１２月１２日（火）天気は晴れ

冬の天気は大変変わりやすい。
にもかかわらず、天気はいい感じに二日続けての晴れ。

今日は昨日に引き続き左官さんに頑張ってもらって基礎工事を行った。
昨日打った土間コンクリートはもうすっかり固まっていた。
今日は立上りの布基礎打ちだ。

元の家の床組は、全く床束が入って無い状況だった。
柱の建っている直下にすら基礎がなく、コンクリートブロックを積み上げただけといういい加減なものだった。

ヒドい…。
現況のままでは工事が出来ない、危険と判断した匠（田原龍彦）は、思い切った計画を実行する！
なんと現在ある土台、大引きの下に布基礎を打ち込み補強を行ったのだ！
この大胆かつ冷静な判断により、床組みに床束を入れなくても充分な補強が完了したのだ。

施主の事を考えてこその、判断だった。

左官さんの頑張りで無事に布基礎打ちが完了した。
左官さん本当にありがとうございました。
床の補強が終わったところでいよいよ大工さんの出番だ。
現在、大工さんにはＹ様邸の材木を一つ一つ丁寧に加工してもらっている。
木と会話しながら長年の経験と勘により絶妙な加工を行う。
その大工さんは現在弟子をとっており、技術の伝承が行われているところなのだ。
そういう技術を当社では大事にしていきたい。

育成することから創造は始まる。