猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

想定外に出くわすと・・・無力です

2018年03月11日 | 日記
7年前の東日本大震災
2011年3月11日
歴史に残る未曾有の大災害を目にする事となった

衝撃の映像に「大変な事が起きた!!」と「これは現実?」と何もできず固まった
自分の所は計画停電やら多少影響は受けたが被災地に比べたら屁でもない

想定外の出来事に出くわすと現実とは思えず時間が止まる
その瞬間は恐怖もなく唖然とするだけだ
想定外の出来事には「まさか」との思いが冷静な判断の邪魔をする

衝撃と恐怖は後からどんどん増していく

起きてしまった事は消せない


行き届かない援助に歯がゆい思いをした
大自然の威力には人間は無力なのだと見せつけられた

無くなった家のローンを払うとか疎開先に2重のNHK受信料請求とか救済に平等もなく理不尽な事も見せつけられた
想定外の出来事でもマニュアル通り
日本の心のない国政も露呈した

現代の技術を持っても終結する様子のない原発
せめて教訓とすべしです

そんな理不尽にも健気に耐えて生きて行く姿にこの強さは何処から来るのか?
自分は本当にこの強さを持ち合わせているのか?
考えさせられました

インフラ整備で原状回復しても元に戻らないものがある
行政の欠点も浮き彫りにされた
さまざまな苦痛が襲ってくる
それらを乗り越え今に至る人々を目にすると励まされる
人間はこんなに強いのかと・・・
どれほどの苦しみだろう・・・

被災者の方の言葉の重みに自分など何も言えないと無力感に囚われる

まだまだ復興は十分の一しか進んでいない
今のこの日本に死の町が存在している事も忘れてはならない
自然災害は避けられない
それに伴う人災は起こしてはいけない


生きる事に一生懸命な人達と比べ自分は何と怠惰だろうかと思い知らされる3月11日でもある



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