NYタイムスについて以前、ロシアに利するメデイアだと書きました。ウクライナ絶対支持の立場から見るとそうなるからです。明らかにウクライナに不利な報道をいくつか見ました。
しかし、最近ウクライナ紛争について疑問を持つようになりました。その大きなきっかけは、ゼレンスキー大統領のハマス問題に対する余りにも一方的な見解に疑問を持ちました。ほぼイスラエルの過激民族主義者と同じだったからです。
それはゼレンスキー大統領がウクライナの過激民族主義者であるか、過激民族主義者のグループに担がれている可能性を示唆しているからです。
そこで歴史から最近のウクライナの政治とロシアの関与と関係について少し調べてみました。ゼレンスキー氏のきれいなプロパガンダとは、およそ違っていました。
どっちもどっちだな!と思いました。
そうなるとウクライナに不利な情報を記事にしたNYタイムスの評価も違っています。中立の立場から事実を記事にしていたら?
そう考えて、記事を探してみると色々魑魅魍魎の世界が出てきました。
例えば、ガスパイプラインのノルドストリーム爆破事件です。犯人はいまだ不明です。NYタイムスは、ウクライナの関係者の関与を指摘した記事を掲載していました。
これは謎です。謎のある場合は、それで誰が得をするのかを一応考えます。
ロシアもウクライナも得をしません。
そもそもこのパイプラインは、ドイツとロシアの共有財産です。建設には巨額の費用が投資されました。ノルドストリーム1の方は稼働中で、これを爆破してしまうとロシアはガスを送る手段を失います。だからロシアが関与している疑いは、最も低くなります。
ウクライナは、どうか?
もしこの爆破事件にウクライナが関与して、それが表ざたになったらウクライナは、一気に信用を失います。ドイツとは国交断絶もありうるかもしれません。ロシアと戦争をしている中では、最悪のリアクションを招きます。まず、しないでしょうね?
こうして考えると一番怪しそうな2か国は、可能性がほとんどなくなります。
誰が得をしたか?
ノルウエーとアメリカです。ヨーロッパに液化天然ガスを大量供給し始めました。ロシア産のガスと置き換わりました。パイプラインが完全に破壊された以上、ノルウエーとアメリカの液化天然ガス供給は、将来的にも続くと思います。
証拠は全くありませんから犯人は不明です。
しかし大きな利益を得るようになったのは、アメリカとノルウエーであることは、事実です。
後は、皆さんがご自分でお考え下さい。
※関連記事
2023.03.15
『「ロシアー欧州パイプライン」を破壊したのは“アメリカ”なのか!?ウクライナ戦争最大のミステリーにバイデンが焦る「ヤバすぎる事情」』
https://gendai.media/articles/-/107420
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『ウクライナ戦争のウラに「CIAの工作」があっただと…?
にわかに信憑性を増す「アメリカ陰謀説」の深層と「国際政治」のヤバすぎる現実』
https://gendai.media/articles/-/107421
※各国情報機関の活動を書いた記事です。
『ウクライナ「強さ」の秘密:劇的に変貌した情報機関と軍隊』
2022年4月21日
https://www.fsight.jp/articles/-/48806
『米情報機関がロシアの機先制す:「ウクライナ」でプーチンに警告したCIA長官』
2023年7月21日
https://www.fsight.jp/articles/-/49920
※裏側で様々な活動や工作を展開しているのは、分かります。エグイと言うのか?エゲツナイと言うのか?
ウクライナ紛争が、表のきれいなプロパガンダとは、別のものだとは分かります。
西側のマスコミを総動員して、そのキレイなプロパガンダを、セッセと拡散して売り込んだわけです。
※このように考えるようになった理由は、ゼレンスキー大統領のハマス問題の発言を聞いて、「きれいなプロパガンダ」とは、全く異なる過激民族主義者との同一性を見たからです。
※嘘をついたって、どこかでバレます。
バレたら、私は徹底的に追求します。
これまで騙されて私も日記に嘘八百を書いてきました。
それを、これから順次訂正していかなければなりません。
嘘をついて他人を騙した罪は重いです。
騙された人は、完全に敵に回ります。
嘘は、いかんよ❓