麦の“おかげさまで”

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民話のふる里へ。。。(2)

2010-04-14 | 

先週 4/6 ~4/7 に旅した岩手県遠野市
民話のふる里として有名ですが
南部曲がり家が数多く保存されていることでも知られています。

  
   「遠野ふるさと村」

ここは昔懐かしい南部曲がり家が6件も移築され保存されています。
昔さながらの耕筰や様々な体験ができる
体験型施設なそうです。

 

 
この橋を渡れば広大なふるさと村、、
「かっぱ」「猿」「蛇」 など生き物の名前がついてる橋は遠野ならでは?
なんとも生ぐさく怪しいにおい。。。(笑) 

観光タクシーの高橋さんの手の先の方には
やがてカタクリの花が咲き乱れる所らしいですが
残念!!カタクリはもちろん、まだまだ木々の芽吹きもみられません。

桜の咲くのはGWの頃ですって
木々の萌黄もそのころかしらね~。。。


さぁ~茅葺屋根が堂々とした 曲がり家が見えてきましたよ~
「南部曲り家」は、母屋と馬屋が一体となったL字型の住宅です。
昔は馬は大切な家族の一員として
いつも馬の様子をみたり世話をしやすいように
ひとつ屋根の下で飼育する為の住まいなのですね。

屋根の真ん中へんが凹んでるでしょ?
あそこは2階というか天井裏部屋というか、の窓になってます。

 
中からみるとこんな感じ。。明かり取り兼空気口ね。
この部屋は養蚕などに使用したんですって。。。
なるほど、よくできてるよね。
さすが「大工どんの家」です~!!

 

土間や台所にはいろんな道具類などが陳列され
床の間には「オシラ様」が。。これを見ても上流の家柄だということです。
この家にも「座敷わらし」が住みついたのでしょうか・・・

 

またまた立派な曲がり家です。

 

「大野どんの家」です。
昔の家はどっしりしてて気持ちが大らかになるね。

 

便利さは今の家とはもちろん比較にならないけれど
それなりに随所に工夫がみられ
その知恵には感心しきりです。


大野どんの曲がり家では実際に馬も飼育していて、
この日は暖かくて゛気持ち良さそうに草を食んでました。
いやいや、草は未だほとんど出てなかった。
新鮮な草が出てくるまでもう少し待っててね。


 

 



広大な村の中、他にもいろんな施設の建物があったけれど
私たち、一軒一軒の見るのに時間がかかり過ぎて
そろそろ時間切れです~。

 



帰り道。。。
ここは水芭蕉の咲くところかな。。
それにしても何も出ていない、、枯れ草だけだよ。
木道が曲がりくねってずーっと続いていた。
花の咲く頃には大勢のお客様でにぎわうでしょうね。

それにしてもひろい、ひろいこのふるさと村
シーズンオフの今は、人っこ一人出会いませんでした。
私たち4人の貸切。。。なんて贅沢なの。。。

遠野は山に囲まれた盆地なので暑さ寒さは一段と厳しいらしい。
遠くの早池峰の山々はまだ白い帽子姿だった。
それにしても建物の陰にまだ残雪があったのには驚きでした。 

 さて。。まだ少し続きますね。