大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

アテにならい「アテ」の話

2011年09月15日 | 人生観
今日は孫の誕生日です。
ブログでメッセージでもと思ったのですが・・・・

良い言葉が見つかりません。それとなく読んでください


木にはそれぞれクセがあり、一本一本違います。
  産地によって、また同じ山でも斜面によって変わります。
  真っすぐ伸びる木もあれば、ねじれる木もある。
  材質も、堅い、粘りがあると様々です。
  木も人間と同じ生き物です。

  いまの時代、何でも規格を決めて、それに合わせようとする。
  合わないものは切り捨ててしまう。
  人間の扱いも同じだと思います。
  法隆寺が千年の歴史を保っているのも、
  みなクセ木を使って建築しているからです。
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  建物は良い木ばかりでは建たない。
  北側で育った「アテ」というどうしようもない木がある。
  しかし、日当たりの悪い場所に使うと、
  何百年も我慢する良い木になる。

        <宮大工:西岡常一>


その道の達人は、素晴らしい話をするものです。
子育て中のお父さん・お母さんへ捧げたい言葉です。
猛烈サラリーマンのお父さん・・・部下を大切にして下さいね!

「アテ」とは急斜面や日陰などの悪条件で育った木で
太陽の向きや水の流れなどで、一部が硬くなり全体のバランスが
崩れ反りがでた木材を言うようです。

石川県では県木に指定されているようで、この地の方言で「アスナロ」
の変種を「ヒノキアスナロ」と言うそうです。

「アスナロ」漢字で書くと「翌檜」・「翌桧」ですね。
「明日はヒノキになろう!」「明日こそヒノキになろう!」

前向きな姿勢でヒノキを目指し、今日を過ごす・・・・・・

この葉を財布に入れて置くと、「アテ」にしなかったお金が舞い込むとか・・・
物の見方・考え方は、幅広く考察してみることが大切ですね。


子育てに思う 

「第一はほめること、第ニにもほめること、
   第三にも結局ほめるという他ありません。
   否、第四、第五にも結局ほめることと
   答える他あるまいと思うのです。」

      <森 信三(もり のぶぞう。教育者)>



今頃にして、偉そうなことを言っている、親父より・・・・・・