「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(中国)EV車の保険料が高騰⇒EV車が普及したため<2024.3.7

2024-03-07 20:41:04 | 中国と東アジア

EV車の保険料が高騰…どうして? 新エネルギー車が普及する中国 ドライバー負担に直結する「特有の事情」
2024年3月6日 17時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/313207

皮肉にもEV車が普及したため事故費用が保険料を引き上げました。
「エンジンは修理できるが、電池や電子制御部品は壊れると交換しかできず、高騰の原因となっている」
記事では「交換」と書いていますが、実際は電池が傷つくと廃車のようです。電池に損傷があると交換するしかなく電池の費用が車両価格の多くを占めるため交換するより廃車にした方が結果として安上がりだからです。

日本ではEV車の普及が少ないからそれほど保険料には影響していませんが、普及が増えるほど保険料は上がっていきます。

結局、事故はEV車であろうとガソリン車であろうと起きます。事故比率が同じだと事故即廃車のケースが多いEV車の保険料をかなり割高に設定せざるを得ないことが理由です。

更には、リチウム電池の再利用の方法も確立されていません。
『進まぬリチウムイオン電池のリサイクル』
2023年03月31日 15時00分 公開
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2303/31/news173.html
『普及するだけじゃ無責任! 日産以外は遅れてる! EVに必須の「リチウムイオン電池」のリサイクル問題の現状』
2023/11/2(木) 13:10配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fcac15a380f169bd1f5486ac4a1d2f7ae1c5977

電気自動車には、メリットもありますし大きなデメリットもあります。電気自動車を主要な規格にするために大きなデメリットを無視してきました。
そのツケは、ユーザーや環境に跳ね返ってきます。
電気自動車を主要な規格にしたのは、ヨーロッパです。
ハイブリッド技術で日本に完敗したからです。
中国が製造が簡単な電気自動車を採用したので台数としては爆発的に増えました。

ヨーロッパが日本に勝つために電気自動車を主要な規格にしたのに中国メーカーにほとんどシェアを食われてしまいました。他にはテスラですね。

電気自動車が急に主要な規格になったのには、こんな裏事情があります。環境に優しいというのは単なる表向きの理由にすぎません。

で❓美味しいところを中国の自動車メーカーが先食いして、そのツケが中国のユーザーに来ていると言うわけです。世の中に「全部いい!」事は余りありません・・・


※関連記事目次
項目「中国と東アジア」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f1f533ed01e2ff185e6b598bf5010540



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