「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2022年9月6日ウクライナ紛争>ロシア軍に不足しているもの

2023-04-04 12:16:17 | ウクライナ紛争

開戦以来、6か月以上経過するのに毎日、砲弾やロケット弾を撃ちまくっています。砲弾など1日何万発の量です。
流石、NATOとの地上戦に備えて備蓄されていた旧ソ連の備蓄量は、膨大であると感心していました。
だから、今のロシア軍は旧ソ連時代の武器と備蓄で戦争しています。

ところが?どうやら膨大な備蓄も底を尽きつつあるようです。自国では生産できないので、ついに輸入をするようです。地対空ミサイルS300用高射砲も数が足りないようでシリアに配備していた分を持ち帰ったようです。

ロシア、北朝鮮からロケット弾大量購入の手続き 米当局者
2022.09.06 Tue posted at 18:45 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35192877.html
ロシアがイラン製ドローン調達、ウクライナで使用の見通し 米当局者
2022.08.30 Tue posted at 17:04 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35192528.html
ロシア、地対空ミサイルS300用高射砲をシリアから輸送 クリミアの防空網強化か
2022年8月30日(火)09時43分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/08/s300.php

北朝鮮から、砲弾やロケット弾。
イランからは、軍用ドローン。
これすらロシア国内では、製造できないようです。

ところが、それを見越したアメリカ軍は?
【動画】アメリカがウクライナに新たに供与する兵器「バンパイア」とは
What Is VAMPIRE? U.S. Gives Ukraine Weapons System for Shooting Down Drones
2022年8月29日(月)14時31分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/08/post-99488.php

ドローンなど小型の飛行物体迎撃用の、簡単に言うと超小型の対空ミサイル発射システムです。普通のピックアップトラックで運べる、超小型の兵器です。
写真
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2022/08/220829VAMPIRE-thumb-720xauto-502623.png

ああすれば、こうされる。
どう見ても、アメリカ軍の方がロシア軍より賢いです。
(より正確に言うとアメリカ軍は実戦経験豊富でそれに裏打ちされた知識とノウハウがあります。一方、ロシア軍は?「バカの極み!」と言うしかありません)
兵器も最新型のが多いですしね。
ロシアは、毎日装備や兵器を失います。
ウクライナには、毎日西側の兵器や装備、砲弾・ロケット弾が支援され届きます。

更には、ロシアのミサイルには特殊飛行するのも時々混じってます。時々、話題になっています。
ロシア軍がミサイル発射「大失敗」、ロシア国内の住宅地に着弾する瞬間の映像
2022年9月2日(金)17時43分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/09/post-99528.php

更には、兵員不足は深刻です。
かなり損害を受け、また逃亡兵も万単位でいるようです。
新規でやってくるのは、犯罪者とか食い詰め者です。高齢者とかね。要は、兵士として不適格なのばっかりかき集めて、送り込んでいるようです。

まともな若者は、ウクライナでの実情を知り徴兵回避したり拒否したりしているようです。除隊したりウクライナ戦線への派遣を拒否する兵士や国家親衛隊員もかなりいるようです。

今、ウクライナにいるロシア兵の数はロシア軍も分からないと思います。損害の実際の数字など出先でごまかして本部に報告していないでしょう。本当のことを報告すると、良くて降格・移転、下手すると罰せられると思います。だから、本当の数字を報告しない。全部、それをやるから本部は、全く実数が把握できないという悪循環が起きているようです。

そのような事情で、ウクライナにどれだけのロシア兵がいるのかは、全ての関係者にとって把握不能だと思います。戦術大隊は500人規模で構成されます。30人しかいなかったと言うような笑えない部隊もあるようです。
推測では、11万人くらいいるのではないかと西側の情報筋は分析しているようです。

最初の動員数が19万人と推測されています。
西側の推測では、このうち逃亡・死亡・負傷などで8万人くらい減っていると考えられています。補充は、ほとんどできていないから、11万人くらいだろうと言う、実にアバウトな数字です。

ロシア軍、「深刻な」人員不足に直面 米当局者
2022.09.01 Thu posted at 11:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35192628.html

こんな調子で、どうやって戦争を継続するのか他人事ながら心配です(本当は、嬉しいです)。

ウクライナが南部と東部で一部の村を解放したそうです。
ウクライナ軍は、徐々に攻勢を強めつつありますが、積極的に地上戦を挑んで接近戦をするような戦術は、取っていないと思います。補給を断って、日干しにする作戦です。

だから逃げ出したロシア軍は、弾丸や砲弾がなくなって逃げ出したんだと思います。燃料のあるうちに逃げないと徒歩で逃げないとならなくなります。
特に、ドニプロ川西岸のロシア軍は、補給が断たれていますから、在庫限りの砲弾を打ち尽くしたら、ウクライナの砲兵部隊の餌食になるだけです。逃げるしかありません。
冬になる前に、ドニプロ川東岸に逃げた方がいいと思います。東岸まで逃げ延びたらロシア本国が、より近くなる。運が良ければ、ロシアに逃げ帰ることが出来るかもしれません。
敵前逃亡は、軍の法廷で懲役8年だそうです。
殺されるよりましでしょ。

冬になれば、何度も書いた通りロシア軍は、ウクライナ軍ではなく、冬将軍に殺されますよ。冬用の装備や衣服など届くはずが、ないんですから・・・

この点について言及した記事やニュースは、皆無です。
冬の恐ろしさを知らない人間が記事やニュースを報道しているのでしょう。零下30度~40度になる地域で冬に軍事活動するのには、それなりの装備と衣服が必要です。暖房用の燃料も不可欠です。食料もね。それを支給・補給できなければ、全員凍傷か凍死です。餓死もあるかもしれません。免疫力が落ちますから冬の流行病も流行るでしょう。

一般的な推測では、長期戦は来年にも及ぶそうです。
でも?冬を越せなければ?
来年は、ウクライナ東部の元々の反ウクライナ独立組織の支配地域とクリミア半島のロシア軍くらいしか、残らないと思います。
古い時代のフランス・ナポレオン軍はどうなったか?
ナチス・ドイツ軍は、どうなったか?
今度は、プーチン・ロシア軍がそうなると思います。
あくまで、私個人の推測に過ぎませんが?
専門家は、誰一人そう言っていませんからね?

赤十字
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



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