ウクライナ東部ウグレダルにロシア軍が侵入 現地メディア 陥落の恐れ高まる
2024/10/1 09:14
https://www.sankei.com/article/20241001-ZYKT7EG7MZLELPU5B5BU3QRCVQ/
この記事は、かなり驚きました。
軍事ブロガー並みの速報です。
さっき、日記に書いたばかりです。
しかもソースがウクライナの軍事サイトの「DEEP STATE」です。
「DEEP STATE」の主張は、たまにCNNが取り上げることがあります。それ位で日本のマスコミが取り上げることは、ほとんどなかったような気がします。
キエフ政府の広報と相当、内容が違い実際の戦況に近い事を主張するからです。
ウクライナ万歳の岸田前総理の時は、ほとんどありませんでした。
更には、タス通信の報道まで転載しています。
『ドネツク州の親露派武装勢力トップ、プシリン氏は30日、ウクライナ軍がウグレダルに増援部隊を投入したものの、練度が低く、「大部分が投降した」と主張した』
ロシア国防省の報告まで引用しています。
『露国防省は30日、同州トレツク近郊の集落ネレポフカを新たに制圧したと主張した。』
この報道姿勢の変化が、何を意味するのか❓
ほゞ、中立で内容も現状に即していると思います。
本来、日本のマスコミは、このように報道するべきです。
しかし、これまではウクライナ万歳報道一色でした。
もっと、ウクライナ国内で行われている捕虜収容所に強制連行するようなウクライナのむごい徴兵事情。
あるいは、ウクライナ国内にあるキエフ政府(ゼレンスキー)批判、ウクライナ市民の生活苦などを、きちんと報道すれば、今日本国内で見られるウクライナ万歳の世論は変化すると思います。
これまで一方的なウクライナ万歳報道を日本のマスコミが続けてきたのは、何らかの情報統制によるものだと思います。
これに反することを言う政治家や著名人は、非国民扱いされてきました。
何故か、それは止めて中立的なスタンスに変化するのかもしれません。
その理由は、何か❓が、今日の問題です。
岸田前総理の退任に理由があるのかもしれません。
今の日本のウクライナに対する態度は、明らかにおかしいです。
まるで戦前の大政翼賛会と同じように感じます。
ウクライナ万歳!
反対や異論は許さない!
何ですか、これ❓
新総理は石破茂さんです。
石破茂さんは、これまで干され続けてきましたが、自民党の中では外交や国際情勢に通じた「まともな」政治家だと思います。
余りにもバランス感覚を欠いた今の日本政府の外交姿勢に危機感を持っていると思います。
「石破茂さんの外交感覚に合わせて、日本外交を変化させる・と言う考えの表れなのかもしれない」
これは私の勝手な推測であり、ふと思っただけです。
戦前の大政翼賛会的、今の日本の世論形成が良いはずは、ありません。余りにもイビツ過ぎると思います。
「台湾有事は日本有事」
的な主張もまかり通っています。
台湾有事があったとしても日本が中立を保てば、日本有事ではありません。
日本が関与したら、日本有事になります。
選択肢は、二つあります。
これを一つしかないように主張し、その方向に世論誘導するのは、危険すぎないですか❓
そう思うから石破茂さんの外交感覚と常識に期待したいと思います。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
2024.10.1
ロシア軍が3方からヴフレダルに侵入、市内の建物に赤旗と国旗を掲げる
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-enter-vhledal-from-three-sides-raising-red-and-national-flags-on-buildings-in-the-city/
既に東の市街地では市街戦が始まっていましたが、ロシア軍は西と南から市街地に突入し、三方向から市街戦になっているようです。
市街にいるウクライナ軍は、もう脱出も難しく降伏か全滅しかないようです。
この日記で書いた通りです。(再掲載)
『南ドネツク戦線>ロシア軍がヴフレダルVuhledarを包囲した模様<ウクライナ紛争2024/09/28』
航空万能論の最新の戦況図
2024.09.27
包囲される寸前のヴフレダル、ロシア軍が接続道路を物理的に遮断
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/vhledal-on-the-verge-of-being-surrounded-russian-forces-physically-block-access-roads/
これがウクライナ側軍事サイトのDEEP STATEが26日までに把握した戦況図です。図の3枚目。
この図で見ても西側のロシア軍は、1km位まで肉薄しています。迫撃砲でも砲撃できる距離ですから、もう北の開口部への撤退は、無理でしょう。
図では、まだ開口部が開いていますが事実上ロシア軍が包囲したと言えると思います。
Hara Blog
2024年09月27日21:33
ロシア軍がウグレダール上空から投降の呼びかけビラを投下 その文面
https://hara.livedoor.biz/archives/52341594.html
これが、その次の日の記事です。
包囲したロシア軍は、ドローンでビラを散布して投降勧告を行っています。
