神戸大学メディア研ウェブログ

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震災26年 下宿跡やオンラインで祈る神戸大生の遺族

2021-01-19 20:40:31 | ニュース
 震災26年を迎えた1月17日早朝、震災で犠牲になった神戸大生の遺族はさまざまな場所で祈りを捧げた。早朝、娘が亡くなった下宿の跡で手を合わせる父親や、オンラインで追悼の集いを配信したクリスチャンの家族、遠く離れた広島で手を合わせた母親もいた。


(写真左:上野志乃さんの下宿跡で手を合わせる父・政志さん。写真右:琵琶町公園の震災慰霊碑に献花する政志さん。 いずれも2021年1月17日、ニュースネットOB撮影。)

 17日あさ5時46分、灘区琵琶町3丁目では、震災で亡くなった上野志乃さん(当時発達科学部2年)の父・政志さんが黙祷を捧げた。
 この場所は、志乃さんが学生生活を送っていたアパート「ニュー六甲ビラ」の跡地。志乃さんは1階の101号室で、同じ神戸大の友人とともに課題の共同製作を作成中に生き埋めになった。
 この日の朝は、学生震災救援隊とニュースネットの神戸大卒業生4人らも、上野さんと共に手を合わせた。
 上野さんは、毎年のように神戸大の講義で震災の体験を学生たちに語ってきたが、2020年はコロナ禍の影響で教壇に立つことはできなかった。
 このあと、上野さんは琵琶町公園の慰霊碑に献花を行った。

 
(画像:YouTubeで配信された森祐理さんの「追悼のつどい」2021年1月17日)

 1月17日、朝5時30分から、亡くなった森渉さん(当時法学部4年)の姉で福音歌手の森祐理さんは、オンラインで追悼の祈りを捧げた。
 例年は、教会などで追悼の集いを開いてきた祐理さんだが、今年はコロナウイルス感染症拡大防止の為、オンラインで追悼の会を開催。
 「あの日を忘れない 阪神淡路大震災 追悼のつどい2021~語り続けよう 祈り続けよう~」という題でYouTube「モリユリちゃんねる」で配信された映像には、祐理さんの「いつくしみ深き」、「しあわせ運べるように」などの歌声が流れ、母・尚江さんが息子の渉さんへの思いを語る姿も生で配信された。また、豊田信行牧師の追悼メッセージも流れた。
 この模様は、アーカイブ化され、 https://www.youtube.com/watch?v=k3KwuLc84KQ で常時視聴が可能。


(写真:広島平和公園で行われた「追悼のつどい」でも「1.17」をかたどった灯篭がともった。=広島と福島を結ぶ会Facebookから=2021年1月17日朝)

 震災で犠牲になった加藤貴光さん(当時法学部2年)の母で、広島市在住の加藤りつこさんは、17日の朝は市内の平和公園にある元安川沿いの親水テラスで祈りをささげた。
 これまで1月17日には、毎年兵庫に訪れ、貴光さんが亡くなった西宮市安井町のアパート跡や、神戸大慰霊碑の献花式を訪れていた。今回は新型コロナウイルスの感染拡大で、神戸行きを断念。震災の日の2日前にFacebookを通じて、広島でも追悼の催しがあることを知ったという。
 「震災復興子ども支援」の佐渡忠和さんらボランティアグループが奔走し、この「追悼の集い」が開かれた。現場には紙灯篭を約260個並べて「1.17」の文字をかたどり、神戸から分けてもらった「希望の灯り」の火がともされた。
 広島で阪神・淡路大震災の祈りを捧げる場があるとは思いもしなかったという加藤りつこさんは、ニュースネットの電話取材に、「息子は、神戸大に入学してから国際貢献をしたいと(ISA日本国際学生協会の)活動をしていた。彼の国際平和を希求する思いと、この広島での祈りがつながった気がする。コロナが次のステージを教えてくれた気がします」と話していた。

(写真下:広島の「追悼のつどい」に参加した加藤りつこさん。=広島と福島を結ぶ会Facebookから=2021年1月17日朝)


【関連記事】「あなたのことを忘れない 神戸大学四十四人への追悼手記」http://newsnet.sub.jp/top/newsnet/sinsai/tokusyu/tuit_top.htm


 


献花式に3組7人が参列 震災で亡くなった学生の遺族ら

2021-01-18 23:58:47 | 阪神・淡路大震災
 コロナ禍の緊急事態宣言の中で迎えた阪神・淡路大震災26年。共通テストのために1日後ろ倒しの1月18日昼に行われた震災慰霊の献花式。式典に参列した遺族や故人の関係者は3組7人だったが、時間をずらして供えられた花束が13組あった。現役の学生では応援団の団員が慰霊碑を訪れ、ディスタンスを取りながら手を合わせた。<献花式取材班>


