藤田けい☆幸せブログ

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堅さ恐るべし!伊賀名物・かたやき

2010年10月09日 | 日記
リスナーさんより、伊賀名物・かたやきせんべいを頂きました。
噂には聞いていたけど、実はかたやき初体験!
手提げタイプの箱には、表面にゴマがついたもの、青海苔がついたもの2種のかたやきが、いっぱい。
それと、木の香りがする「おもちゃのトンカチ」みたいなものが1本?何コレ?

リスナーさんによると、1852年創業の元祖やまもとさんがオススメだそう。
こだわりの味、さっそく番組終了後に頂くことに。
ところが、吉岡パパったら
 「ごめん。わし、これだけは噛まれへん。遠慮しとく~」 さっさと帰ってしまいました。

スタッフ控え室に一人残され、せんべいと向き合う私。
直径6cm、厚さ1cmのせんべい、手で割ろうにもびくともしない。
手渡されたとき、リスナーさんから、
 「前歯を折らんどいてや」と何度も注意されたので、齧ることも出来ず。

控え室のテーブルの角に、誰もいないことを確かめて(笑)ガンガンぶつけてみたけど、ヒビ一つ出来ず。

最後の手段は、おもちゃのトンカチ。
 「こんなチャチな木槌で割れたら、世話ないけどサ」 半分あきらめながらも
手のひらに乗せたお煎餅に、割り箸より細い柄を握って、木槌をコチンと振り下ろすと・・・
 「うっそ~!!」割れた。 それも、粉々ではなく、程よい一口サイズのカケラに。

恐るべし、木槌の力学(?)。おもちゃとか、チャチとか言ってゴメンナサイ。
こんなカチンコチンのせんべいが、専用木槌だとあっという間に・・・。
いや、単なる偶然か・・・にわかに信じられなくて、次々木槌で割ってみる。どれも、ちょうどいい大きさに割れる~!

でもカケラを口に入れても、すぐには噛めませんでした。
さすが、伊賀の忍者必携の保存食。 堅き事、鉄の如し。
口に含んでいると柔らかくなって、やっと噛める堅さに。小麦と砂糖だけなのに、なぜか美味しいのダ!

オリエント館内のカフェスタッフに、
 「かたやき、食べてみる?顎、だるくなるけど」と恐る恐る聞いてみたら、キッチンにいたスタッフ全員が
 「わ~懐かしい」 「かたやき、大好きなんです!」意外な人気にビックリだ~。
20代の新人ちゃんも、子供の頃から食べてたんだって!

伊賀の人は、お煎餅同士をぶつけて割って、食べるそうです。
ビスコッティみたいに、カフェオレに浸して食べたら美味しいかも・・・って実験(笑)したけど
結果はね、なかなかコーヒーを吸い上げないの。いつまでたっても硬かったです。
かたやきだけで、みんなと話が盛り上がる、盛り上がる♪

柔らかいクッキーだと、平気で7、8枚食べる私が、かたやきは必死で噛むから3、4枚で大満足。
伊賀のかたやき、ダイエットにもオススメ♪