認知症お勉強会（院内）

古森病院＠福岡市博多区です。

認知症対応の勉強会を先月　行いました。

講師は油山病院　精神科認定看護師（福岡県では5人未満しかいないとのこと）のSさんです。
（写真掲載はオッケーでしたが　名前を載せてよいのかわからず、、）

油山病院さんは認知症サポーター養成講習など地域への啓蒙活動をさかんに
行っておられます。今回、現役の看護師さんにお話しいただくことが　当院職員の
心に刺さるだろうという目論見の元、講師派遣を依頼し　油山病院さんから
推薦されてこられたのが　Sさんでした。

同業ならではの葛藤や工夫を教えていただき、非常に好評でした。
シフト勤務のため、2回来てほしいという管理人の我儘にもお応えいただき
遠く博多区くんだりまでいらしてくださいました。



好評のため、複数回受講したいという職員が続出し、時間外手当を2回払う羽目に陥りましたが
管理人は教育には投資を惜しみません（笑）。

実践は困難な面も伴いますが、
「何回もナースコールを押す患者さんの対応？行くしかないでしょ」
「自分のキャパの限界は知っておいてください。一人で大変なら交代で対応したらいいじゃないですか」
「僕たちも患者さんからみたら　環境の一部です。特定のスタッフで、その人が夜勤勤務の時は妙に
　患者さんの夜間せん妄が多いスタッフがいませんか？それはそのスタッフにも原因があると思います。」
「定期的に入院認知症患者さんのいいところ探しのミーティングを行っています。こうやったらよかったという
　情報を共有しながら（これは当院もやっています）試行錯誤でやるしかないです」
「人の入れ替わりがある中、病院スタッフ間で対応の方針を統一するには、病院の風土醸成が必要で、風土醸成は院長始め、看護部長や看護師長や主任など上層部の責任である。風土があれば、合わない人間は自ずから辞めていく。それは仕方のないこと。」

　と明快に言われるSさんの歯切れのよいお話に　いたく感じ入った管理人です。

快くSさんを送り出してくださった油山病院管理部、看護部の方々、またお忙しい中　2回も当院でお話しくださった
Sさんに深く御礼申し上げます。

油山病院さんのホームページ　　http://www.minkodo.com/
当院ホームページ　　　　http:/komori-hp.cloud-line.com/

院外ラウンド（千鳥橋病院）

古森病院＠福岡市博多区です。

少し前のことですが、先々月に福岡市の院内感染対策にかかる加算グループで
ご一緒している千鳥橋病院さんに　管理人含め4人で院外実地研修に
伺いました。

加算グループで主導的立場にあられる千鳥橋病院さんは
さすがのパーフェクトな感染対策管理を行っておられ、感嘆いたしました。

千鳥橋病院さん見学の折には、感染対策のお勉強もさることながら
目ざとい当院看護部主任に　千鳥橋病院さんで見かけた
以下のものをおねだりされました。

採血　点滴カート（購入中にて後日　アップ）


移動　移乗シート



胃瘻交換グッズ（患者さん自己抜去時）をまとめた袋


女性のおねだりに弱い（？）管理人（注：管理人は女性です）は
二つ返事で購入いたしました。

あと、

感染廃棄物と非感染廃棄物をわかりやすく表示したポスター
（後日画像アップ）

指さし呼称ポスター


を臨床検査技師さんの全面的な協力で作っていただきました。


後、千鳥橋病院さんの大変なご厚意で
千鳥橋病院さんの院内感染対策管理マニュアルをお借りいたしました。(マニュアルは各医療機関で
必ず作成、必要に応じアップデートしないといけない
と保険点数上　定められたもので、当院にも
勿論あります。)
当院マニュアルアップデートの
参考にさせていただきました。

N看護師さん　いつも大変ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます！！
関係者の皆様　おそくなりましたが御礼申し上げます。お忙しい中、準備ありがとうございました。　

千鳥橋病院さんのホームページ
https://www.chidoribashi-hp.or.jp/

当院ホームページ　http://komori-hp.cloud-line.com/