松大かわティ ブログ

松本大学の学生からの質問回答です。心理学、発達心理学、生徒指導概論、教育相談の受講生の皆さんからです・

質問と回答:20160706 心理学 「折れない自信をつくるシンプルな習慣」前半レポートから

2016-07-08 10:46:49 | 日記

1. ダイエットを始めても、結局意志が弱く、必要以上に食べてしまいます。一度決めたことをやり遂げる方法はありますか。
  答:なんだろう。一度決めて、やり遂げるというわけではないのですが、その目標への動機づけが、生理的な欲求くらい強いなら、できると思います。例えば、食べることや寝ることは必ずやります。でも、そうでない限り、結局、やり遂げられないのは、目標に無理があるような気がします。それを解消するためには、目標を決めるときに、少し頑張ればできるような目標をを積み重ねてゆき、徐々に増やしてゆくのがいいと思います。例えば、私も、毎日、朝の体操をしているのですが、始めは3分くらいで、できることを、とりあえず、一か月くらいやって4分、5分、と少しずつメニューを増やしていきました。現在は、15分くらい運動をしています。結局、やり遂げられないのは、大変すぎるからではないかと思います。


2. 質問川島先生は折れない自信をっくるための習慣は何かありますか?
  答:うーん。私も、結構、折れるからなあ。私は、折れるなら折れて、へこんでしまい、落ちるところまで落ちればそれ以上落ちないのだから、そこからやり直せばいいやと思っています。それなら、いつでも、やり直せるし、また、落ちたら、そこから始めようと思います。


3. 他者の生き方に自分が口を出し意見を押し付けるのは良くないことだとわかります。友達くらいの関係であったら、その人の勝手だからと思えるのですが、もっと近い関係の恋人や家族に明らかに思わしくない行動をしている人がいると自分のことのように注意してしまいます。いいアドバイスありましたらお願いします
  答:そうですね。私も、そんなことがあります。でも、その注意の仕方と雰囲気が大切だと思います。そのようなときは、先日話した「私メッセージ」を使うようにしています。でも、実際は、口にに出さなくても、こちらがどう思っているのか感じ取ってくれることが多いようです。なので、少し、待って、黙って見ていて、この人はわかっているのに、そのように行動しているな、と感じるときは、そのまま見ていることにしています。特に、子どもの場合は、黙ってみているのが大切だと思っています。