食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

3/8の確率

2012年04月20日 19時32分27秒 | 日記

『いとこ会』

昨晩、形式としては初めてのいとこ会を皆生温泉で開催した。母と叔母さん95

歳と92歳の姉妹の子供 たちが8人の妻が特別参加。子供の頃は祭りや何か

の行事があると、行ったり来たりして交流は多か ったのに、其々の道を歩き始

めてからは、不祝儀の時くらいしか顔を合わせなくなってしまった。

それではいかんと、今回の集まりになった。二人の長老は仲良く並んでの食事

に『山陰の金さん銀さんみたいだ』とその長寿を羨んだ。

皆が歳を重ね、一番上の姉がもう70歳になるというが、自分の歳を忘れたかの

ように『もう、そんな歳に・・・』と驚く。

歌を忘れたカナリアならぬ歳を忘れた惚け松かな。

昔話に花が咲くかと思えば、急転直下で経済情勢へとダッチロールの話題に

遅くまで語り続けた。人が馬鹿と言おうが何と言おうが『健康であるのが一番

せ』と、締めくくられた。

 

『3/8の確率』

いとこ会で癌になったことが話題になった。集まった、いとこ8人の内3人が、こ

の3年の間で癌になった。私は知らなかったが祖父の兄弟は祖父を除いて癌

で亡くなったとのこと、祖父は癌家系だったのだ。従妹は乳がん、兄は舌癌、

私は食道・胃癌と種類はバラバラだ。

治療も従妹は、化学治療、放射線治療に外科手術を受けた。化学治療、放

射線治療ともに全く副作用がなく、通院治療で済んだ。

さて、乳がん発見に至る経過が問題。乳がん検診を受け異状なしと言われ半

年もしない内、しこりが気になり病院探し、そこで運のいいことに乳がんのスペ

シャリストと言われる先生との出会いがあった。

外科も温存治療で術後9日で退院。

退院し暫くしてから『アルコールを含む以前どおりの生活OK』が出たそうだ。

化学治療は私も副作用がなかったから驚かなかったが、同じく放射線治療を

受けた兄は副作用に悩まされ続けた。

その最たるものが口内炎で、その影響は今でもあり、生涯のお付き合いになる

と言っていた。兄と従妹の放射線治療にどれだけの差があったのか分からな

いが、それにしても従妹はモンスター?

従妹も喫煙家だった。喫煙と乳がんの関係は知らないが兄と私は酒とタバコ

で両方ともに癌との因果関係は言い尽くされている。

               


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