ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート189 ハラリ氏の新たな嘘話『サピエンス全史』を批判する(加筆修正版)」の紹介

2024-03-19 15:12:03 | 人類進化

 はてなブログに「縄文ノート189 ハラリ氏の新たな嘘話『サピエンス全史』を批判する(加筆修正版)」をアップしましたので紹介します。https://hinafkin.hatenablog.com/

 「188 ハラリ氏の嘘話『サピエンス全史』批判」は口頭での報告用レジュメでわかりにくいので、読者向けに文章や図表を整理して加筆・修正しました。

 実は「楽天ブログ:NoWar2022」に載せるつもりでしたが、アップしようとすると即座に「本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています」ということで掲載できませんでした。

 どうやら、「ユダヤ教シオニスト」批判をAIが「ユダヤ人差別」と判断したのではないかと思われます。そこで「はてなブログ:ヒナフキンの縄文ノート」に掲載しましたが、「ヘイトスピーチ禁止」をAIが判定する危うさを痛感しました。 雛元昌弘


「縄文ノート185 『184 乳児からみた人類進化と子育て家族形成』補足」の紹介

2024-02-07 12:18:45 | 人類進化

 はてなブログに「185 『184 乳児からみた人類進化と子育て家族形成』補足」の紹介」をアップしましたので紹介します。https://hinafkin.hatenablog.com/

 「縄文ノート184 乳児からみた人類進化と子育て家族形成」(240124)では、2004年に書いた「動物進化を追体験する子どもの遊び」をさらに発展させ、0歳児の孫に教えられて「人類進化を追体験している乳幼児の成長」論をまとめました。

 「二足歩行→手機能向上(狩猟具作成・獲物運搬)・言葉誕生(狩猟の共同作業)→頭脳肥大(肉食)」というまことしやかな「オス主導の二足歩行進化説」「狩猟・肉食進化説」が日本の西欧拝外主義にも蔓延していますが、乳幼児の発達を見ていると順序は違います。

 「知能発達条件の確保(おっぱいの糖質・DHA増大)→知能発達(観察・理解・記憶)→真似による手機能向上(道具使用)・会話→這い這い移動(4つ足哺乳類型)→二足歩行(サル型)」の順であり、サルからヒト進化の決定的な鍵は「母親のイモ・マメ・穀類(火使用)・魚介食によるおっぱいの糖質・DHA増大」と「イモ・マメ・穀類食がもたらした自由時間増大による母子・子育てグループ・子ども同士の楽しいおしゃべり」にあると考えます。

 カナン侵略・支配を神の命令として正当化するために作られたユダヤ教を原点とする欧州中心史観の「危機進化説」(気候変動による熱帯雨林の食料不足→サバンナでの死肉漁り・狩猟→二足歩行・言語)に対し、果実やイモ・マメ・穀類・魚介類・昆虫・小動物など食材の豊富な熱帯雨林における「快適快楽進化」(美味しいもの・楽しいこと・新しいこと・探検などの追求)」の人類誕生史こそ未来への指針とすべきと考えます。たかだか2~3千年の「狩猟・闘争・戦争進歩史観」の延長上に希望を求めるべきではないのです。

 今回、9カ月目の孫の「観察・認知・記憶・模倣」による「ソフトソード(やわらかチャンバラ、ソフトチャンバラ)」使用と、「乳児の高いエネルギー消費は頭脳発達に使われている」という『日経サイエンス』の「カロリー計算でみる人類進化」により、184号を補足しました。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、アフリカ熱帯雨林での人類誕生史からの縄文時代の母系制社会を引き継ぎ、大国主は百余国で夜這いを行い180人の御子をもうけて霊継(ひつぎ)を行い、米鉄交易とあわせて「委奴国(ふぃなのくに)」=「豊葦原水穂国」を建国したのであり、その歴史から母子主導の「美食進化(糖質DHA食進化説)」「快適・快楽進化」「共同進化」の人類史を世界にアピールし、「霊(ひ)・霊継(ひつぎ)信仰」の世界遺産登録を目指したいと考えます。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

