きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

ヤンニョム

2021-08-28 12:51:15 | 韓国料理

韓国料理が美味で栄養豊富な秘訣はヤンニョム!

ヤンニョムは漢字で「薬念」と書き、
食が薬になるという「薬食同源」の思想に基づいている。
そして、韓国料理の味付けに使う調味料や薬味を混ぜ合わせて作る、
合わせ調味料のタレのことをいう。
焼き肉などに下味をつけるほか、ナムルやプルコギ、スープ、鍋など
何でもよく合う万能アイテムだ。

材料の「豆発酵食品」は重要である。
豆味噌麹を発酵させてできる汁はカンジャン(醤油)、
固形物はテンジャン(味噌)、
唐辛子を加え発酵させたものがコチュジャンになる。
調味料は上記3品と塩、コショウ、塩、砂糖などがある。
コクや香りを与える薬味のニンニク、シヨウガ、ネギ、
唐辛子は欠かせない。
その他、ゴマ油、エゴマ油や塩辛類、果物がある。
これらを材料や調理法に合わせて配合したものが
「ヤンニョム」と呼ばれるものだ。
韓国料理の魅力的な味と栄養の秘訣は、ここにあったのだ。
冷蔵庫で熟成されると、より一層味が馴染み美味しくなる。

ヤンニョムといえばヤンニョムチキンが浮かんだ。
フライドチキンはアメリカや日本でも大人気、韓国もストリートフード、
ファストフード感覚で手軽に食べられて多くの人に好かれているようだ。

大ヒットした韓国ドラマ『愛の不時着』の登場人物も
フライドチキンをよく食べている。話の内容は見て楽しんで頂きたい。

ヤンニョムチキンの作り方は、まず鶏肉を一口大に切り
塩コショウしておく。片栗粉を多めにまぶし、油でゆっくり揚げる。
コチュジャンと酒、醤油、はちみつ、にんにくのすりおろしで
ヤンニョムを作る。
フライパンでヤンニョムを温め、唐揚げとしっかり絡めたら
美味しいピリ辛チキンの出来上がりだ。

カンジャンチキンも作ってみた。
こちらは鶏肉に片栗粉を薄めにまぶし揚げる。
醤油とみりん、はちみつ、ブラックペッパー、
みじん切りのニンニクの甘辛ヤンニョムを温め、唐揚げと絡める。
ゴマやナッツをふりかけると香ばしい。

ヤンニョムチキンとカンジャンチキンは、ビールのおつまみに
抜群の相性で、体がとても温まるし食欲増進してくせになる美味しさだ。
買ってきた唐揚げにヤンニョムを絡めるだけでもオッケー。
ぜひ、ヤンニョムチキンをお勧めしたい。


ヤンニョムと言えば、甘辛いタレって言う意味だと思ってました。
食が薬になるという「薬食同源」の思想から来ているタレだったのね。
我が家の唐揚げは、最近は塩麹味です。
これも日本の「薬念」と言えるかもね・・・・発酵食品だから・・・