大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

司馬遼太郎がゆく

2016年11月10日 | 平凡な日々の日記
常用の薬が切れて3日になる早く病院へ行かなくては・・・

そんな朝、朝ドラが終わった後の番組「アサイチ」で、インフルエンザは午前中の接種が良いと言っていた。

何故かと言うと寝るまでの時間がたっぷりあるので、更に免疫力が上がるとか・・・・?

人ごみに出る機会は極端にすくなっているが、残り少ない人生をインフルエンザ如きで、苦しむのも嫌だ

多少なりとも免疫力が上がればと・・・・診察のついでに嫌いな注射をして頂くことにした。

うかつだったが、今日は大先生が休診日で、息子さんが診てくれた、いつも血圧を測るのだが・・・

血圧低いですね「64と110至って健康です」健康ならば薬を飲む必要はないのだが・・・と

ここまで出そうな言葉を飲み込んで「ありがとうございます!」と返事をした。

これも朝の地元ニュースで知った「没後20年 司馬遼太郎展―21世紀“未来の街角”で」が開催されている。

どうせ今日は昼から雨の予報だから、行って見ようと「北九州市立文学館1階企画展示室」へ

図書館の駐車場前に沢山の銀杏が・・・・



上を見るとビッシリと銀杏がなっている。公共施設だが誰も取らないのかな~外の果肉を腐らせれば美味しい銀杏が食べれるのに・・・



映画「図書館戦争」のロケ地で使われた図書館、左手が企画展示室です。



今日の目当てはこれ・・・・



これが入場料が700円とお高い、カミさんはあまり興味がないと図書館へ・・・よく見ると65歳以上は2割引きなのです。

高齢者は入場前は注意して見ないと損しますよ、受付の人は注意してくれませんよ!

入口は司馬遼太郎の代表作で、新聞連載小説「竜馬がゆく」がビッシリと・・・文字が小さくて読めない、イラッ!



ここからは写真撮影禁止・・・・人の生き方は小説に影響されると言うが、私と小説の出会いは高校生の頃と比較的遅い

それまでは野球少年で小学校3年生の頃から野球ばかりしていた。将来は西鉄ライオンズを目指して・・・・

だが「井の中の蛙大海を知らず」と言うか、大きくなるにしたがって才能の無さを痛感していくのです。

「されど空の深さを知る」人生の転機は早い方が良いと、もがき苦しんだ時期に友人が貸してくれた源氏鶏太氏の小説

腕っ節の強い、正義感に燃える・・・少し晩熟なサラリーマンとそれを取り巻く女性・・・痛烈無比な小説です。

その友人が源氏鶏太の小説を沢山持っていて、胸をワクワクしながらむさぼり読んだ時期・・・・

小説は人の生き方の種類を沢山教えてくれる。知らなかった人生を教えてくれる!

その後会社に入って、小説と現実を垣間見て・・・次に出会ったのが司馬遼太郎氏なのです。

戦国時代や明治維新・・・稀代の英雄を取り上げた小説は、生き様を教えてくれる。

生き様を熟読すれど、人に誇れる人生を送れた訳ではないのだが・・・・・・・

常設展示場を除けば、そう大きな展示スペースではないので、隅々まで目をやって・・・お腹が鳴った。

そのはず既にお昼をとっくに過ぎて2時になろうとしている。あきれたカミさんは先に帰ったようだ!

図書館からの眺め、小倉城や市庁舎などが直ぐ近く・・・地名は「城内」この辺一帯は城の敷地内だった。



映画「図書館戦争」のロケ地で使われた。