にっちもがくうを探して家中歩き回る
「もう居ないんだよ」
「さみしいねえ」
「一人になっちゃったね」
マイペースで抱っこも嫌いなにっちもが付きまといます
お腹に乗ってくる
にっちものうろたえる姿に私も一緒にうろたえる
体と心の置き場がない
くうの体は荼毘に付され消えました
死
眠ると意識がなく記憶もありません
こんな感じで何も感じずわからない
そういうものだと思います
そして会えなくなる
それが死
残された者の記憶にとどまり生きた証となる
命ある人生
毎日を気持ちよく過ごそうと改めて思います
動けて美味しく食べられて花の美しさに心癒され空の青さをかみしめる
生きる・・そういう事です
私の人生を確かに幸せにしてくれたくうちゃん
ありがとう
私もそうありたい