これは、この戦場に限らずどこでもロシア軍が行う事前投降勧告です。ここ数か月は、勧告に従うウクライナ兵が増えているような話も聞きます。
ほぼ自殺命令のような死守命令を上級司令部が出すからです。
守備部隊の多くは撤退したのではないか・と思いますが、撤退を支援した部隊は、撤退できなかったようです。
X投稿には、投稿したウクライナ兵の動画があります。
資料2:ロシア軍に投降するウグレダール地区のウクライナ軍兵士たち。
pic.twitter.com/23pZJhmpDT
包囲されれば投降しなければ全滅です。
投降するべきだと思います。
今更戦って全滅する意味はありません。
と言うような状況のようで、もう最後の段階に差し掛かっているようです。
結局、ウクライナの参謀本部は援軍は送らず南ドネツク最強の要塞のヴフレダルVuhledarを見殺しにしました。
アウデイーイウカに続いて今年2回目です。
現地部隊を見捨てるウクライナ参謀本部は、現地の将兵の信頼を更に失ったと思います。
こんな事でドネツク州のウクライナ軍が、これまでのように頑強に戦うと考えているなら、それは大間違いだと思います。
ポクロウシクPokrovsk戦線の後半で見られたように、ほとんど戦わずに撤退する部隊が増えると思います。
こんな兵士をゴミとしか考えていないキエフ政府や参謀本部のために死ぬ必要はない・と思います。
もう、ウクライナ兵も戦後に生き残ることを考えるべきでしょう。
戦っても最後は見殺しにされて戦死するばかりです。
昔の太平洋戦争の末期の日本軍にも、しばしば見られたことです。
何とも虚しい気がします。
ここまで兵士の命を粗末にするのか❓
・・・・・・・・・・・(再掲載)終わり・・・
もう投降する兵士は投降し、最後まで抵抗する兵士がいたため総攻撃が開始されました。
残念ながらヴフレダルVuhledarは陥落するでしょう。
その後、どうなるか・・・
『ヴフレダルVuhledarが陥落するとどうなるか❓⇒クラホボKurakhoveが危なくなる<ウクライナ紛争2024/09/26』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/c5070affb5ea8fdc7a2292f444686060
マリンカMar'inkaの西にある南ドネツクの補給の要衝であるクラホボKurakhove方面に進撃すると思います。
次の目標は、ヴフレダルVuhledarの北にあるウクライナ軍の拠点のボホヤヴレンカBohoyavlenkaだと思います。
航空万能論の管理審人が、9月に入ってからのロシア軍の中部ドネツクと南部ドネツクでの拡大した支配地を黄色で示しています。非常に分かりやすく助かります。
戦況図の最後
この図を見ると分かりやすいと思いますが、南の一番下のヴフレダルVuhledarから一番北のポクロウシクPokrovsk手前までロシア軍が占領した地域を線で結んだエリアの占領が、ロシア軍のこれからの目標です。
南ドネツクの方は、ロシア軍の占領地が東に凹んだようになっています。正確にはロシア軍が西に進撃したのですが、この凹みをフラットにする攻撃をすると思います。
やや広域になりますが、突出部を作ってその後凹んだエリアをフラット化するのが、ロシア軍の常套戦術です。
今回も同じようにすると思います。
略図の黄色の部分を見ると、ロシア軍はその動きをしているように見えます。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
アストロズVSタイガース
明日からワイルドカードシリーズが始まります。
※ア・リーグの注目は、菊池雄星のいるアストロズ
後のない一発勝負ですから、1・2戦はエースを起用すると思います。
アフラムバー・バルデス(防御率2.91)15勝7敗
ロネル・ブランコ(防御率2.80)14勝13敗
ハンター・ブラウン(防御率3.49)11勝9敗
ストロズには先発3本柱がいます。
菊池雄星はディビジョンシリーズで登板かもしれません。
あるいは3戦目までもつれ込んだ場合は、3戦目先発の可能性もあります。
菊池雄星は最終登板で2失点(自責点ゼロ)で負けましたが、これは守備と打線の責任で移籍後は、全部好投しました。
多分、第1戦第2戦はアストロズのエースで菊池雄星は、その次だと思います。
ワイルドカードシリーズは2勝で勝ち上がりですが、日程が詰まっているので先発投手を、どこで登板させるかは監督が一番頭を使うところです。
先発投手陣がしっかりしているアストロズが、有利と見ます。こうして先発陣を見ると安定しています。3本柱+菊池雄星はプレーオフ出場チームでは、1番充実しているかもしれません。問題は、今シーズンはヤンキースにボロ負けしていることです。
次がディビジョンシリーズでリーグ優勝チームの勝率2番目のガーディアンズが相手です。
(2)パドレスVSブレーブス
やはり投手陣を軸に安定した戦いを続けてきたパドレスが有利だと思います。
パドレスの先発陣
マイケル・キング(防御率2.95)30試合先発13勝9敗
ディラン・シース(防御率3.47)34試合先発14勝11敗
ジョー・マスグローブ(防御率3.88)19試合先発6勝5敗
マーティン・ペレス(防御率4.53)26試合先発5勝6敗
マット・ウォルドロン(防御率4.91)26試合先発7勝11敗
ランディ・バスケス(防御率4.87)20試合先発4勝7敗
負ければ終わりの戦いですから、勝ち星の順に上から二人が先発するのではないか・と思います。
ダルビッシュが、余ります。そこで・・・
