皆様こんにちは 設計士の田原です。
10月1日から始まる瑕疵担保責任と言う法律をご存知ですか!
消費者を守るという観点では正解ですが、安心安全がマイナスになる
ポイントをお話しましょう。
建築屋は利益を上げる手段としてこの制度を利用します。
例えば法律で決まっているからとか・・・素人の消費者は何が法律で決まって
いるのか全く知りません。悪徳業者から消費者を守る為の法律が逆に自由を
奪い設計の品質を現場の技術力を落としてしまうのです。
何を基準にすればよいのか知りたい方はメール・FAXでお問合せください。
建築屋が保険料を納めるように国は言っていますが、では家は誰のお金で
建つのでしょうか?施主が全ての予算を支払うのです。つまり保険料は施主
が負担することになります。建築屋は立替えるだけの役・・経理上、経費として
計上します。この保険料8万円負担こそが旧ブレーキの原因になります。
施主は自分が負担していることをよく知っています。
これまでも消費税アップによる経済の混乱4月。確認申請の厳格化による
大混乱6月を数ヶ月前に予測 ズバリ的中しています。
10月からの強制保険の導入・・企業が経営的に苦しくなるのは必至。
つまり需要が大幅に減退することを意味します。
現在の最悪の経済情勢のまま突入しますので10月には大混乱することに
なります。9月30日は未だ多くの人が何が起こるのか予知することが
出来ないのです。
それでは今 現場ではいったい何が?前回の建築確認の厳格化も
現場を知らない役人が施主不在の法律として誕生してしまいました。
ある業者の施工をみていると基礎のコンクリート打設後2日後に
木造の家を建てています。5階建てのアパートでは、気温がマイナス
4度でも平気で最上階のスラブ(床)のコンクリートを打設しています。
これは恐ろしいことなのです。品質の欠陥を招きます。
要するに書類上の審査を厳格にしただけなのです。施工のレベルはお粗末
です。検査の点のみ重視して工期優先で現場では恐ろしいことが行われています。
この工期優先こそが建築の最大の欠陥を招いているのです。
次回は明るいニュースをお話します。
テーマ 未来へのアプローチ「太陽光発電の近況」
お楽しみに!