 ・『奥の奥読み奥の細道』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート184 乳児からみた人類進化と子育て家族形成」の紹介

2024-01-24 11:50:22 | 人類進化

 はてなブログに「縄文ノート縄文ノート184 乳児からみた人類進化と子育て家族形成」をアップしましたので紹介します。https://hinafkin.hatenablog.com/

 現役時代に木登り遊びのボランティア活動をやっていたとき、なぜ子どもが木登りが好きなのか、穴掘りが好きなのかなどについて、私は「動物進化を追体験する子どもの遊び」という仮説から考察したことがあったのですが、サルからヒトへの人類進化についても同じように子どもの誕生から成長の過程を辿って推定するという方法論を考えています。

 「気候変動で熱帯雨林の食料が乏しくなり、サバンナに出て草食動物の死肉をあさり、狩りをするようになって人類は進化した」というようなオス主導の「危機進化説」「苦難進化説」「肉食・狩猟・闘争・戦争進化説」が欧州人、旧約聖書教の人たちは好きであり、マルクス主義者も「窮乏化論」「階級闘争史観」ですが、メス・子主導で美味しいこと、楽しいことを追及したことで人類が進化したという「美食進化説(糖質DHA食進化説)」「快適・快楽進化説」「共同進化説」こそ検証すべきと考えます。

 霊長類学や文化人類学、民族学からの人類起源説は、栄養学や乳幼児・児童の発達・成長と合わせて総合的に分析されるべきであり、欧州中心史観の「肉食・狩猟・戦争進化説」「男主導進化説」を見直すとともに、人類誕生史からの「三つ子の魂百まで」の乳幼児期子育ての重要性が再確認されなければと考えます。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、縄文時代の母系制社会を引き継ぎ、大国主は百余国で夜這いを行い180人の御子をもうけて霊継(ひつぎ)を行い、米鉄交易とあわせて「委奴国(ふぃなのくに)」=「豊葦原水穂国」を建国したのであり、その歴史から母子主導の「美食進化(糖質DHA食進化説)」「快適・快楽進化」「共同進化」の人類史を世界にアピールし、世界遺産登録を目指して欲しいと考えます。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

 ・『奥の奥読み奥の細道』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート182 人類進化を支えた食べもの」の紹介

2023-12-04 18:07:27 | 人類進化

 はてなブログに「縄文ノート182 人類進化を支えた食べもの」をアップしましたので紹介します。https://hinafkin.hatenablog.com/

 この間、人類進化について図書館で本を借りて読んでおり、まずは西田利貞氏の『新・動物の「食」に学ぶ』(2000.8)から、人類進化に果たした食物の役割について私の説を確かめてきました。

 西田氏のアフリカでのチンパンジーと狩猟民の調査からは多くを教えられ、本書は大型動物と小型動物の食性分析や大型霊長類が果食性から葉食性、雑食性へと分岐する分析などたいへん面白かったのですが、類人猿から人が生まれたことに食がどう関係しているのかの分析については疑問が残りました。

 私は女・子どもの採集・栽培・漁労活動による「糖質・DHA食」が鍵であると考え、「肉食進化説」「狩猟・戦争進化説」「オス主導進化説」の西洋史観を批判してきましたが、西田氏が「イモ食」に注目されたのは私と一致しますが、西洋史観から脱却できていないのは残念です。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、西アフリカから南・東南アジア高地を経て日本列島にまでやってきた縄文人のスサノオ・大国主一族の「八百万神信仰」の建国史の解明にあたり、縄文からの焼畑そば食について研究がさらに進むことを願っています。

 「縄文ノート109 日本列島そば好きラインー蕎麦と焼畑」(211121)では島根県飯石郡頓原町から1万年前の蕎麦の花粉が発見され、しかもその南には琴引山(言引山の可能性)があり、本ブログのスサノオ・大国主ノート「141 出雲大社の故地を推理する」(221027)、「145 岡野眞氏論文と『引橋長一町』『出雲大社故地』」(230110)では古出雲大社の本殿が琴引山を向いていることを明らかにしましたが、出雲ソバのルーツが縄文時代から続いていることを解明したいものです。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

