「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争が招き寄せたこと(アメリカ外交の失敗)<2023.11.23

2023-11-25 01:42:54 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

アメリカ外交の大失敗と言えると思います。
ウクライナ紛争は、アメリカがロシア潰しを狙ってロシアを追い込んで暴発させた面が大きいと思います。NATOもグルになって上手く行きそうな部分もありました。ウクライナに戦争をさせて西側全体で強力な経済封鎖を発動し、一気にロシアを潰しにかかりました。
それが、ほぼ失敗したのは既に書いた通りです。強力な経済封鎖は逆効果を生み出してヨーロッパの小国を苦しめています。

それ以外には、反米国家の団結を強めました。北朝鮮とイランです。アメリカはロシアに軍事支援しないように脅しましたが、脅しは効果がなく最近では逆に大っぴらに支援んが拡大しています。
ロシアにしてもアメリカと完全手切れならアメリカに配慮する必要がなくなりました。ロシアと北朝鮮とイランは互いに有利な条件でバーター取引をしています。ガザ問題で世界にダブル・スタンダードを証明した欧米は、それを非難する事すら出来ません。
3か国は、お互いに必要な物や技術をバーターで取引する関係が出来ました。

『イラン、ロシアに弾道ミサイル提供検討の可能性=米政府高官』
2023年11月22日午前 6:55 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/TZLBQDIZBFOODKJ3HIVZTUJWH4-2023-11-21/

『北朝鮮、「軍事偵察衛星」の打ち上げに成功と発表 沖縄上空通過で一時避難呼びかけ』
2023年11月22日
https://www.bbc.com/japanese/67493387

北朝鮮が大量の砲弾や武器の提供と引き換えにロシアから手に入れた軍事技術の一つが、偵察衛星の打ち上げの成功です。何かの技術がほんの少しだけ不足していたのでしょうね❓

イランも必要な軍事技術を手に入れるでしょう。

アメリカが引き起こしたウクライナ紛争は、反アメリカ3か国の団結を引き起こし、それぞれの武器の提供や軍事技術の改革をもたらしつつあります。
アメリカと完全手切れの3か国は、アメリカに遠慮する必要は、全くありません。今後も関係を強化するでしょう。それで、アメリカに何かメリットがあったのか❓
ないですね❓

結果として言うならば、アメリカはロシアと付かず離れずの関係を維持するべきでした。そうしていれば、こうはならなかったと思います。気軽にロシア潰しを、やろうとしたためこうなりました。

しかも最悪なことに、ロシアは今のところ潰れる気配はありません。
むしろ、ウクライナの方が早晩潰れそうですね❓

一体、何のために何をしているのか意味不明なアメリカ外交です。バイデンさんの年齢を考えると、頭の中が少し困ったことになっている可能性もありますね❓

どう見ても西側が大丈夫でなさそうなウクライナ紛争の成り行きです。
後の始末は、誰がする❓



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