阪神・淡路大震災関連特集アーカイブ 「忘れたらあかん阪神大震災」

　神戸大学ニュースネット委員会は、２０２１年に活動開始２６年を迎えました。その設立のきっかけは阪神・淡路大震災でした。多くの学生、教職員が被災したことを伝える学生団体として活動を始めたのです。毎年震災関連の企画を発信してきました。
　その特集ページ『忘れたらあかん阪神大震災』を再掲します。（原文のままで表記します）



1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災。
神戸大学では、学生39人、教職員2人、
名誉教授1人、生協職員2人が亡くなりました。
負傷者は教職員・学生あわせて556人に達しました。
また、海事科学部の前身の神戸商船大学では、
学生５人、研究生１人が犠牲になりました。

以来、私たち神戸大学ニュースネット委員会は、
被災地の大学内の報道機関として、
震災関連の神戸大学の学生や教職員、
ＯＢの動きについて、 情報を発信し続けています。

このページは、神戸大学ニュースネット委員会制作の
すべての震災関連サイトへつながるリンク集になっています。

▼震災から１年　神戸大学震災犠牲者への追悼手記（1996年1月17日ニュースネット発行）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/tokusyu/tuit_top.htm

▼《英語版　震災特集》A special edition for the Great Hanshin Earthquake （1998年7月17日アップ／加盟９紙、全国英字大学新聞７紙共同翻訳）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/Eng/quake/index.html

▼震災から２年　被災下宿は今（1997年1月17日発行本紙／関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同企画）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/tokusyu97/

▼震災から３年　いま、後輩たちに伝えたいこと《三大学アンケート》（1998年1月16日発行本紙／関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/tokusyu98/

▼震災から４年　《震災写真展》大学から1999－震災発生から現在までの記録（1999年1月14日発行本紙／加盟９紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/tokusyu99/

▼震災から５年　被災学生５年目の追悼手記「亡くなった31大学111人へ」（2000年1月17日発行本紙／ＵＮＮ加盟９紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/tokusyu2000/

▼震災から６年　覚えていますかあの日のことを（2001年1月17日発行本紙／関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/tokusyu2001/

▼震災から７年　震災７年目の学生達（2002年1月17日発行本紙／関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/sinsai2002/

▼震災から８年　体験者として伝える事（2003年1月17日発行本紙／関西学生報道連盟 震災取材班）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/sinsai2003/

▼緊急連載　大学から震災の灯は消えたか（2003年5月～12月インターネット連載／関西学生報道連盟 震災取材班）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/2003rensai/

▼震災から９年　《特別版》大学から震災の灯は消えたか（2004年1月16日発行本紙／関西学生報道連盟 震災取材班）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/sinsai2004/

▼震災から１０年　被災下宿　変わりゆく街で（2005年1月17日発行本紙／関西学生報道連盟 １１紙共同取材）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/sp05/index.html

▼震災から１１年　大学だからできること　防災へのとりくみ （2006年1月17日発行本紙／関西学生報道連盟　関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/2006/

▼震災から１２年　教訓を生かす　大学の今（2007年1月9日発行本紙／関西学生報道連盟　関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/2007/

▼阪神・淡路大震災から１３年　震災特集2008（2008年1月9日発行本紙／関西学生報道連盟　関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/2008/sinsai08.html

▼震災から１４年　１４年後の被災地、留学生と震災　震災特集2009（2008年12月30日発行本紙／関西学生報道連盟　関学・神戸女学院大・神戸大 ３紙共同編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/2009/shinsai09.html

▼震災から１５年　今 震災を伝えたい　震災特集2010（2010年1月12日発行本紙／神戸大学ニュースネット編集）
http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/2010/shinsai10.html



了

竸基弘賞に神奈川大の干場功太郎さんら 授賞式は1月13日にオンラインで

　特定非営利活動法人 国際レスキューシステム研究機構（神戸市長田区）はこのほど「第１６回竸基弘賞」に、産業技術総合研究所人工知能研究センターの坂東宜昭さんと、神奈川大工学部電気電子情報学科の干場功太郎さんが受賞したと発表した。授賞式は２０２１年１月１３日にオンラインで行う。この賞はレスキュー工学を担う若手研究者・技術者を奨励するもので、阪神・淡路大震災で亡くなった神戸大の院生にちなんで設けられたもの。＜副田隼矢＞

　１９９５年の阪神・淡路大震災では６０００人を超える命が奪われた。当時神戸大の大学院博士課程の１年だった名古屋市出身の竸基弘（きそい・もとひろ）さんは、神戸市灘区の下宿アパートが倒壊し生き埋めになり命を落とした。
　「ドラえもんのような人を癒し助けてくれるロボットを作りたい」という競さんの夢の一部を実現し、地震の犠牲者を忘れないようにしようという関係者の思いが寄せられ、震災から１０年が経った２００５年に国際レスキューシステム研究機構によってこの賞が創設された。（関連記事＝「慰霊碑の向こうへ⑧ 故・竸基弘さん」https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/bbbdb927d2917cdde7834b73e8dfd2b4）

　今年度で１６回目となる竸基弘賞は２０２０年８月から公募を開始し、このほど選考委員会で受賞者が決定した。
　学術業績賞は、人が進入できない極限環境を探索するレスキューロボットのセンシング能力を拡大する極限ロボット聴覚技術の開拓に貢献してきた坂東宜昭さん（産業技術総合研究所人工知能研究センター）、技術業績賞は、ドローンからの映像ではなく音で被災者を探査できる手法を開発した干場功太郎さん（神奈川大工学部電気電子情報学科）が受賞した。

　今年度は新型コロナウイルスの影響を考慮し、授賞式と受賞者による講演をリモートで行う。授賞式のURLは国際レスキューシステム研究機構のホームページ(http://www.rescuesystem.org/award/)で公開される。

《第１６回竸基弘賞授賞式》
●日時＝２０２１年１月１３日（水）１３：００～１４：３０　※予定。
●参加方法＝国際レスキューシステム研究機構のホームページ（http://www.rescuesystem.org/award/）で公開される授賞式URLから参加。
●主催＝特定非営利活動法人 国際レスキューシステム研究機構。
●後援＝兵庫県、神戸市。
●プログラム
１３：００　開式の挨拶　国際レスキューシステム研究機構　会長・田所論。
１３：０５　来賓の挨拶　兵庫県立工業技術センター　特別顧問・北村新三。
１３：１５　受賞者発表　競基弘賞委員会委員長　国際レスキュー研究機構・松野文俊。
１３：２５　奨励賞（レスキューロボットコンテスト奨励賞、２０２０レスキュー工学奨励賞）授与式。
１４：００　竸基弘賞（学術業績賞・技術業績賞）授与式。
１４：２０　閉会の挨拶　竸基弘賞委員会委員長　国際レスキュー研究機構・松野文俊。
１４：３０　終了。
●記念講演＝授賞式終了後URLが案内される。



了