ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

ヤマモモ

2010-08-09 21:08:09 | 農業
今日は朝方、雨が少しぱらつきました。
土砂降りとまでは、とてもいきませんが、植物には貴重な雨です。
少しで良いので、時々降ってもらいたいですね。

公園や公共施設の植樹の弱っている植物、特にヤマモモが弱っています。とのことで、先月グリーンドクターが、みえてどのように対処すると回復するか、対処法をお話しました。
今日、その方がみえて報告がありました。
「かなり回復してきました。ヤマモモも良い状態になっています。」
「学校や公共施設の樹木にも農薬をあまり使用したくないので、農薬の変わりになる安全なものはないですか?」いうことでした。
「できれば顆粒状のものがいいのですが、散布していると農薬を散布しているように見られてしまうので・・」と言われました。
確かに、農薬を散布しているのか?栄養剤を散布しているのか?知らない人は、どちらに見えても仕方が有りませんね。
顆粒状を今度考えなくてはね~!

腐蝕箇所の処理も行い順調なようです。
樹木医やグリーンドクターが、農薬を避け、環境に優しい、樹木に優しい対象法をしてくれると嬉しいですね。
多くの方が、直ぐに農薬を使用したがるのが現状です。そして、土が固いので、土表面に穴をあける。NPKを散布する等、大体対処が一緒ですね。

弱っている樹木にNPKを散布するとその一瞬は、良いのですが、暫くすると酸化しやすい状態になるので、虫や病気にやられてしまい、最初より悪くなる傾向にあります。
一番不足している栄養素が何であるのか?生えている環境や状態を診て対処することが、一番大事であるのですが、何処に行ってもほとんど出来ていないですね。

まずは、その植物がどのような環境で育っているのか、どのような土を好むのか、水を好むのか、土中菌の環境はどうなっているか等いろいろな視点から・・その植物は自然界でどのように育っているのかが、重要なポイントです。

このように考えると自然に答えが見えてきます。

樹木を大切にしたいといわれる方は、その思いがきっと届くようになりますよね。