米国やゼレンスキー氏に偏る論調を指摘「終結に向け別の視点も重要」 ウクライナ戦争を元外交官・孫崎享さんが読み解く
2023/08/12/ 07:30
https://dot.asahi.com/articles/-/198200?page=1
この中で安倍元総理の発言を取り上げています。
2023年2月27日のテレビ番組での発言だそうです。
『「プーチンの意図は、NATO(北大西洋条約機構)がウクライナに拡大することを許さない、そして東部2州(ドネツク、ルハンスク州)で言えば、かつてコソボが独立した際にも西側が擁護したではないか、という論理をプーチンは使おうとしている。プーチンは領土的野心ではなく、ロシアの防衛、安全の確保という観点から行動を起こしている」・・・ロシア側にもそれなりに「理解しうる理由」がある』
このような趣旨の発言をしたそうです。
更に2022年5月の英エコノミスト誌の取材に以下のコメントを出したようです。
『ゼレンスキーがNATOに加盟しない、東部2州に自治権を与えると言っていればロシアの侵攻はなかった』
安倍元総理は日本の歴代の総理の中でも外交に優れ、プーチン氏ともコネクションがあります。それなりにプーチン氏を知っていたと思います。
指摘したい点は、二つあります。
①プーチン氏の意図は、領土的野心ではなくウクライナのNATO加盟を許さない。
②ゼレンスキー氏の対応次第では、ロシアの軍事侵攻は回避できた。
ロシアの開戦後、このような認識はかき消されました。
徹底的なプーチン人格否定とロシアの領土拡大の野望とロシア極悪キャンペーンで、あっと言う間に埋め尽くされた印象があります。そして名優ゼレンスキー氏の感動的な演説に世界は、酔いしれました。
ロシアがウクライナ軍事侵攻を決断したのは、逆に言うとアメリとウクライナが、決断するようにそそのかしたとも言えます。開戦を回避しませんでした。
予めロシア極悪&プーチン異常人格キャンペーンを準備して、開戦と同時に巻き散らかしました。ロシアの軍事侵攻はその部分だけ切り取ると褒められたものでは、ありませんから非常に効果的でした。
これらを考えあわせるならアメリカはロシアに軍事侵攻をさせて、理由を作りロシアを叩きのめそうとした様に見えます。ゼレンスキー氏は、それに便乗したと言うことです。
ハマス問題にも同じ部分が見られます。一つの場面を切り取ってイスラエル正義、ハマス残虐・極悪の絵を作ろうとします。ハマス問題の場合は、そもそもイスラエル極悪が知れ渡っていますから、ほとんど効果はありませんでした。今でもイスラエルがどんな残虐な目にあったかキャンペーンを繰り返しています。
ガザ市民がどんなに残虐な扱いを受けているかは、ほぼ無視しています。良心的なメデイアが遥かに小さく取り上げています。
ハマス問題にもウクライナ紛争にも私が類似したうさん臭さを感じたのは、これが理由でした。
それまでは、私も大々的なキャンペーンで胡麻化されてウクライナ紛争ではウクライナが正しいと思っていました。
おそらく今のウクライナ政府は親アメリカ派の極右や過激民族主義者が実権を握っているのではないかと思います。そういう人たちがゼレンスキーを操って戦争を始めたのだろうと思います。
民主主義的な人間など誰一人いなかったのではないかと思います。親ロ派は徹底的に追放されましたしね?民主主義は少数意見も重視するのでしたよね?
笑えるでしょう?そんな連中が?
『世界の民主主義と自由のために戦っています!』
どこにそんなものが、あるのか❓
いい加減世界も気が付くべきです。
極右だ民族主義者が国を乗っ取って戦争遂行しているような国を支持したり支援することは、正しくないと思います。ロシアも悪ですがロシアの言い分はあります。回避できた戦争を回避せず、ウクライナ国民を戦争に放り込んだゼレンスキー一味は、極悪であると言えます。
ウクライナへの武器供与停止 スロバキアが正式表明、人道支援は継続
2023年10月26日19時18分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102601031&g=int
ポーランドも新規の武器援助は中止しました。段々、内情が分かってくるとこのような国が増えると思います。
アメリカは、戦争を唆したのだからウクライナを支援すれば、いいと思います。それ以外の国々は、止めるべきだと思います。支援する必要など、どこにもないと思います。