取らないことです。
千代の富士ほどの体の強さがないからだろうと思います。

安青錦が、どんな相撲なのかは知りません。
しかし何か決め手がないと、こう圧倒的には勝てないと思います。

若隆景は強靭な体と強烈な左右の押っつけが武器です。
安青錦が、どんな相撲を見せてくれるか楽しみです。
多分、十両でもそれほど苦労しないと思います。

☆他では、先場所新十両の大青山も楽しみな力士です。
191.7cm 160kgと、こちらは大型です。
『ど迫力!相撲部屋のガチ稽古に密着/臥牙丸が荒汐部屋へ』
https://www.youtube.com/watch?v=8ekXPhK6rOE
ここに幕下の時の大青山の稽古風景が出てきます。
臥牙丸が指摘していたのは、大青山の下半身の大きさです。すぐ幕内に上がるだろうな・と言っていました。

荒汐親方(蒼国来)の指導でいいな・と思ったのは、強くなるための稽古をさせている点です。目先の勝ち負けに拘らず強くなるための稽古をしろと言っています。だから稽古場では投げ技は推奨していません。押して勝て・と言うことです。(突き押しとは意味が違います)

だから大青山が勝ち始めたら強いと思います。
稽古場で勝つための稽古はしていません。
土俵の上で勝つコツを覚えたら、それは相撲の力で勝つのですから強いと思います。
今場所は、十両2場所目で活躍するのではないか・と思います。先場所は後半5連敗しましたが、15日制の土俵に慣れておらずスタミナ切れしたのだろうと思います。
今場所は15日制の土俵に慣れて力を発揮すると思います。
それを除くと10日目までは7勝3敗でした。
残り5日を3勝2敗で乗り切っていたら、10勝5敗です。
それくらいの力は、既にあると思います。

尊富士は、もう1場所十両なのか幕内復帰なのか❓
11月場所は、十両の取り組みも楽しみです。


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2024MLB>地区シリーズ第1戦は、山本由伸が先発に変更

2024-10-04 21:14:59 | MBL & プロ野球

山本由伸が地区シリーズ開幕投手に 当初2戦目予定も13勝のフラーティとローテ順入れ替え
[2024年10月4日8時46分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410040000074.html
『当初は初戦は今季13勝のジャック・フラーティ投手(28)、2戦目が山本の予定だった。決着がつかずにもつれ込めばシリーズ最終戦となる11日(同12日)の第5戦の投手起用を考慮して変更されたという。これにより、山本が中5日、フラーティが中4日での起用が可能となる。右肩腱板(けんばん)損傷から9月中旬に復帰した山本にとっては、疲労回復に余裕が取れる。』

山本由伸、“PO開幕投手”に急転抜擢 編成トップ明言…ダルビッシュとの投げ合いは幻に
10/4(金) 8:14配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8c3cade3e75efcf4894beb4363bc78ecdebd7c

第5戦まで試合がもつれることを想定しての山本由伸の開幕戦起用のようです。
そして、ジャック・フラーティ投手は今シーズンは好調ですが、実績のある投手ではありません。

山本由伸はNYでのヤンキース戦に先発して好投していますし、日本でも実績があります。どちらかと言うと大一番での経験を買ったような気がします。
ジャック・フラーティ投手が第1戦で打ち込まれてしまうと、去年のDバックス戦と同じ流れになります。
今いるドジャースの先発4本柱では、実績のある投手は山本由伸しかいません。他は全部、故障して離脱してしまいました。

☆それから、失礼な話!
大谷翔平擁するドジャースは苦戦?「MLB専門家の81%がパドレスに敗れると予想している」と地元メディア報道!一方で「ド軍には地球上で最高の選手がいる」と期待の声も
2024.10.03
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=86727

☆パドレスやフィリーズには、翔平君がいないことを忘れているんじゃないのか❓
山本由伸が先発して抑えて、翔平君がHRを3本くらい打てばドジャースが勝利するに!決まっているだろ(❓)

ジャッジは外れたら空振りして終わりだけど、翔平君は塁に出さえすれば盗塁して得点チャンスを作ります。
この違いを理解しない向きは「つう」では、ないですね❓
シングルでも四球でも二塁打にしてしまう翔平君の威力を示すべきですね!
ジャッジが、どう頑張ろうと59盗塁は出来ません。
この違いが分からない人がアメリカには大勢いるようです。教えてあげなくちゃね!