 ・『奥の奥読み奥の細道』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート141 魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2」の紹介

2022-06-11 20:24:08 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノート141 魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
私が西欧中心史観の「肉食進化説」を批判するようになったのは、縄文社会研究で「縄文狩猟社会説」と「縄文人ドングリ主食説」に反発したことからでした。
その出発点は、私などの戦後に育った世代の生活実感として、そもそも肉食はめったいないごちそうであり、瀬戸内海の沿岸では毎日のように魚介類を食べていたことや、夏休みに田舎に行くと、1か月の間、毎日網を持って従兄弟と川に行き、時々、海にも行き、キスやハゼを釣り、アサリ・ハマグリ・マテ貝などを獲っていた体験にあります。春には、毎年、親戚一同で潮干狩りに行くなど、川や海の幸は実に豊かだったのです。
また従兄弟たちと和舟で艪を漕いで釣りをし、千歳空港でイタオマチプ(板綴り船)の展示をしていた秋辺得平氏(元北海道アイヌ協会副理事長)に出会い、「アイヌは漁民である」「沖縄のサバニと同じ構造」と聞いたことも、旧石器・縄文時代からの魚食文化に確信を持たせました。
さらに、「栗(九里)よりうまい十三里」という江戸から十三里の川越のサツマイモの売り文句ではありませんが、私はサツマイモや里芋、山芋、ジャガイモなどの「イモ好き」であり、米などの穀類以前の主食がドングリ・クリであるとはとうてい考えられませんでした。播磨の母方の田舎で、十五夜の縁側のお供えが生の里芋であり、甘いダンゴではなかったのでガッカリしたことは子ども心に忘れられませんが、全国各地で同じように芋祭りが行われており、正月の丸餅の雑煮のルーツは里芋の輪切りという話もラジオで聞いて知っていました。また、昔はおやつとしてそら豆や大豆、葛湯やきな粉・はったい粉(香煎、麦焦がし)もよく食べていました。
このように、昔の多くの日本人の生活や祭りなどの伝統からみて、人類の起源に遡ってみても「肉食進化説」は私にとては信じられるものではなく、「海辺の熱帯雨林人類進化説」「糖質・DHA食(イモ・魚介食)人類進化説」「縄文人イモ主食説」「縄文農耕鳥獣害対策狩猟説」などについてこれまで書いてきましたが、今回は「魚介食進化説」について補強しました。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」では、米鉄交易による「葦原中国」「水穂国」の建国について書いてきましたが、縄文時代からの豊かなイモ・マメ・雑穀・魚介食の伝統と食文化についても検討し、縄文人のアフリカからのルーツから連続して考えてみていただければ幸いです。 雛元昌弘


□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート137 『サピエンス全史』批判その4 嘘話(フェイク)進化説」の紹介