(写真:慰霊碑前で集合写真に収まる3組7人の遺族や関係者ら。2021年1月18日12時50分)

 1月18日の12時30分から行われた神戸大の震災慰霊献花式。六甲台第1キャンパスの神戸大慰霊碑に集った遺族は3組7人だったが、式典の始まる前に、犠牲者の名前が刻まれたプレートの周りには、大小合わせて13の花束や、缶ビール、缶コーヒーが供えられていた。
 前日の17日から18日午前に訪れた遺族や、故人の知人らが訪れていたことをうかがわせる。

 今年も、慰霊碑前では参列した遺族が「お元気でしたか」と1年ぶりに心を通わせ、記念撮影を行って、来年の再会を誓っていた。
 13時からは、一般市民や学生の献花の時間帯が設けられ、学ラン姿の応援団員らが亡くなった先輩に花を捧げた。



▽坂本秀夫さん(75歳)
 当時工学部3年 故・坂本竜一さん<兵庫県立八鹿高卒>の父。
やっぱり(今年は)人が少なかった。いつも会える人に会えなかった。



▽戸梶幸夫さん(73歳)
 当時経営学部2年 故・戸梶道夫さん<大阪府立三国ヶ丘高卒/バドミントン部>の父。
17日は神戸に来ないと、と言う思いでいつも来ている。東遊園地やここ(神戸大慰霊碑)で慰霊の式をやってくれるのでありがたい。私たちは大阪だから来れるけど、このご時世(コロナ禍)だからやっぱり遠くにいる人は来られないですね。

▽戸梶栄子さん(71歳)
 故・戸梶道夫さんの母。
いつもここでお会いする、同じご遺族の(名古屋の)中村さんや竸さん、(津の)藤原さんも来るかギリギリまで迷っておられた。藤原さんは一昨日まで迷っていらした。(また会えるよう)来年まで頑張って生きようねと電話でお話ししました。



▽森祐理さん
 当時法学部4年 故・森渉さん<大阪府立泉陽高校卒/軽音楽部Rock>の姉。
母は高齢なので、もしものことを考えたが、来年来れるかどうかわからないので一緒に来ました。17日はいつも(震災追悼の)コンサートなどがあるので献花式への参加は無理なのですが、今年は(1日ずれたので)来ることができました。

▽森尚江さん(83歳)
 故・森渉さんの母。
今日は祐理のいつもの(震災追悼のコンサート)がないし、人も少ないだろうということで来させていただきました。

 式典の後、慰霊碑を訪れた遺族もいた。前日の17日早朝、娘が亡くなった下宿跡でろうそくと線香などを供え、その後近くの公園で献花した上野政志さんだ。

▽上野政志さん(73歳)
 当時発達科学部2年 故・上野志乃さん<兵庫県立龍野高卒/マンドリン部>の父。
毎月(ここに)来てますけど、季節の移りかわりを感じていました。(慰霊碑の近くの)苗を持って帰った木がもう大きくなって、年月が経ったんだなと感じる。いいきっかけではないけれど、娘がいろいろ(な人との出会いを)とりもってくれました。

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(写真:参列した応援団員ら。)

▽応援団 宮脇健也団長(経営・4年)
(阪神・淡路大震災のときには)まだ自分は生まれていなかったけれど、震災では、当時の応援団長と吹奏楽部のメンバーが亡くなられています。他にも多くの先輩が震災で亡くなられた。そういうことがあったんだと、(いまの応援団の)後輩にも知ってほしかったので(去年に続いて)一緒に来ました。先輩たちにも、今こういう活動をやっていますと報告できたらと思う。昨日(の17日)は、亡くなった先輩の下宿跡に行きました。

▽応援団 辻悠花団員(経営・1年)
地元(岐阜)ではこんなに大きな地震が起こったことはないけど、家が壊れたりとか想像すると恐ろしい。忘れちゃいけない。経験はしていないけど、知っているということが大切だと思う。


(写真:式典前には13組の大小の花束が、メッセージや缶ビールなどとともに供えられていた)

 コロナ禍の今年は緊急事態宣言が5日前の1月13日に再び出された。一般参列は式典後の13時以降に献花をという制限の中で行われ、共通テストで1日遅れての式でもあっただけに、去年の震災25年のときような一般学生や、若手教職員の姿はほとんどなかった。
 正門前の階段を降りる学生は、「運動部の活動があったので大学に来ました。何の集まりですか」、「えっ、39人も神大生が亡くなったのですか。知りませんでした」(経済学部1年男子)。「留学生です。地震で亡くなった学生がいたのですか。知らなかった」(工学部1年男子)という声が聞かれた。


(写真:献花式会場には手指消毒用のアルコールが設置されていた)