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>プレーオフ>今年強かった地区とWシリーズ優勝

2024-10-04 21:14:14 | MBL & プロ野球

メジャーは、2リーグ。1リーグ3地区で構成されています。
やはり地区の強い・弱いはあります。

(1)ア・リーグ
去年弱かった中地区が今年は健闘しました。
ワイルドカードは3枚あります。
もし各地区が平均的に強ければ、これが各地区に1枚づつ配分され各地区2チームがプレーオフに進出します。
大体、毎年そうはなりません。強い地区は2~3チーム出場し、弱い地区は地区優勝チーム1チームしか出場できません。
今年は、中地区が3チーム(優勝1+Wカード2)プレーオフに出場しました。
これは、今年中地区が1番レベルが高かったことを示しています。あくまで平均的にと言う意味です。
次に強かったのが東地区で2強(ヤンキース、オリオールズ)の強さが抜けていました。
オリオールズはチーム再建に成功して去年から強豪チームに変身しました。しかし、プレーオフでは弱く、去年に続いてWカード・シリーズで涙を飲みました。
これは勝ったロイヤルズの大健闘と言えます。
1-0:2-1の僅差での勝ち上がりで10回やって何回こうなるかな❓程度の確率だと思います。
しかし地区で3チームが競い合ったのが良かったと思います。

去年の西地区も最後まで3チームが地区優勝を争い、最後に残ったレンジャーズとアストロズがリーグ優勝決定戦に進出し、リーグ優勝したレンジャーズが、その勢いでWシリーズ優勝を遂げました。
今年も中地区のチームが2チーム、Wカードシリーズを勝ち上がりました。

西地区は今年は、メジャー最弱に近いと思います。優勝したアストロズも他が弱かったから地区優勝できましたが強いから優勝できたわけでは、ありません。アストロズもメンバーが高齢化してチーム力が低下していると思います。これまでは強かったですが、メンバーの高齢化がチーム力の低下を招いたと思います。

単に数字だけ見れば、ヤンキースとオリオールズが強さで抜けているはずですが、その通りにならないところがプレーオフの面白さです。
しかし、オリオールズはチームの強化に成功していますから来年も期待できると思います。
ロイヤルズは、もう少し底上げが出来れば強いチームになれると思います。

(2)ナ・リーグ
今年は、シーズンを通してみると西地区の3チームが強かったと言えます。最後で負けてしまったため地区3位のDバックスは、プレーオフを逃しましたが、Wカード2・3位のブレーブス・メッツと勝率は同率です。直接対決の結果でプレーオフを逃しました。Dバックスは、ずっとWカードの3番手の位置にいました。
これを考えると、今年の最強地区はナ・リーグ西地区だと思います。1位のドジャースの勝率も一番高いです。
だからWカードの1番手(第4シード)のパドレスは強いと言えます。

中地区は去年と同じで1位のブルワーズ以外は弱かったと言えます。3地区優勝チームの中では一番勝率が低いです。これが弱い地区の特徴です。
東地区は地区の強豪のブレーブスが、シーズン前半で沈んでしまい低調な地区争いでした。
後半巻き返して何とかWカードに滑り込みましたが強いとは言えません。
むしろ奇跡の大逆転を2試合連続でやってのけたメッツの方に勢いがあります。
フィリーズは、強豪チームらしくソツなく地区優勝しましたが、バランスが取れているという以外に際立った強さは感じません。

(3)こうして見てくると今年は本命不在と言えます。
プレーオフで勝つことによって勢いを得たチームが優勝すると思います。
穴をあけそうなのは、ア・リーグならロイヤルズです。
中地区優勝のガーデイアンズも期待は出来ます。
ヤンキースと、この2チームの戦いでしょうね❓

ナ・リーグも混沌としています。
少し抜けていると感じるのは、フィリーズとパドレスです。話を混乱させるのが、9月後半にドジャースが絶好調に戻ったことです。
勢いならパドレスで打線が復調して爆発すればドジャースです。フィリーズは、今年は余り強いと思えません。

おそらく「パドレスVSドジャース」の勝者がWシリーズに進出するのでは、ないか・と思います。

そして今年は、ナ・リーグ優位と個人的には考えていますので、Wシリーズ決勝戦は、どのチームが出てもナ・リーグのチームが優勝すると思います。
中立的にみるとWカードシリーズを順当に勝ち上がったパドレスが、リーグ優勝最有力と思います。

しかし、翔平君が爆発!すれば結局ドジャースが優勝すると思います。意外に「ここぞ!」と言うところでテオスカー・ヘルナンデスの一発が流れを作り出すかもしれません。今年は、シーズン後半好調でTヘルナンデスの一発でドジャースが勝った試合が何試合かありました。
9月後半に絶好調になった翔平君と勝負強いTヘルナンデスに期待します。ムーキー・ベッツも今年はやるでしょう。(去年は散々でした、今年はプレッシャーを1番の翔平君が引き受けてくれます)
色々考えると決め手がある分、ドジャースが少し優位かもしれません。打線が不発だと、あ~れ~~~❓


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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