「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ロシア軍が過大戦果報告する理由とアメリカの長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の供与<ウクライナ紛争2023年9月

2023-09-14 17:32:48 | ウクライナ紛争

(1)
『実物そっくりでも安上がり、ウクライナがロシアに破壊させたい囮兵器たち』
2023.09.12 Tue posted at 18:01 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208981.html

一つにはロシア軍の一線級のパイロットの多くは去年戦死しています。だから訓練不十分な未熟なパイロットが配属されているケースが多いと思います。そうでなくてもロシア軍の訓練不足は、全ての兵科に共通する欠点です。去年からそもそも訓練中に墜落する事故が多数、確認されています。一番ひどかったのは、間違えて夜間にベルゴロド州を爆撃した戦闘機までいました。

つまり、そこに加えてウクライナ軍も武器のダミーを多数作り本物のように配備しているようです。未熟でなくてもそれを本物と誤解して攻撃するケースは多数あると思います。ウクライナ軍としては、そうして少しでも爆弾やミサイルを消費させたいわけです。そして1回攻撃した戦闘機や攻撃ヘリは、その後すぐ帰還しますから本物の被害が減るというわけです。

パイロットが未熟であればそれを本物を撃破したと誤解するケースもあるでしょうし、映像も残ると思います。だからダミーを破壊した分を本物に数えてしまうのであろうと思います。それに加えてロシア軍特有の上司への(ゴマすりの)過大戦果報告の傾向があります。

両方合わせて相当実数より多い戦果が、上がってしまうのであろうと思います。ウクライナ軍が保有する西側の戦車は、ロシア国防省の発表によると全部破壊されているはずです。その後の戦果発表もあると思いますから、合計するとロシア軍は西側から供与された台数以上の戦車を破壊してしまいました。ポーランド領まで行ってポーランドの戦車まで破壊しないと数が足りません。

(2)アメリカの長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」
『ウクライナへの長距離ミサイル供与、バイデン氏が近く最終決定下す見通し 情報筋』
2023.09.12 Tue posted at 09:50 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35208957.html

バイデン大統領がウクライナに強力な攻撃兵器の供与の決断を渋る理由は、今となっては謎と言うしかありません。結果は、後出しジャンケンのように供与を決めます。
長距離ミサイルなどイギリスは、5月に供与を即決し、即座に供与しました。春の反撃作戦に効果があるに決まっているからです。その後、フランスも追随しました。

ペンタゴンは供与を推奨していたようです。
例によって悩み多きバイデン大統領は供与を決断できず、やっと具体的に検討しているようです。検討したところで結論は、供与するかしないか決めるしかありません。

「会議は踊る」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AF%E8%B8%8A%E3%82%8B
この言葉を思い出してしまいます。
遅れても、やがては後出しジャンケンで進むだけ?
「1814年のウィーン会議」よりは、マシかもしれません。

なんだか「アレ」を心配しています。
年寄りには、何かを決めるのに散々逡巡して・・
最後にもったいつけて決める人がいます。

ご老体の「アレ」じゃ?ないんだろうな?
最近、段々ウクライナ戦争の行方が心配になってきました。それでも最後は、ウクライナが勝利するのであろうと思います。

ロシアの方も似たぐらいにヨレているからです。
思考停止状態の自分だけの世界に行ってしまった人といい勝負かもしれません。誰とは、言いませんけれど・・・・

プ◎◎◎とかバ◎◎◎とか!言ってませんよ?



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