goo blog サービス終了のお知らせ 

神戸大学メディア研ウェブログ

ニュースネット委員会のニュースサイトはhttps://kobe-u-newsnet.comに移転しました。

理学部 学生1人の新型コロナ感染を発表

2021-01-15 22:53:01 | ニュース
 神戸大理学部は、1月14日、在籍する学生1人が新型コロナウイルスに感染していることを発表した。保健所からは濃厚接触者はいないと判断されている。

今回感染が判明した学生は、1月8日に新型コロナウイルスに感染した家族と濃厚接触があり、その後自宅待機をしていた。12日に濃厚接触者としてPCR検査を受けた結果、13日に陽性が確認された。

 1月6日と8日に登校し、理学部で対面授業を受けていたが、以降は登校していない。この学生が参加していた対面授業は次回の授業を休講とした。

 理学部は感染対策の徹底を呼び掛けている。




予定通り1月18日(月)に 震災慰霊の献花式

2021-01-15 13:15:59 | ニュース(告知)
 緊急事態宣言が発表されたが、神戸大は、予定通り阪神・淡路大震災の「慰霊献花式」を1月18日(月)に行う。新型コロナウイルスの感染予防策を万全にして参列してほしいと、大学は呼びかけている。

 例年1月17日に六甲台第1キャンパスと深江キャンパスの慰霊碑前で行う阪神・淡路大震災の「慰霊献花式」を、2021年は共通テストの日程とずらして18日に行うとこのほど発表した。また、新型コロナ感染対策のため、六甲台の式典は遺族と大学役員、深江の式典は海事科学研究科執行部に参列を限定。一般の参列者は、六甲台第1キャンパスの式典が終了後の午後1時以降に献花をすることができる。

【大学公式サイトの告知】=https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/event/2021_01_18_01.html

 26年前の阪神淡路大震災で、神戸大では学生39人(うち留学生7人)と教職員2人の計41人が、神戸大に統合する前の神戸商船大(現海事科学部)では学生5人(うち留学生1人)と研究員1人の計6人が亡くなった。震災から2か月たった3月17日には神戸大は六甲台講堂で合同慰霊祭を開き、壇上には遺影が並んだ。

 六甲台の慰霊碑は震災の翌年の3月に建てられその後毎年、慰霊碑前で献花式が催されている。震災から25年を迎えた2020年は、教職員、犠牲者の遺族や友人らなど約230人が参列。うち約40人は現役の学生だった。

 今年の献花式は、新型コロナ感染対策のため規模を縮小して行われる。
 六甲台第1キャンパスの式典は、12時30分から参列を遺族および神戸大役員に限定して開催。一方、その他一般の参列者は、式典が終了した午後1時以降に献花を行うことができる。
 深江キャンバスの式典では、海事科学研究科執行部が献花を行なうが、今年は一般の参列は受け付けない。

《兵庫県南部地震神戸大学犠牲者慰霊献花式(六甲台)》
●日時=2021年1月18日(月)
▽遺族および神戸大役員は12時30分から式典、献花。
▽学生・一般市民は13時から参列を。
●場所=
「兵庫県南部地震神戸大学犠牲者慰霊碑」前(神戸大学六甲台第1キャンパス本館前)
[地図]=https://goo.gl/maps/vdurcsXQWVzpzDWu6
●アクセス=
36系統「鶴甲団地」行、「鶴甲2丁目止まり」行き乗車、「神大正門前」で下車。正門から入って階段を上がって右側。
●問合せ=
神戸大学総務部総務課 078-803-5015 。

《神戸商船大学犠牲者慰霊献花式(深江)》
●日時=2021年1月18日(月) 12時30分から。
※海事科学研究科執行部のみが献花。一般の参列は受け付けない。
●場所=
「神戸商船大学犠牲者慰霊碑」前(深江キャンパス海事科学部構内)
[地図]
●アクセス=
深江キャンパス海事科学部構内:
阪神電車「深江」下車、徒歩5分。JR「摂津本山」阪急「岡本」、神戸市営バス43系統「本山駅前」から「神戸大学海事科学部前」下車 。
●問合せ=
▽神戸商船大学犠牲者慰霊献花式について
神戸大学大学院海事科学研究科総務企画グループ 078-431-6200 。

(写真下:六甲台本館前の神戸大震災犠牲者慰霊碑。2019年10月27日撮影)


(地図:兵庫県南部地震神戸大学犠牲者慰霊碑)


【関連記事】「連載 慰霊碑の向こうに 震災の日、学生たちの命は…」
https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/d120245265afb7ff5322fd1fd5f48ebd

【関連記事】「震災の日の神戸大は… 研究室から街を見ると何本も煙が立ち上っていた 里田明美さん(当時自然科学研究科修士1年)」
https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/44442a706b1616030ea9ec443d64bcfc




震災文庫デジタルアーカイブ サンテレビの記録映像を公開

2021-01-15 02:42:59 | ニュース
 1月14日、神戸大附属図書館の震災文庫デジタルアーカイブに、株式会社サンテレビジョンの撮影した阪神・淡路大震災のニュース映像が公開された。今年3月以降、発生当日の映像を中心にさらに映像を公開していく予定。



 「震災文庫」は、神戸大附属図書館の社会科学系図書館管理棟3階にあり、1995年の地震発生の3か月後から阪神・淡路大震災関連の資料の収集を開始し、保存している。

 今回、サンテレビは、全国の学生や生徒、教員らの防災学習や研究に役立ててもらおうと、震災文庫に当時の取材映像を提供した。
今回公開されたのはは19分6秒の動画だが、今年3月以降、発生当日の映像を中心にさらに多くの動画を随時公開していく予定。

 兵庫県に本社を置く唯一の民放テレビである同社のカメラマンは、阪神・淡路大震災では多くの貴重なシーンを記録していて、『NHKスペシャル』など他局の番組にも映像を提供している。
 公開された映像は、地震にあった神戸のあちらこちらから煙が立ち上る様子から始まる。層崩壊で途中階が潰れた市役所からは書類が散乱して、まだ発災直後の生々しい様子が映し出される。
 三宮ではあちらこちらのビルが傾き、住宅街では木造家屋が崩れ、住民が途方にくれる様子も。山陽新幹線の高架は落ち、阪神電車新在家駅付近では普通電車が脱線。長田区では家々が炎に包まれていく様子が記録されている。
 淡路島での救出の様子は、駐在カメラマンを置いていた同局の独自の映像だ。
 橋がずれて孤立したポートアイランド内の映像も同局ならではの映像で、水浸しになった道路の液状化や、中央市民病院の応急措置の緊迫した映像もある。

 映像の公開にあたって、デジタルアーカイブ学会が検討を進めている「肖像権ガイドライン案(第3版)」を参考に人文学研究科地域連携センターが確認し、サンテレビジョンと協議を行い公開した。

●公式HP=https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/18684/
●公式動画へのリンク=http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/DetailView.jsp?LANG=JA&METAID=10245870&AID=01
●問い合わせ=震災文庫078(803)7432。