北京ダックの店からタクシーでマッサージの店に。
「香扇閣」というその店は、インド直輸入の上質なオイルで全身1時間と
足マッサージ40分で198元(約2970円)とにかく安い。
でも店内はとてもお洒落で落ちついた雰囲気。
二人で甚平のような服に着替え、少し薄暗い部屋に通される。
ベッドが二つ。一緒に受けられそうだ。
まずは足を暖かいお湯につけてもらいながら、頭と顔のつぼを押さえて
いく。すでに極楽気分。
それから、足裏からふくらはぎにかけてオイルで丹念にマッサージ。
痛気持ちいい。あっという間に足が終わり、次は全身。
肩から背中、腰、腕と気持ちよくマッサージが進む。
オイルが染み込んでくる感覚。
気持ち良さに歩き疲れた体が弛緩していく感じ。よだれが出そう。
すっかり心地よい時間を過ごし、店で記念写真を撮ってもらった。
夜はまだまだ。最後にやはり外灘の夜景を見ておきたいと思ったが
凍るような突風に断念。
早々とホテルに帰ることにした。
今晩も娘は疲れていたのか早く就寝。私はビールを飲みながら、今晩
も遠くで上がっている花火を見ながら、まったりとした夜を過ごした。
さぁ、最後の日。といっても、2時には空港に向かわなければならない。
午前中は娘の寮の付近の小物屋さんを散策。
そこでも少し買い物。
その後、娘お勧めの火鍋屋さんへ。
白い出汁と、辛い赤い出汁が鍋の真ん中で仕切られている。
具材は娘にお任せ。
豚肉、きのこ、ほうれん草、うり。それらを両方の鍋に入れて煮えたら
たれを付けて食べる。これが絶品!
「美味しい~♪」と言うと、娘も満足そう。
お腹も一杯になり、まだ少し時間があったので、娘行き付けのスーパー
マーケットへ。そこで、娘お勧めのザーサイを購入。
一旦、寮に帰り荷物をすべてまとめて、いざ空港へ。
バスで、と言う娘を無視してタクシーを拾う。
またしても「勿体無い!!」と文句を言われるが、残されたわずかな時間。
タクシーでゆっくり最後の会話をしたかった。
45分ほどで空港へ到着。
搭乗手続きまで娘が付いて来てくれた。
迷った時の為、「私が乗る飛行機のゲートはどこですか?」と中国語で
書いてもらったメモをポケットに入れ、チェックインカウンターへ。
「元気で頑張ってね!」と私。
また、あの地で、足を踏ん張って生活していく娘を思うと切なくなって
降り返ってみると、娘の姿は既になかった。
あっさりしたもんだ。
また、あの汚いバスに1時間も揺られて帰るのだろう。
頑張れ!!我が娘よ。
あんたは強く逞しく成長したよ。
この旅で再確認したよ。
楽しい時間をありがとう。
熱いものが込み上げながら、私は一人帰路に着いた。
「香扇閣」というその店は、インド直輸入の上質なオイルで全身1時間と
足マッサージ40分で198元(約2970円)とにかく安い。
でも店内はとてもお洒落で落ちついた雰囲気。
二人で甚平のような服に着替え、少し薄暗い部屋に通される。
ベッドが二つ。一緒に受けられそうだ。
まずは足を暖かいお湯につけてもらいながら、頭と顔のつぼを押さえて
いく。すでに極楽気分。
それから、足裏からふくらはぎにかけてオイルで丹念にマッサージ。
痛気持ちいい。あっという間に足が終わり、次は全身。
肩から背中、腰、腕と気持ちよくマッサージが進む。
オイルが染み込んでくる感覚。
気持ち良さに歩き疲れた体が弛緩していく感じ。よだれが出そう。
すっかり心地よい時間を過ごし、店で記念写真を撮ってもらった。
夜はまだまだ。最後にやはり外灘の夜景を見ておきたいと思ったが
凍るような突風に断念。
早々とホテルに帰ることにした。
今晩も娘は疲れていたのか早く就寝。私はビールを飲みながら、今晩
も遠くで上がっている花火を見ながら、まったりとした夜を過ごした。
さぁ、最後の日。といっても、2時には空港に向かわなければならない。
午前中は娘の寮の付近の小物屋さんを散策。
そこでも少し買い物。
その後、娘お勧めの火鍋屋さんへ。
白い出汁と、辛い赤い出汁が鍋の真ん中で仕切られている。
具材は娘にお任せ。
豚肉、きのこ、ほうれん草、うり。それらを両方の鍋に入れて煮えたら
たれを付けて食べる。これが絶品!
「美味しい~♪」と言うと、娘も満足そう。
お腹も一杯になり、まだ少し時間があったので、娘行き付けのスーパー
マーケットへ。そこで、娘お勧めのザーサイを購入。
一旦、寮に帰り荷物をすべてまとめて、いざ空港へ。
バスで、と言う娘を無視してタクシーを拾う。
またしても「勿体無い!!」と文句を言われるが、残されたわずかな時間。
タクシーでゆっくり最後の会話をしたかった。
45分ほどで空港へ到着。
搭乗手続きまで娘が付いて来てくれた。
迷った時の為、「私が乗る飛行機のゲートはどこですか?」と中国語で
書いてもらったメモをポケットに入れ、チェックインカウンターへ。
「元気で頑張ってね!」と私。
また、あの地で、足を踏ん張って生活していく娘を思うと切なくなって
降り返ってみると、娘の姿は既になかった。
あっさりしたもんだ。
また、あの汚いバスに1時間も揺られて帰るのだろう。
頑張れ!!我が娘よ。
あんたは強く逞しく成長したよ。
この旅で再確認したよ。
楽しい時間をありがとう。
熱いものが込み上げながら、私は一人帰路に着いた。