2022-05-06 15:19:08 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノート137 『サピエンス全史』批判その4 嘘話(フェイク)進化説」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 旧約聖書を聖典とする世界で5割を占める「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教」の嘘話が、いつ誰によって何のために作り上げられたのか、王や皇帝を首長とする神権帝国主義やヒトラーの「アーリア民族」の嘘話がいつ誰によって何のために作られたのか、イスラエルのヘブライ大学歴史学部の終身雇用教授のユヴァル・ノア・ハラリ氏はこの人類にとって重要なテーマについて歴史的・具体的な検討・証明を行うことなく、「嘘話が協力を可能にした」と嘘話があたかもホモ・サピエンスの普遍の法則であるかのように一般化しています。
 ホモ・サピエンス(「賢い人間」)が他のサピエンスのネアンデルタール人などを「中東から追い払ったばかりか、地球上からも一掃してしまった」という嘘話(何の考古学的証明はなく、ハラリ氏の妄想です)に続いて、それができた理由として、「ホモ・サピエンスだけが『伝説や神話、神々、宗教』を作り上げる認知革命を行った」「現実には存在しないものに語り、信じられる」ようになった、「虚構のおかげで、私たちは集団でそうできるようになった」「神話は、大勢で柔軟に協力するという空前の能力をサピエンスに与える」などとしています。「ユダヤ教」が歴史に果たした役割を述べるべきであるにも関わらす、それをホモ・サピエンスの本性に置き換えているのです。
 ハラリ氏はこの主張を証明するために明らかな誤魔化しを行っています。ホモ・サピエンスの話をしているかと思えば、いつの間にかサピエンスとアリやミツバチ、オオカミやチンパンジーとの違いにすり替えて説明しています。ホモ・サピエンスがサピエンスに勝利した理由を述べているかと思えば、サピエンスとアリやミツバチなどとの違いで誤魔化しているのです。
 本の帯に書かれたジャレド・ダイアモンド氏の「歴史と現代社会の最大の問題に取り組んだ書」という評価に釣られて本書を買ってしまい読んだのですが、それこそ大嘘でした。バラク・オバマ、ビル・ゲイツ、池上彰・堀江貴文氏らは、人類学や考古学・歴史学のイロハも知らないでハラリ氏の嘘話の信者に成り下がったようです。
 時代と場所、論点などを無視し、無数の事例を羅列して読者を混乱させて「嘘話進化説」に誘導しているのが「ハラリ歴史学」=「ハラハラムリムリ歴史学」の特徴なのです。
 なお、何度も繰り返しますが、私はユダヤ人差別・迫害・虐殺には断固反対する立場であり、ハラリ氏の「嘘話進化説」がユダヤ人差別・迫害の解消には繋がらないと考えて批判しています。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、全人類史の中に「縄文文化・文明を受け継いだスサノオ・大国主建国」を位置づけるという気概を持ち、全世界に目を向けて検討を行う上での参考にしていただければ幸いです。それこそがハラリ氏を批判的に学ぶべき点です。 雛元昌弘


□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート133 『サピエンス全史』批判2 狩猟・遊牧民族史観」の紹介

2022-04-10 18:30:08 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノート133 『サピエンス全史』批判2 狩猟・遊牧民族史観」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 『サピエンス全史』と名付けているので、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が人類誕生について最新の研究を踏まえた新たな提案をしているものと期待したのですが、古くさい教科書的な要約でした。
 それも、羊飼いであったユダヤ人のルーツを隠そうとした、世界史については偏った西欧中心主義の偏った歴史書でした。
 数回に分けて批判し、私の「女・子ども主導進化説」「熱帯雨林進化説」「おしゃべり・共同子育て・採集進化説」「糖質・DHA(魚介)食進化説」「水中歩行採集(魚介類・両生類・爬虫類)進化説」「穴掘り棒・銛・調理具製作進化説」「焼芋・焼麦・焼米進化説」「家族・氏族・部族(分業)・地域共同体進化説」「母系制妻問夫招婚進化説」「冒険・探検好き族拡散説」「ホモ・イミューン(免疫力の高い人間)生き残り説」のまとめとしたいと思います。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、全人類史の中に「縄文文化・文明を受け継いだスサノオ・大国主建国」がどのように位置づけられるのか、検討の参考にしていただければと思います。 雛元昌弘


□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/








「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」の補足修正3

2021-08-16 17:41:11 | 人類進化
 はてなブログに「『縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説』の補足修正2」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 次男一家の保育所でコロナ感染者がでて、2週間休園(批判が多かったとみえて1週間に変更)になり、PCR検査で陰性後にリモートワークのある親たちの一家5人がやってきて手をとられ、しばらくまとまった原稿は書けませんでした。
 「縄文ノート90 母系(母権)制社会からの人類進化」は途中で中断していますが、気になった2点、サルたちの子育て協力と、エジプト・メソポタミアの母系(母権)制について、縄文ノート88と86を先に補足修正しておきたいと考えます。
 ゴリラ・チンパンジー・ボノボだけでなく、サルから類人猿、ヒトへの進化の全体像を把握する必要があると考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族のイヤナギ・イヤナミやスサノオ・大国主、卑弥呼・壱与らの妻問夫招婚の母系(母権)制社会の起源について世界史的な視点でその起源を考え、世界遺産登録をめざすべきと思います。雛元昌弘