コロナ禍の震災26年 静かに慰霊献花式

2021-01-18 15:52:20 | 阪神・淡路大震災
 阪神・淡路大震災から26年。1月18日午後、六甲台第1キャンパスの慰霊碑前で遺族や武田廣学長が参列して慰霊献花式が行われた。コロナ禍のなかということもあり、大学側からは幹部教職員のみの参列で、遺族も3組と静かな献花式となった。<献花式取材班>


(写真:震災慰霊碑に献花する武田学長。 2021年1月18日12時21分、神戸大六甲台第1キャンパスで。)

 風は強かったものの青空からはやわらかな日差しが降り注ぐ中、定刻の12時30分に、参列者はまず1分間の黙祷を捧げた。
 武田廣学長が花束を献花し他のに続いて、理事ら大学幹部も白い菊の花を慰霊碑に供えた。コロナ禍ということもあり、大学の一般教職員は時間をずらしての献花となった。
 続いて、参列した遺族が花を捧げた。緊急事態宣言が直前の1月13日に再び出たこともあり神戸への移動をあきらめた遺族も多く、今年参列した遺族は、兵庫県内と、大阪府、京都府からの3組7人だった。

 13時からは、職員や、詰襟姿の応援団の団員らが献花し、亡くなった学生や職員を偲んだ。

【関連記事】「献花式に3組7人が参列 震災で亡くなった学生の遺族ら」https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/09065e4fcc531159233a47b4acb0e5c8


(写真:ニュースネットの記者の質問に答える武田廣学長。2021年1月18日12時21分、六甲台第1キャンパス慰霊碑前で。)

 式典では5年ごとに学長のメッセージが述べられるが、今回、武田廣学長はニュースネットの記者の質問に答える形で震災の日の思いをコメントした。

【武田廣学長のコメント】コロナも震災も“災害”。大学としてできる限りの取り組みをしたい。授業も兼ね合いを見ながら対面を増やしたりしていく。(今日の)震災慰霊献花式にしても、対策をとりながら行うことができた。献花式は来年も行う。放っておくと、風化してしまうからだ。コロナのような感染症(の大流行)も100年前に同じことが起きている。(歴史上何があったかを)伝えていくことは大切だ。来年は多くの学生に献花に来てほしいが、このコロナの感染拡大次第だと思う。

【動画】震災26年 神戸大慰霊献花式 黙祷 https://youtu.be/mNi0q9D9F7E
【動画】震災26年 神戸大慰霊献花式 学長献花 https://youtu.be/duG1NfdQm2w
【動画】震災26年 神戸大慰霊献花式 遺族献花 https://youtu.be/lULCkIluD2Q

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 1995年(平成7年)1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震で、神戸大では、学生39人(うち留学生7人)、職員2人と、名誉教授1人、生協職員2人が犠牲になった。

 海事科学部でも、統合前の神戸商船大だった当時、震災で学生5人(うち留学生1人)と研究員1人が亡くなっている。この日は、六甲台と同じ時間に深江キャンパスでも、慰霊碑前で献花が行われた。
 海事科学部の学部サイト(http://www.maritime.kobe-u.ac.jp/news/2020/20210119.html)によると、練習船「深江丸」の汽笛が鳴るなか、「神戸商船大学犠牲者慰霊碑」で、阿部晃久研究科長はじめ教職員が献花を行った。
 神戸大への統合前の神戸商船大では学生5人(うち留学生1人)、研究員1人の計6人が犠牲となった。慰霊碑は震災で倒壊した旧神戸商船大の正門の石柱を用いて作られいて、6人の名前が刻まれている。


(画像:深江キャンパスでも、阿部晃久研究科長らが献花を行った。海事科学部の学部サイトのスクリーンショット。)





共通テストでトラブル 神戸大会場で1人別室受験

2021-01-16 21:06:01 | ニュース
 今年から始まった大学入学共通テストで、初日の1月16日、神戸大会場(神戸市灘区)で試験官の対応ミスで受験生1人が開始時間を約1時間20分繰り下げて、別室で受験した。
 午前9時半に始まった「地理歴史・公民」で、受験生が1科目のみの受験を試験官に申告したため、試験官が1科目受験の場合は試験開始が午前10時40分のため控室で待機するよう指示した。しかし、試験開始後に再確認したところ2科目受験で登録していたことが分かった。この受験生はそのまま別室で受験した。