ダルビッシュ、ワイルドカードではひとまず救援待機 勝ち進めばドジャース相手に先発か
[2024年10月1日9時30分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410010000248.html
しかし、ブレーブスも今年の絶対エースをぶつけてくると思います。ところが❓
『ブレーブスPS進出決定もエースのセールは登板回避が濃厚、この日の登板を急きょ回避していた』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410010000338.html
大エースのクリス・セールが、パドレス戦は登板できないようです。
これでパドレスは、優位に立ちました。
2戦で勝ち抜けを決めれば、ダルビッシュを温存できるでしょう。
パドレスが勝ち上がると次はドジャースとの対戦です。
ドジャース戦の初戦にダルビッシュが登板する可能性が高くなりました。
どちらかと言うとリーグ優勝決定戦で見たかった、大谷翔平VSダルビッシュの対決が、ディビジョンシリーズの第1戦で実現しそうです。
どっちも応援したいけど、当然翔平君を応援します。
ダルビッシュ、ごめんね❓
(しかし、ドジャース戦を勝ち上がるとパドレスはWシリーズまで行けるかもしれません。好カードです。)
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b
※①~⑥は、シードの順番
ア・リーグ
(1)の山
③アストロズVS⑥タイガース
次
その勝者VS②ガーデイアンズ
(2)の山
④オリオールズVS⑤ロイヤルズ
次
その勝者VS①ヤンキース
(3)リーグ優勝決定戦
(1)の勝者VS(2)の勝者
勝ったほうがWシリーズ決勝に進出
ナ・リーグ
(1)の山
③ブルワーズVS⑥❓メッツ
次
その勝者VS②フィリーズ
(2)の山
④パドレスVS⑤❓ブレーブス
次
その勝者VS①ドジャース
(3)リーグ優勝決定戦
(1)の勝者VS(2)の勝者
勝ったほうがWシリーズ決勝に進出
❓が、付くのは5~6位が正式には決まっていないからです。⑤❓ブレーブスと⑥❓メッツの2連戦が悪天候のために順延され、どちらかが2連敗した場合は、ワイルドカード4位のダイヤモンドバックスが6位に繰り上がります。
実際には、1勝すればプレーオフ進出が決まるので勝ったほうは、主力を温存したり投手を一番弱い投手を登板させるなどして2戦目を捨てると思います。
だからダイヤモンドバックスの勝ち上がりは、数字上の可能性で実際はないと思います。可能性があるから試合が実施されると言うわけです。
プレーオフが無関係なら試合は、行われません。
その事情を書いた記事
2024.09.30
マジック「1」同士のダブルヘッダーに挑むブレーブスとメッツ。勝てばプレーオフ、連敗すれば脱落の大一番。第1戦はともにエース級を温存
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=86628
※勝ち上がり予想
ア・リーグ
(1)の山はアストロズが有力と判定
(2)の山は、ヤンキース有力と判定
(3)リーグ優勝決定戦は互角、優劣不明
ヤンキースは、アーロン・ジャッシとファン・ソトの出来次第だと思います。この二人が爆発すれば、ヤンキース有利。抑えられると試合巧者のアストロズ有利と見ます。
ナ・リーグ
(1)の山は、実績からフィリーズ有力と判定
(2)の山は、9月後半調子を上げてきたドジャースが有利と判定します。最後のパドレスとの3連戦に勝ち越したのも評価ポイントです。
(3)は、互角と見ておきます。
ドジャースは、投手自陣は弱体ですが先発4枚は一応目途が付きました。クローザーも準備出来ました。中継ぎは相変わらず弱いです。僅差の勝負になると勝てるかどうか分かりません。
ドジャースの評価ポイントは、9月後半から翔平君が絶好調になり、それに釣られてチームも好調です。特に下位打線がチャンスを作って翔平君に打順を回すパターンが出来ました。これは強いです。9月後半勝ち越したのは、このパターンが機能した点が大きいです。
下位打線が2アウトでもランナーを2人塁に出して翔平君に打順を回すことが出来るようになりました。
翔平君も9月後半は、抜群の高い得点圏打率でこれに答えました。
上位打線は、どのチームより強いと思います。
このような点を考え合わせるとドジャースに一番得点確率があると思います。5~8点勝負になったら、ドジャースに分があると思います。
9月の各チームの調子を考えると、意外に9月後半に調子を上げて勝ち星を伸ばしているのはドジャースです。
9月後半に調子を上げてきた点を評価してドジャースは優勝候補一番手にしておきます。
翔平君が絶好調になったのも評価ポイントです。
8月までは、ドジャースはダメだろう・と思っていましたが9月後半は、「行けるんじゃないの❓」と評価が上がりました。
そして最高勝率でプレーオフのホーム開催の権利を獲得したのも評価できます。最初の試合をホームで出来るのは、アドバンテージです。
「まるでフェイク」メッツが劇的勝利でPS進出、米記者ら興奮!MVP候補が逆転2ラン
[2024年10月1日8時31分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410010000113.html
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b