□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

ブログ「縄文ノートト89 1段階進化説から3段階進化説へ」の紹介

2021-08-07 18:32:46 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノートト89 1段階進化説から3段階進化説へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類の進化については、これまで寒冷化により熱帯雨林が減少して果物が乏しくなり、サバンナに降りて肉食(死肉あさりから狩猟へ)に代わり、脳機能が向上するとともに二足歩行と棍棒・槍の使用により手機能が向上し、獲物をメスに運ぶことによりさらに二足歩行と手機能向上が促進され、家族が形成されるとともに、狩りを通してオスの共同性と採集のメスとの分業ができてコミュニケーション・言語能力が高まった、というような「オス主導」の「1段階進化説」「直線進化説」でした。
 これに対して、私は妻問夫招婚の霊(ひ)・霊継(ひつぎ)信仰のスサノオ・大国主建国から遡り、旧石器・縄文時代の地母神信仰論、日本列島人起源論や農耕起源論、さらには人類進化論へと進んで検討してきた結果、人類の進化は熱帯雨林でメスと子ザルが主導し、乳幼児期、子ども期、成人期の3段階で進んだと考えるに至っています。
 ここで統一的に整理しました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、人類史の解明に向けて世界史的な視点でどのように位置づけられるか、考えてみていただければと思います。雛元昌弘
















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」の補足修正2

2021-08-04 18:23:39 | 人類進化
 はてなブログに「『縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説』の補足修正2」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 今、「縄文ノート89 1段階進化説か3階進化説か」を書いており、乳幼児段階、子ども段階、大人段階のそれぞれの進化について、メスとオスの役割を考察していますが、「言語能力」の進化について子どもの役割について書いていなかったことに気づき、「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」に補足修正を行いました。
「縄文ノート85 『二足歩行』を始めたのはオスかメス・子ザルか」において、私は「ボノボに見られるようなメス同士と子の群れでの採集活動や食物分配、子ども同士遊びなどはコミュニケーションと言語能力を高め、糖質とDHA摂取により急速に頭脳の発達を促したと考えられます」と書きましたが、サルからヒトへの言語能力の発達には、「メス同士のコミュニケーションとおしゃべり」と「メスト子ザルのコミュニケーション」「子ザル同士の遊び」の3つが重要な役割を果たしたと考えます。
 ヒトが話せるようになったのは、「コミュニケーションの必要性」だけでなく、「メスと子ザル、子ザル同士のおしゃべりや歌う遊び」があったと考えます。子どもの道具遊びや追いかけっこなどとともに、「遊び」は人類進化に大きな役割を果たしたのではないでしょうか。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族の母系制社会の起源について人類の起源から考えて世界遺産登録をめざし、今後の世界文明のあり方に問題を投げかけるべきと思います。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」の補足修正