連載「ぼっちでいいから食べに来て!」② 「びーあん」

2021-01-16 14:02:23 | ニュース
 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。4月7日から5月21日まで兵庫県内には「緊急事態宣言」が発令され、7月には大阪府の吉村知事は「5人以上での会食、飲み会を控えて」と呼びかけた。そして1月13日には「緊急事態宣言」が再び出された。
 こうした動きは、街の飲食店に大きな打撃を与えている。
 キャンパス周辺のお店も、客足が遠のき厳しい経営が続いている。大学周辺の飲食店のマスター、大将、ママ、店主…皆さんは、神戸大生や教職員の来店を心待ちにしている。神戸で下宿を始めた1年生でも、一人で食べに行けて安心で、そしてフレンドリーなお店を紹介。題して、連載「ぼっちでいいから食べに来て!」。2回目はおいしい料理と豊富な種類のワインが揃っているワイン居酒屋「びーあん」。<ニュースネットOB取材班>

 阪急六甲駅を出て陸橋を山の手の神戸大方向へ渡ると、真正面に見えて来る第1六甲センタービル2階にある「ワイン居酒屋びーあん」。マスターの井上富夫さん(53)がオンライン・インタビューに答えてくれた。


(写真:ワインを語る、マスターの井上富夫さん)

「ワイン居酒屋びーあん」 マスター・井上富夫さん

記者)コロナの影響は?

井上さん)もう大変ですね。まず学生さん大学に来られませんし、先生方は来られる方、来られない方いらっしゃいますけれど、基本的には前期オンラインっていうところで。それと、これまで何人かでいらっしゃってた方もやっぱり集まるのが難しいということで、3月くらいからですけどね。卒業式、入学式が無くなって…、すごく影響が出てきました。

記者)コロナ前はどんな学生が来ていましたか?

井上さん)応援団さんとは6、7年前からずっと仲良くさせてはいただいてました。彼ら、ほとんど手伝ってくれるんですよ、僕が料理してると、全部用意してくれるんです。(笑)硬式野球部は、リーグ戦の打ち上げでよくいらっしゃいます。近年ですと邦楽部さん、宝生流の能楽部さん、オーケストラさん、漕艇部さんですね。OBの方々もお使い下さることがあるんです。ホッケー部さんであるとか、柔道部さん、剣道部さん、そういったOBの方々が、大学で集まりがありましたよという時に、その後流れてきてくださるっていう形が多いですね。

記者)お店の魅力を教えてください。

井上さん)メインはディナーです。料理については、その時のその時の食材でアレンジしていますのであんまり固定しないんですよ。ですから、繰り返し使って下さるお客様も飽きないようにしています。あとワインが主力なんですけど、普通やったらメニューがあるじゃないですか、うちないんですよ。どうやって売ってるかっていうと、「マスター、お願い」で全部僕が選びます(笑)。


(写真:おちついた店内)

記者)ランチもおいしいですよね。

井上さん)そうですね、昼でしたら唐揚げとかですね、生姜焼きとかハンバーグとか、学生さんに人気がありますね。1人でやってますんで、それにどちらかというと夜の店になりますんで、ランチは値段的には700円という、安くなく高くなくのところでの価格設定です!


(写真:厨房にたつ井上さん)


記者)お店を始めたきっかけは?

井上さん)元々はいわゆるサラリーマンをやっておりまして、いずれは自分で何かしたいなと思ってたんですね。そこでご縁をいただいて、20年前にここをはじめました。店名「びーあん」の由来は、あの「Boys be ambitious.(少年よ、大志を抱け)」っていうじゃないですか。クラーク先生が。実はそこからなんですよ。学生の時から好きな言葉です。


記者)今、神戸大生に伝えたいことはありますか?

井上さん)学生さんはとにかく挫けるなと。辛いでしょうが、挫けるなと、それだけですね。今の大学生さんは、これから先かなり社会で苦労されると思います。だからこそ自分たちで勇気を持って行動するというかね、そんなふうに考えて欲しいなって思いますよね。


(写真:さわらのカルパッチョ)

【取材メモ】
マスターの井上さんは元銀行マンで、神戸大経済学部卒。学生時代は硬式野球部に入っていました。だから、学生思いで話し上手。マスターの人柄が「びーあん」が学生やOBに愛され続ける魅力のひとつかもしれない。料理も美味しくて、特に「さわらのカルパッチョ」はソースが淡泊なさわらとマッチして絶品だ。マスターは今日も美味しいワインと料理を用意して、神戸大生やOB、教職員の来店を待っている。

びーあん
●住所
神戸市灘区宮山町2-6-27 第1六甲センタービル2階。
●電話
078-843-3704。
●アクセス
阪急六甲駅から徒歩1分
●営業時間
ランチ 11:00~14:30
ディナー 18:00~23:00
定休日 月曜日

[地図]


(写真下:第1六甲センタービル2階にあるびーあんの外観。右側のビル)


(写真下:豚肉とキノコの中華風)


(写真下:生ハム)


(写真下:鶏と長ネギの旨煮風)


【おことわり】
この連載「ぼっちでいいから食べに来て!」シリーズは、ニュースネット委員会のOB取材班が、取材しています。