イスを並べて

寝た木曜、金曜の夜。
いろいろありけり、会社に泊まり込む事態に。

特に昨日は夜遅くまで商談が。
接待も加わりほろ酔いのまま
終電まで少し余裕のある時間帯に乗り込んだ中央線。
東中野ホーム途中で緊急停車。
かつての懐かしい愛用駅を見つめていたら
いつの間にか５分程経過。
社内放送では特に詳しい理由も述べず。

待つ事更に１０分。

まさか。
人身事故？
この電車で「ひいた」のか？

いろいろ思考を巡らせる。
もしかしたら終電どころか深夜バスすらアウトの状況。

焦っていたら２５分後に運転再開。深夜バスにはギリ間に合うか。

しかし。

長引いた停車は新宿、代々木などから大量の乗客を車内へ飲みこむ。
１つ１つの駅の停車、出発に時間がかかる。
２３時後半は中央線は各駅停車なのも痛い。

仕方ない。

諦めて途中で下車。会社に戻る。

課員が２名残っていた。

「！！！何やってんの？」
「いやぁ、戻ると思っていたので残務しながら待っていたらこんな時間で・・・」

カードキーを持った先輩社員が帰ってしまい、会社を閉めれず残っていた部下。
電話くれたらいいのに。そうしたらせめて鍵を借りて残って仕事をして
終電間際にでも会社閉めて出ればちゃんと帰れたはずなのに。

もう１人の部下。
「どうしても今日中にお詫びしたい事ありまして・・・」

大した問題ではなかったけど、先日お互いで交わした約束事を守れなかった負い目から
俺が帰社すると聞かされていたから報告するまで帰れないと思っていた模様。
気持ちは分かるけど終電逃すまでは・・・正直複雑なところ。

まあ帰れないと決まれば残している残務を綺麗さっぱり片づけるのみ。
３人揃って集中。社内ネットワークが切断されるまで黙々とデスクにかじり付く。
残務終了と同時に夜食を買い出しに。
マック片手に課員達と仕事の討論で盛り上がる事、気付けば朝の４時過ぎ。
彼らの仕事に対する熱い思いは胸に響いた。

始発まで少しあるからちょっと寝るか？

最近モチベーションが著しく高い部下２人。
徹夜は本来頂けないのだが、こんな努力はきっと報われるはず。
いや、報われるべく俺がしっかり先導しなければと自分自身に言い聞かせた。

本日土曜はすっかり爆睡で終えた１日。

明日は充実した１日にしたいと思います。