2021-08-01 14:44:23 | 人類進化
 はてなブログに「『縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説』の補足修正」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 ゴリラ研究の山極寿一氏の本を数冊読みましたが、ゴリラからいきなりヒトの家族(父系制)や暴力・戦争、和平などに結び付けた話に入るのでいささかビックリし、スサノオ・大国主建国論から縄文社会研究、縄文人の起源、人類の誕生へと考察を進めてきた私としては、彼とは逆にヒトから類人猿に考察を進めて見てみようと思い、子どもの頃の記憶や子ども・孫、子どもたち(障がい児をふくむ)の成長をたどって考え「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」を書きましたが、大事な点を書き落としていました。
 チンパンジーの成長について調べてメモを作成し、それを前提にして書いたのですが、「子ザル」(正確には類人猿とすべきですが)のことを書いておかないと理解されにくいことに気づきましたので、以下の追加・修正を行いました。
 ずっと「犬は人間の2~3歳児の知能」と言われていますが、チンパンジーもヒトもやはり3歳児までに基本的な知能は形成され、そこから教育(体験教育と指導)によって大きな差がでてくるのではないでしょうか。
 大人のオスたちが槍を持って狩りを行い、メスに肉を贈ることによって二足歩行と手が物を持てるようになってサルからヒトへの進化が起きた、という「肉食キン肉マン進化仮説」でNHKスペシャルの『人類誕生 第1集 こうしてヒトが生まれた』などは製作されていますが、「講釈師、見てきたように嘘を言い」は、いまや「人類学者・ディレクター、見てきたように嘘を言い」に置き換えるべきでしょう。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族の母系制社会の起源について世界史的な視点で考え、世界遺産登録をめざすべきと思います。雛元昌弘



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」の紹介

2021-07-28 16:59:15 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 妻問夫招婚のスサノオ・大国主建国論から縄文社会論へ進み、さらには人類の起源にまで遡り、「母系制社会の歴史」に迫りましたが、この間、頭を離れないのは「縄文87 人類進化図の5つの間違い」でもふれた2004年に書いた「人類進化をたどる子どもの遊び」から発想した、サルの「子供の遊びこそがヒトへの進化を促したのではないか」という仮説です。
 脳の重量が0~4歳(特に0~2歳)に急増すること、前頭前野(思考や創造性を担う脳の最高中枢)のシナプスの密度のピークが4歳であること、ヒトのおっぱいの糖質の割合が牛の2倍と多いことなどから考えると、母親と行動していた子ザルこそヒトへの進化で大きな役割を果たした可能性、ひょっとしたら主役であったのではないか、という可能性です。
 とっぴな仮説ですが、母系制社会論の重要な鍵として「子ザルからの進化論」を考えてみたいと思います。主に私自身の子どもの頃の体験からスタートし、類人猿からヒトへの起源へと遡って考えていきました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族の母系制社会の起源について、世界史的な視点で考えてみていただければと思います。雛元昌弘










□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート87 人類進化図の5つの間違い」の紹介

2021-07-24 15:24:48 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノート87 人類進化図の5つの間違い」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「縄文ノート84 戦争文明か和平文明か」において、私は人類の「肉食起源説」に対して「糖質魚介食起源説」に達し、さらにイモや魚介食の採取が熱帯雨林でサルのメス・子どもによってもっぱら行われたと考え、「オス主導進化説」から「メス・子ザル主導進化説」へと進みました。
 さらに「縄文ノート85 『二足歩行』を始めたのはオスかメス・子ザルか」では、熱帯雨林の小川や沼でのメス・子ザルが雨季になると首だけ水面に出して背伸びして魚介類などを足で採取することにより二足歩行が始まり、棒でのイモ掘りや土中のイモムシの採取が棒の使用と腕の発達を促し、さらに落雷による火事で焦げたイモ・穀類食を覚え、群れを追われたオスがセックスと子育て支援に加わって家族ができたことを明らかにしました。
 オスのサバンナでの肉食獣と競合した腐肉あさりや草食動物の追跡猟ができるようなったのは、前提として二足歩行と棒(槍)の使用ができて肉食獣からの安全確保ができるようになってからであり、それが可能となったのはいざとなれば樹上に逃げることのできる安全な熱帯雨林でのサルのメスと子の長期間をかけての採取活動による進歩があったからです。
 以上のような経過から、出回っている人類進化図には5つの問題点があり、修正が必要であることを明らかにしました。
 私は「スサノオ・大国主建国論」から妻問夫招婚の母系制社会論にはいり、縄文社会の解明に進みましたが、さらに人類の起源もまたメス・子主導説に到達しましたが、本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としてもそこから天皇建国論に進むだけでなく、縄文時代から人類起源へと遡って考えてみていただければと思います。雛元昌弘

















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/