猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

天才の苦悩

2018年01月20日 | 日記
小室哲哉の会見を見て感じた事

まず報道で不倫疑惑が報じられた。まあ最近ではちっとも驚きませんが・・
記者の質問には答えず「運転手付きのベンツに乗りこんだ小室さん」テレビから流れる声に食いついた。

「え~ぇ~芸能人ってすごいなぁ。確かお金がらみで逮捕された人だよね」

一般人はそんな事件起こしたら人生終わるのに運転手付きベンツ?芸能界はやっぱり分からない世界だな

ってそこに食いつく?

小室さんは今世界で一番自分が不幸と思っているでしょうね
時代の異端児ともてはやされ怖いものなしだったでしょう
ブームが去りお金がらみで逮捕され妻が病に倒れストレスから自分も病に倒れ音楽活動もできなくなった
こんな事が自分に起きるなんて想像もしなかったでしょう

人生山あり谷ありで例外なくみんなこんな人生を生きているんです

25年ほど前くも膜下で脳に障害が残った義妹を面倒みました
本当に字も名前も忘れている事にショックを覚えました
リハビリの先生の話で「6カ月が勝負です」
死んだ脳の代わりに他の部分が急速に学習するのが6カ月とのこと
早い方が良いらしいです
私の人生の6カ月なんて義妹の人生に比べたら大した事ない時間と面倒見る事を決めました
幼稚園レベルからはじまって絵札を見せて「これ何?」と聞く
見かけは普通なので受け入れるのに時間がかかりました。
ドリルで字を教え家事を教える
覚えられなくて何度も同じことを聞かれる
言葉が出てこなくて会話もおぼつかない
いらつかず根気よく只根気よくでした
人間の不思議を体験しました
子供を育てるのと同じ
その後一年ほどで家事ができるようになり家族と暮らし日常生活を送っています
家族も偉かった
ストレスに耐え其々が頑張りました
特に弟への尊敬は言葉では言い表せません
(この優しさは私は持ち合わせていない)


脳の病気は色々ありますが壊れてしまった人を受け入れるのは
事実を認める事
(つい見かけが普通なので何言ってるの?と怒ってしまう)
元に戻ると期待しない事
子供のように守る事
打てば響くを望まない事

しかし悲しいです・・・壊れた人をみるのは・・


天才が天才でなくなった時・・  想像を絶する苦悩があるだろう


小室さんのメンタルの弱さも感じました
刃金のように叩かれてこなかったからね


引退・・諦めてしまったらその時点で終わるんだなと思いました


どんな苦悩も逃げずに試練と立ち向かえば生きる力を与えられます
是非悲劇のヒロインにならず与えられたチャンスとしてほしい


還暦だそうで・・これからもっと辛い戦いがありますよ・・老いとの戦い




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