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神戸大学メディア研ウェブログ

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大産大に大差で勝利し準決勝へ 水球関西学生選手権

2021-07-11 19:50:27 | ニュース
 神戸大水泳部水球面は、7月11日に行われた関西学生選手権水泳競技大会水球競技2回戦で大産大と戦い、16対3で勝利した。8月12日に大阪府立門真スポーツセンター「ラクタブドーム」で行われる準決勝に進んだ。<塚本光、昌子奈未>



 神戸大水泳部水球面は、第95回関西学生選手権水泳競技大会水球競技2回戦で、大産大と戦った。
 試合は、丸善インテックス大阪プールで行われ、有観客の予定だったが、無観客で行われた。

 第1ピリオド、神戸大は、大杉のゴールで先制すると、3点の先制に成功する。
 第2ピリオドも、大杉のこの試合2点目のゴールなどで2点を追加し、5対2でハーフタイムに突入した。

 第3ピリオドは、神戸大ペースで進む。#大杉や、#神保などのゴールで一挙8点を追加した。
 第4ピリオドも、勢いそのまま3点を追加し、16対4で勝利した。

 次回は、準決勝で、大市大対びわこ成蹊スポーツ大の勝者と戦う。

 この試合10得点の大杉主将は、「相手としては、昨年度同じ大会で接戦で勝った相手なので緊張していた。自分達の練習した戦術を徹底して、終始リードした流れで進められてよかった。(自分自身)体力的には、落ちたことを感じた。ただ、最後まで1点1点にこだわってできたことが繋がった。次の試合は、去年インカレ出場校が相手になるので、技術の差を埋めるために、個の力よりチームの力。チームで戦っていきたい。」と語っている。

 ベスト4に残った神戸大は、8月12日に大阪府立門真スポーツセンター「ラクタブドーム」で行われる準決勝で、びわこ成蹊スポーツ大学と対戦する。決勝、3位決定戦は8月13日に同ドームでおこなわれる。



(写真:会場の大阪プール)
(写真:会場にはオリンピック出場選手を祝う垂れ幕が飾られていた)
(写真:この試合2桁ゴールを決めた大杉)
(写真:自身この試合3点目のゴールを決めた神保)

腕が痛い?腫れる? 接種済みの学生に聞く副反応

2021-07-11 12:35:20 | ニュース
 神戸大の学生へのワクチン接種開始から1週間。モデルナ社製では副反応は接種の翌日に最も頻度が多く、疼痛が7割の人に、倦怠感、頭痛、筋肉痛が2割の人に出るという報告があり、1〜2日でおさまるとも報告されている。初日に接種を受けた2人のニュースネット記者の副反応も3〜4日目にはおさまっている。<取材班>


(写真はいずれも、学生接種初日の様子。2021年7月5日午前。神戸大広報課撮影。)

●接種済みの学生は「腕の痛みや倦怠感 3、4日でおさまる」

 7月2日に受け付けた第1次枠の学生接種第1陣。初日の7月5日(月)午前に接種を受けたニュースネットの記者2人は、ともに腕の疼痛の副反応を訴えている。その度合いには個人差もあるようだ。

▽2年男子 T記者
1日目 打った直後から腕がジーンとした違和感。走ったりすると少しだけど気分が悪くなる。夜にはだいぶ腕が痛く、上がらないほどになる。

2日目 朝起きたら倦怠感があり、体がだるい。熱はいつもより少し高いかなと思うほどで、発熱はなし。時間が経つにつれ、だるさは消えていくが、腕の痛みはピークに。

3日目 腕の痛みも体のだるさもほとんどなくなり、運動もできるほどに。

4日目 ほとんど平常に。少し触ると痛い程度。


▽1年女子 O記者
1日目 腕がジーンとする感じ。腕全体のだるさを感じる。夜は腕が痛くて寝返りがうてず、寝不足に。

2日目 腕全体のだるさあり。腕の痛みにより衣服の脱着で苦労(1日目も)。

3日目 ほぼ副反応は治まる。


●接種直後の副反応は「接種部位の疼痛」「倦怠感・頭痛・筋肉痛」など

 京都大学iPS細胞研究所教授の山中伸弥さんが開設したサイト『山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信』が、モデルナ社製mRNAワクチンの副反応について、アメリカ疾病対策予防センター(CDC)の報告(2021年4月5日)を紹介している。
 それによると、副反応は接種の翌日に最も頻度が多く、モデルナ社製ワクチンの方がファイザー製より頻度がやや高い傾向にあるとしている。
 1回目接種では、「接種部位の疼痛」がモデルナで約71%、「倦怠感・頭痛・筋肉痛」が約20%に、「悪寒や発熱」が約10%に報告されている。
 2回目接種だと、「接種部位の疼痛」は約78%、「倦怠感・頭痛・筋肉痛」が約50%に、「悪寒や発熱」が約40%あったと報告されている。
 こうした接種直後の急性期の副反応は、65歳以上と65歳未満を比べると、65歳以上の方がいずれの副反応の発生頻度も低かったと報告している。
 同サイトは「これらの副反応はいずれも接種当日から2日目に報告され、1〜2日で軽快するようです」としている。
 これとは別に、モデルナワクチン接種後、1週間後くらいに、接種部位の皮膚反応が1回目接種後は0.8%の頻度で、2回目接種後は0.2%の頻度で発生したことが、臨床試験の結果で報告されている、と伝えている。(山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信「モデルナ社製mRNAワクチンの副反応」https://www.covid19-yamanaka.com/cont11/56.html

●10日後あたりで「皮膚が赤くなる」「かゆくなる」遅延性皮膚反応

 一方、遅延性の反応も報告されていて、7月10日のNHKニュースは、厚生労働省の研究班のデータとして、9日目に腕が赤くなっていた人は全体の3.5%、10日目が4%で、11日目以降は2.6%でした。
 腕のかゆみが出ていた人は、接種から9日目が2.7%、10日目は2.4%で、11日目以降は1.3%だったということです。
 中には25日目まで症状が続いた人もいて、40代の発症が目立ったと伝えている。(NHK NEWS WEB「モデルナワクチン接種後 腕が赤くなる症状 9日目に3.5%の人に」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013132201000.html

●服用可能な消炎鎮痛剤はタイレノール、カロナール、ロキソニンなど

 神戸大のサイトでは、接種後の注意が記されている。
▽注射した部分は清潔に保つように。
▽接種当日の入浴は問題ないが、注射した部分はこすらないように。
▽接種当日の激しい運動や過度の飲酒等は控えるように。

 さらに、ワクチン接種後に発熱や筋肉痛、関節痛が出現した場合に服用可能な医薬品も記されていて、
 ▽「タイレノール」、「カロナール」などのアセトアミノフェン系薬剤。
 ▽および「ロキソニン」などの非ステロイド系消炎鎮痛剤。
 ▽症状が出る前にこれらの薬剤を服用することは推奨されていない。
とある。
 詳細は神戸大サイト「新型コロナワクチンの接種について」(https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/sub_student/2021_07_01_01.html )を参照のこと。