2023・4・6木>東京株式市場
4・5>NY市場
ダウ ▲0.24% 33,482.72 +80.34
ナスダック ▼1.07% 11,996.86 -129.47
S&P500 ▼0.25% 4,090.38 -10.22
東京市場
N225 ▼1.22% 27,472.63 -340.63
トピックス ▼1.14% 1,961.28 -22.56
どうして、こうなるのか?
後付けの理由は、言うのでしょうけれど合理的な根拠はないと思います。為替相場を見ても、NY市場を見てもこれほどに売られる理由は、ありません。
しかし、違う視点から見るとN225で28000の上をさらに買い上がる理由もありません。今年に入ってからの価格形成の中心は短期資金です。だから、買う方が多ければ値段が上がるし、売る方が多ければ値段が下がります。去年よりも、その傾向が強いです。
今回の急騰と急落は、つまり?
ロングが、ショートに買戻しを迫りました。
もし、NYが上昇していればそうなったと思います。
3月の急騰の場面をチャートで見ると良く分かると思います。最後のショートが踏み上げて、そこが目先天井で翌日から、急落しています。
今回は、ショートに28000の上でゴッソリ!ショート玉をため込まれて、それを買い戻させることが出来ませんでした。無理やり買い上げただけですから、遣り損なうと思いっきり!売り叩かれると言うわけです。
これで、今年になって2回、同じケースを見ました。
実は、去年も同じことを数回しています。
今年は、変に保ち合い(もちあい)の期間が長いので流れが、分かりにくくなっていますが、パターンは同じです。流れが分かりにくい分だけ、読みそこなって今年は、私は大分、赤字です。本来、儲けられるケースで全然、儲けていません。流れを読み損なっているからです。
ですから、N225でもトピックスでも日足チャートを見ることをお勧めします。そうすると、去年から大体同じ値動きをしていることが、分かります。その時々で、ピークや目先底は、多少違います。しかし、値動きのパターンは同じであることが見て分かると思います。
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
指数的に安値圏に来れば、ロングの仕込み時です。
指数的に高値圏に来れば、利益確定のチャンスです。
先物であれば、ショートを狙わなければなりません。
今日の東京市場(4月5日について)
ちょっと騙されました。
前回と同じなら、もう一つ上に飛んで終わりの予定でした。
2月9日は、もう一つ上に飛んでいるんですね?
その後、垂直落下でした。
今回は、ショートに踏ませそこなってショートの反撃に会いました。やはり、短期資金が中心ですから値動きが荒いし、力比べになるケースが多いです。
結果、分かったことは28000の上は重いと言うことです。去年、11月~12月にかけてかなり買われましたが28500で行き止まりでした。2月は、週間風速的に28734まで行きましたが、たった1日の命でした。
やはり、レンジに大きな変化はないと思います。
安値に言って下げ渋るのは、おそらく低PBR銘柄に対して東証が改善を要求しています。その影響かなと推測します。それほど、去年と今年で違いがあるとは思えませんが、やたら安値に行くと下げ渋ります。
だから、レンジ的には26000~28000と見て去年と、ほぼ同じと言うことでしょう。今年の方が、27000の上の値動きは強いですが、28000の上の重さは、同じです。チャートの上昇角を見ても急角度です。急上昇して急落する可能性の高いパターンでしょう。
今年になって、2回目です。
28000の上に行ったら利益確定して終わりにしておいた方が、無難なようです。
そして、いったん反落に転じたら途中で押し目買いはしない方が、いいと思います。個別銘柄は、また違うと思いますが、先物は反落に転じると、途中では止まりません。
1月安値が、25660。3月安値が、26630。
この程度の安値は、反落に転じたら考えておくべきです。
仮に、「大台初割れ買い」で明日買われたとします。
それが、長続きする根拠はありません。
むしろ、28000の上の先物売りの多さを考えると、ロング玉があれば、売り場または逃げ場のような気がします。
むしろ、「戻りは売り」を考えた方がいいと思います。
急落の時、押し目買いのタイミングを間違えると500円下くらいには、即持っていかれます。
今年に入ってからは、先物は難しいケースが多いです。
超短期のトレードに徹するか、ある程度ポジションを持つなら、余程タイミングを見ないと上手くいかないと思います。
現物もその点は同じだと思います。
やはり、指数の安値を見てから押し目買いを考えるべきだと思います。今年に入ってから、2回安値を付けています。急落したら、そのどちらか迄は待ちたいところですね・