『カブトムシの幼虫、勧誘』
昨晩から降り始めた雨は、朝方にはぱらつく程度になり徐々に降り止んだ。午
後になると一気に天気を取り戻し、晴天。変わり目の早い一日だった。
私の所属するNPOでは、主に梅の栽培をしようと果樹園の整備、苗の育成中
だ。そうした場所だから、当然のこと堆肥や肥しなどを大量に購入、保管してい
る。保管と言っても、堆肥などは野ざらし。
小高い山の上にある果樹園の周囲は、これまた山であるから、自然の真った
だ中。保管している堆肥にカブトムシが卵を産み、それが幼虫になっている。
私は見ていないが、数えるなどという数ではなく、とにかく大量だとか。
一昨年も幼虫になっていたが、当時は害獣防止のフェンスがなかったので、
イノシシが来て、幼虫を食べてしまった。昨年、フェンスの完成、大雪の関係
でイノシシが減、二つの好条件で大量のカブトムシ幼虫となった。皆と相談の
結果、今年は幼稚園・保育所に配布して、子供たちに喜んでもらうとともにN
POのPRに、行く先々は販売で資金にすることにした。
その最初の仕事、幼稚園・保育園の先生たちに興味があるか、もしなければ
いくら幼児が好きでもいい返事はして貰えない。おそる、おそる幼稚園に出
向き事情を話すと、先生たちは前向きで、訪問した2か所ともに幼虫が育つ
姿を幼児に見せたいとのことだった。
『酒飲みと麻酔の関係』
若くして亡くなった私の友人は大の酒好きだった。ウイスキーのような美味し
い酒を水で薄くし、わざわざ不味くする奴の気がしれないと言っていた。
日本酒なら冷。兎に角、酒を元の姿・味を楽しむ、だからつまみ(あて)など
不要。長距離トラックのドライバーだったから、朝に帰宅することも度々。
昼間に働く時とはリズムが異なるから、当然ながら、晩酌ならぬ朝酌となる。
酒が友であったことは間違いない。この御仁、歯医者に行ったが麻酔の効
き目が悪く、苦労したと笑い話をしてくれた。本当に酒飲みは麻酔の効きが
悪いのか。
先日、いとこ会であった従妹も酒が好きで晩酌派。従妹も手術の時に麻酔
の心配をしたと言っていた。私も風邪をひけば卵酒、腹が痛ければぬるめ
の燗と365日、休肝日などない日々を過ごしていたから、同様の悩みを抱
えた者どうしが盛り上がった。結果はいずれもパタリと麻酔が効いたようだ。
先生にちらっと聞いてみたが『あまり関係ない』とのことだった。
本当はどっち?