そうこうしているうちに、目的地のエン・ゲブに着きました。ここで昼食をとることになっています。記憶にある懐かしいレストランでした。ガリラヤ湖で獲れたセントピーターフィッシュ(マタイ17:27)という魚の、から揚げをいただくのですが、ほんとに今年はたくさんの客で賑わい、喜ばしい雰囲気です。私たちも総勢20人の、結構大きなグループで、今回は外に席がありました。
「これからね、こんな巨大なヤツを食べますからね」
添乗員の泉さんが、これからたべようという魚の複製を、それも特別大きいのを皿に乗せて持ってきたものですから、
「ええっ? こんなにデッカイの? ひとり一つですか?」とか、
「食べられないよ。俺たち二人で一つにしようか」
とか言ってます。
「ちょっと触っていいですか」
「お、銀貨が入ってるぞ!」
なんて、みんなワイワイ騒ぎながら、撮ったり触ったりで、それはそれは楽しいひとときでした。この魚は、から揚げよりも塩焼きが美味しいのではないかと思うのですが、しかし、そんなことをしていたら、時間がかかって客のもてなしどころではないでしょうね。味はカレイのように淡白で、日本人にはお醤油をかけないと食べにくい味でした。添乗員の泉さんは、ちゃんと準備しておられるようです。このお魚をいただく時は、どの方もお醤油を出して下さいました。
「ここに来てサ、これを食べてみなければ、ガリラヤ湖に来た意味がないよね。イスラエルなんて、めったに来れない所なんだからサ」
「そうよ、好きでも嫌いでも、もう二度とチャンスがないかも知れないんだから、なんでも経験してみなくっちゃね。お話を待っている人だっているんだから」
いろんな会話が聞こえてきます。私はそれを拾い集めて、脳裏に焼き付けます。
「これからね、こんな巨大なヤツを食べますからね」
添乗員の泉さんが、これからたべようという魚の複製を、それも特別大きいのを皿に乗せて持ってきたものですから、
「ええっ? こんなにデッカイの? ひとり一つですか?」とか、
「食べられないよ。俺たち二人で一つにしようか」
とか言ってます。
「ちょっと触っていいですか」
「お、銀貨が入ってるぞ!」
なんて、みんなワイワイ騒ぎながら、撮ったり触ったりで、それはそれは楽しいひとときでした。この魚は、から揚げよりも塩焼きが美味しいのではないかと思うのですが、しかし、そんなことをしていたら、時間がかかって客のもてなしどころではないでしょうね。味はカレイのように淡白で、日本人にはお醤油をかけないと食べにくい味でした。添乗員の泉さんは、ちゃんと準備しておられるようです。このお魚をいただく時は、どの方もお醤油を出して下さいました。
「ここに来てサ、これを食べてみなければ、ガリラヤ湖に来た意味がないよね。イスラエルなんて、めったに来れない所なんだからサ」
「そうよ、好きでも嫌いでも、もう二度とチャンスがないかも知れないんだから、なんでも経験してみなくっちゃね。お話を待っている人だっているんだから」
いろんな会話が聞こえてきます。私はそれを拾い集めて、脳裏に焼き付けます。