今朝は、昨夜からが続き、午前中は雨かな・・?っと思っていましたが、
7:30頃から小降りになってきたので、畑に向かいました。
道中で止んでしまい、次第に明るくなってきました。
9時には、お日様が顔を出し、てきて、畑作業にとても良い天気に。
かなり降ったはずの雨ですが、圃場は、土作りをしっかりしているので、水捌けも良く、水溜まりも有りません。
幾ら雨が降っても、土が触れることは、有難いことです。
土が出来ていないと、土作業では直ぐにねちゃねちゃって感じになり、土をこねてしまい、乾くとカチカチになってしまいます。
土作りは、とても重要ですね。
さて、人参の播種をしました。(播種とは、種まきの事です。)
農業をしたことがない人から、質問があったので、説明・・。
人参を育てたことがない人へ、1ポイントアドバイスです。
セリ科ニンジン属のニンジンは、とても小さな種子です。
播種をするときも、一粒ずつ植えるには、大変ですね。
一粒ずつコートしてあるコーティング種子もありますので、そのような種を使用しても良いですね。
さて、ここで植え込む際に、穴を開けて深く植え込むと芽が出てきません。
2cm程溝を付けるようにして、その溝に種を入れるようにします。薄く(1~2cm)土をかぶせる程度、土をかぶせなくてもいいくらいです。
そして、昨年も農業家の方が、播種をしても、芽が出なかった等の報告もありました。
聞くと深く植えたようです。
そして、播種の際は、土に肥料をあげないことに注意しましょう。
肥料をあげて、播種すると発芽率が、悪くなります。
無肥料の状態の土で、播種することが重要です。
ナサラは、基本的に無施肥ですが・・!
腐葉土のような柔らかい土がとても育ちが良いので、硬くなるような土、粘土質やシルト質の圃場では、
腐葉土などを混ぜて、良く耕起して播種すると良いですね。
株間は、8~10cm位が通常です。
発芽して、混んできたら、間引きするようにしましょう。
最初に、株間間隔で播種している場合は、間引きする必要がありません。
人参専門の農家さんは、機械も揃えているので、間引きもしませんね。
発芽して、ある程度成長したら、米糠を薄く表面に撒き、その上に籾殻をかぶせると
保湿も保ち、成長もよくなりますので、籾殻をのせると良いですね。
このような事に、注意して育てましょう。
しかし、先日まで福島、新潟にいたので、帰ってくると気温差に・・・大変です。
日中ー1℃だった福島とは、全く違うからね。こちらでは、今日22℃まで上がりました。
シャツ1枚で、十分過ごせます。・・・畑をしているとそれでも暑いくらいでした。
明後日は、神戸で講演なので、又寒いところへの移動となるので、上着を持っていかないとね。
気温差が激しいと体調も崩しやすくなるので、注意しないとね~!
一番、重要な時期なので・・・
明日も畑で、頑張らないと
実験用に、育てなければならないものが、沢山あるから・・
そして、薬科大の薬草園の準備も・・
3月は、農業スタートで、テンやワンやですね。
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