みゅうの細腕繁盛記

コブクロ、馬場さん、ナオトが大好き♪これからの人生、更に楽しく生きたいと願います。初めての方のコメント大歓迎です!!

鬱・・・そして、コブクロとの出会い

2007年06月06日 | コブクロ
鬱、それは突然ではなく、少しずつ兆項が現れていた。
一昨年の正月、従業員が倒れ、姑も老いが目立ち、物忘れが日ごと増える中
私達夫婦は突然、これまで姑が従業員とやっていたお好み焼き屋もやらざる
を得なくなった。
私の生活はある日突然急変した。
昼までに掃除、洗濯、夕飯の買い物を済ませ、昼間はお好み焼き屋を主人と
二人でやり、暇な時間帯に夕食の準備。夕方からはもう1つの店がある。
そして、店が退けるのは深夜に及んだ。
最初は2代目女将として張り切っていた。が、私の心と身体は次第に限界を
迎えていた。
その夏、年中無休の私にとって一番楽しみな友達との台北旅行を控えていた。
だが、その少し前から胃がしくしく痛む。何をしても楽しくない。あんなに楽しみ
にしていた旅行なのに、一体私どうしちゃったの???そんな日々が続いていた。

そして、それは旅行先で突然襲われた。
私達は楽しみにしていた足踏みマッサージに意気揚揚として出かけた・・・はず
だった。だが、私はそこでパニック症候群の発作を起こしてしまったのだ。
気が遠くなる、自分の体が変になる感じ。心臓もバクバクしている。身の置き場が
ない感じ。それはものすごい恐怖だ。
旅から帰って、私はすぐに心療科を受診した。店に出ると憂鬱でたまらないと、最近
の心境も告白した。そして下された病名は「鬱病」だった。
最近は薬もどんどん開発されていて、私の憂鬱感は薬の服用によって比較的すぐに治まった。

そんな時だった。深夜、サンマリに出演するアーティストのPVが毎晩TSSで流れていた。
偶然、いや、あれは必然だったのかもしれない。私はコブクロというアーティスト
と、その日初めて出会う事になったのだ。
「ここにしか咲かない花」のPVを見ながら、私は何故か泣いていた。
涙がとめどなく流れる。一体どうしたことか?
私は深夜、コブクロのPVを見ては泣くのが習慣になっていた。
泣いた後の開放感。心をすっかり洗われる感覚。
私は毎晩泣く事によって、あの日々を保っていたような気がする。
それ以来、私の中でコブクロは特別な存在となった。
どんな薬より、カウンセラーよりもコブクロの歌が私を一番癒してくれる。
そして、それは今も変わらない。今、私の病気はほぼ完治していると私は思っている。
もう無理はしない。楽に生きよう!私はそう決めた。