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「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

メデイアが伝えないウクライナの国内事情とゼレンスキーが戦争を止めない訳<ウクライナ紛争2024・12・11

2025-01-12 08:50:29 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

現代ビジネス 2024・12・11 (塩見俊彦)
『いつまでも戦争を止めないゼレンスキー・・・それは戦争を止めたら追放されるから』

https://gendai.media/articles/-/142960

欧米のメデイアも特定の事柄に関しては、政府のプロパガンダ機関と化しその国の政府に協力します。情報戦争のためにフェイク・ニュースも大々的に拡散します。特に酷さが目立つのは、イギリス系です。これを垂れ流す日本のマスコミの報道は、ほぼプロパガンダとフェイク・ニュースだけになります。
こう書いても信用できない人が、多いと思います。それはマスコミを信用する癖を知らないうちに刷り込まれている(洗脳されている)からです。まず、自分で考えて自分で判断する習慣がありません。
これは、徳川時代からの為政者の政策によるところが大きいと思います。
例えば、欧米各国の国民の新聞やテレビの信頼度をアンケート調査した数字があります。
軒並み信頼度は20%~30%程度が多いです。メデイアは、嘘をつくと言うことを経験的に知っているのだろうと思います。
これが、日本では60%程度に跳ね上がります。

今、アメリカの「民主的」なメデイアを見ると、それが良く分かります。
ほとんど米民主党のプロパガンダ機関です。保守系のメデイアは、共和党のプロパガンダ機関です。
一定の事柄に関しては、中国やロシアのメデイアと全く同じです。

では、日本語で書かれたまともな記事は、どこで探せるか❓
私が質が良いと考えるのは、経済系週刊誌です。ここには、中立の立場の学者や評論家などの投稿があります。
読んで参考になる情報は、これ以外では見たことがありません。
現代ビジネスも私が、よく読むサイトです。ただし書く人により「御用筋」の人もいますし、極端な人もいます。
だから、その辺りを読み分ける読解力が必要です。それが、あれば役に立つ情報を探せると思います。

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前置きが長くなりましたが本題です。
(1)筆者は、ウクライナの国内の政情について書いています。
脱走兵の急激な増加や強制連行的な徴兵についても書いています。
「ストラナー・ウクライナ」
<ゼレンスキーのチームに反対するサークルの活動が急激に増大している>
このような動きを「戒厳令」を連発することで抑えています。
しかし、野党勢力はゼレンスキー批判を活発化しています。
そして、選挙が行われると仮定して勝者を予測しています。
支持が大きいのは、前最高司令官のザルジニーです。

(2)ゼレンスキーが戦争を終わらせない理由を書いています。
そもそもゼレンスキーの大統領任期は5月20日で満了しています。
(国会議員も同じです。本来なら2023年秋に総選挙が行われるスケジュールです)
つまり、ウクライナでは国会議員も大統領も任期が満了していて、本来なら選挙を行う必要があります。
選挙をやれば負ける可能性の高いゼレンスキーは、戒厳令と戦争中を理由に選挙を中止したままです。
そもそもウクライナ紛争自体が、低支持率に喘いでいた戦争前のゼレンスキーが支持率回復のために招き寄せたと主張する識者もいます。
選挙をやって負ければ、ゼレンスキー・一派は確実に戦争の責任を追及されます。
更には、キエフ政府の情報統制問題にも触れています。

これらの事情が、ゼレンスキーが戦争を止めない主な理由です。
何故、NATO即時加盟を要求するか❓
戦争継続中は、NATOが即時加盟を絶対に認めないからです。
戦後のウクライナの安全が保障されないことを、戦争継続の理由にするようになりました。
ここから見えてくることは、ゼレンスキーが考えているのは自分の保身だけであり、国としてのウクライナもウクライナ国民のことも無視しています。この理屈に従えば、ウクライナは永遠にロシアとの戦争を続けなければ、なりません。

(3)他にも書いていますが大雑把に筆者は、このような内容を投稿しています。
どうでしょう❓
これも一つの見解です。
「ウクライナ絶対正義=ロシア絶対極悪」が日本のマスコミの不変のスタンスです。
新聞やテレビが、現代ビジネスのような報道をすることはありません。
日本政府の公式見解を垂れ流しているからです。
本当に、もう少し自分で考えて欲しいと思います。

(4)このような事を知るならば、なぜウクライナ国民が不正手段を使って、あるいは命がけでウクライナ国外に逃亡するか分かると思います。あるいは、戦争に進んで参加するウクライナ国民はほとんどいない理由もわかると思います。今年、逃亡の罪で起訴されたウクライナ兵は6万人だそうです。野党議員によると戦争後のトータルの数字は20万人かもしれないとのコメントもあります。
普通にこれを見るなら、ウクライナ国民で戦争継続を望んでいるのは、ほんの一部でしょう。
西ウクライナの過激民族主義者や暴力極右だけです。それ以外の国民は、戦争終結を望んでいると思います。
ウクライナ国内でそれを言えば、反逆罪で逮捕起訴されると思います。

AFPBB
2024年12月10日
『ウクライナ脱出の男性 厳寒のルーマニア山岳地帯で子猫とともに救助 ぬくもりが命救う』

リンクは産経新聞

https://www.sankei.com/article/20241210-XQQWW3IU7FCFBJYQT33HCPR4VM/
※男性は発見されたとき、低体温症で死にかけていました。しかし置き去りにするのを不憫に思い子猫を懐に入れての逃避行でした。その子猫のわずかな体温が男性を死から救ったという話です。こうまでしてウクライナから逃亡する理由は、何なのか❓

 

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


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