これは現時点の数字であり、今後変化します。
春先の試合数の少ない段階での数字ですから、シーズン通してではかなり変わってきます。
あくまで開幕後の調子と言うことです。
<今シーズン優れている数字>
安打数20 スミスと1位タイ
二塁打8 1位
塁打数39 ベッツと1位タイ
☆これは全部ドジャーズの選手です。ドジャーズは打ちまくって勝っていることが、分かります。
<今シーズン不振な数字>
得点圏打率.077
四球4 1位ベッツ16
出塁率.369 1位ベッツ.530
☆得点圏打率が極端に低いです。だから2番を打っているのにヒット数と打率の割には、打点が少ないです。無駄打ちが多いという現状を示しています。翔平君のところで打線が切れています。
四球も少ないです。その分、出塁率も低いです。
去年は四球はリーグ・トップのレベルでした。
出塁率も4割を超えていて去年は1位でシーズンを終えました。
ヒットは確かに打っていますが無駄打ちが多く、ボールストライクの見極めが出来ていません。
去年はボールストライクの見極めが出来ていたから全体的に指標の数字がリーグのトップレベルでした。
翔平君が打者として本当の意味でブレイクしたのは、去年です。それ以前は、ホームランは多いけれど荒っぽい内容でした。それが大きく変わったのが、ボールストライクの見極めが出来きるようになった点です。それとセンターからレフト方向にボールに逆らわずに素直に広角に打ち分ける打撃です。
今年、打っている割には勝利への貢献度が低いのは、このような理由によります。ボールストライクの見極めが一番大事でしょうね❓
これが出来るようになると四球も増えて出塁率が上がります。結果としてOPSも上がります。
そして外角の球を無理に引っ張ら無くなれば、ホームランや長打の数も増えますし得点圏打率も上がると思います。それは結果として打点を増やします。
並の強打者なら今くらいでも「良くやった!」の世界ですが、翔平君は「ウルトラ!」の世界ですから全然数字的に足りません。
それが結果として勝利への貢献度を低くしています。
過去のメジャーを代表するような強打者は、軒並み高いOPSを示しています。
ベーブ・ルース
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9
メジャー通算22年 生涯OPS1.164(歴代1位)
最高OPS 1920年1.382
☆翔平君に目指してほしいのは、この数字です。
OPSの高い選手は、チームの勝利への貢献度の高い選手です。ベーブ・ルースはホームランを打った数もすごいですが、OPSからするとチームの勝利に最も貢献した選手です。むしろ私は、このOPSの方を評価します。
だから❓
ベーブ・ルースはメジャー史上最強打者です。
(パワーだけではこれは出来ません。最高の技術を併せ持っていたから可能だったと思います。)
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