ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート93 『かたつむり名』琉球起源説からの母系制論―柳田國男の『方言周圏論』批判」批判」の紹介

2021-08-30 19:52:56 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート93 『かたつむり名』琉球起源説からの母系制論―柳田國男の『方言周圏論』批判」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「母系社会からの人類進化」のまとめに入りましたが、私のスサノオ・大国主建国からスタートした縄文人論・日本列島人起源論・人類起源論は「海人族」「魚介食族」というところが原点であり「『カタツムリ名』沖縄起源説―柳田國男の『方言周圏論』批判」(180816・21)を加筆して紹介しておきたいと考えます。
 この海人族論については、左右の論客が登場した『季刊 日本主義』(終刊)の「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(40号:2017冬)、「言語構造から見た日本民族の起源」(42号:2018夏)、「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ:2018秋」(43号)「海洋交易の民として東アジアに向き合う」、(44号:2018冬)、「『漂流日本』から『汎日本主義』」へ(45号:2019春)などで主張してきましたが、関連する小論を紹介します。
 西欧中心史観の肉食史観、狩猟・戦争文明史観、男性中心史観の影響を受け、「肉が好き、魚は嫌い」「海が怖い・嫌い」「戦争大好き」なわが国の翻訳学者たちは、「縄文人=石鏃・石槍の狩猟民イメージ」をまき散らし、「採集・漁撈・交易民」「芋豆穀実・魚介食の海人(あま)族」「妻問夫招婚による平和なスサノオ・大国主一族の建国」の歴史を忘れてしまっていますが、ここでは言語から海人族の日本列島人の起源について補足しました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族論は欠かすことのできないテーマであり、参考にしていただければと思います。雛元昌弘






















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート92 祖母・母・姉妹の母系制」の紹介

2021-08-26 16:47:06 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート92 祖母・母・姉妹の母系制」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類進化に祖父母が果たした役割について、ずいぶん前に『日経サイエンス』で読んだことがあり、その記憶をたよりにして何度か書いたのですが、ネットで検索したところ2011年12月号のR. カスパーリ(セントラル・ミシガン大学)の「祖父母がもたらした社会の進化」であることがわかり、今回、再録された別冊日経サイエンス194『化石とゲノムで探る 人類の起源と拡散』を購入して読みましたので、紹介します。
 ただ、私は祖父母より、祖母・姉妹・従姉妹が「共同体・家族形成」「農耕開始」には重要な役割を果たしたと考えており、母系制社会論の一環としてまとめました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主の建国と夜這いによる妻問夫招婚、筑紫大国主王朝の女王卑弥呼の関係を考えてみていただければと思います。雛元昌弘








□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
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  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート91 台湾・卑南族と夜這い・妻問夫招婚の『縄文1万年』」の紹介

2021-08-24 17:15:40 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート91 台湾・卑南族と夜這い・妻問夫招婚の『縄文1万年』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類の誕生から始まる「母系社会からの人類進化」のまとめに入りましたが、欠かせない未検討の小テーマがいくつかあり、妻問夫招婚や祖先霊祭祀、壻屋と母系制・父系制との関係について2018年に書いた、「妻問夫招・夜這いの『縄文1万年』」(181201・30→190308、縄文ノート13)に一部加筆して再掲しました。
 「多DNA民族でありながら、多部族社会とならずになぜ縄文社会は均一なのか?」「台湾の卑南(ひな)族と縄文の霊(ひ)・霊継(ひつぎ)信仰や東南アジアのピー信仰、日本の女性器ピー・ヒナ信仰の関係は?」「卑南族の婿屋制度と日本の夜這い・妻問夫招婚の関係は?」など、縄文社会の解明にヒントを与えてくれます。
 私が卑南族に興味を持ったのは、苗字が「雛元」で、江戸時代中期からの墓は「日向」、提灯には「日南」と書き、「ひな」と称しており、明治になって本家であったため「日本(ひなもと)」と届けたところ勝手に「雛元」に変えられたということがあり、仕事先の青森県東北町で「日本中央」の石碑に出合い、西にそびえる八甲田山に「雛岳」があったことから「ひな=日=日向」の研究に入ったという経過があったからです。
 そこから、大国主を国譲りさせた高天原の「建比良鳥(たけひらとり)」が日本書紀では「武日照(たけひなてる)・武夷鳥命 ・天夷鳥命」と表記されていることから「日向=日=夷=比良」であり、イヤナミが葬られた場所の「黄泉比良坂」は「黄泉日向坂」で、武日照が住んでいた高天原は地名「筑紫日向(ひな)」から「旧甘木市蜷城(ひなしろ)の高台説」にたどり着きました。さらに記紀に書かれた始祖神の「むすひ=産霊=産日」の夫婦神、沖縄・天草で女性器を「ピー・ヒー」「ヒナ」と呼び、出雲で女性が妊娠すると「ひがとどまらしゃった」(出雲の級友・真庭氏からの教示)ということ、スサノオ・アマテルの「うけひ=受気比=受け霊」、神名火山(かんなびやま=神那霊山)、神籬(ひもろぎ=霊洩木)などから、「日=霊(ひ)」であり、「ひと・ひこ・ひめ・ひみこ」は「霊人・霊子・霊女・霊巫女(霊御子)」、皇位継承の「日継」や「棺・柩」は「霊継」であり、この国は霊(ひ:祖先霊)信仰であった、との結論に達したのです。
 以上のような経過があったことから、台湾の卑南(ひな)族に関心を持ったのですが、卑南族には卑弥呼(霊巫女)と同じような巫女制度があり、さらにスサノオ・大国主一族の「夜這い」の「妻問夫招婚」を想定させる「婿屋制度」があり、祭祀=女性、政治=男性の役割分担があったのです。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、台湾の少数民族・卑南族の宗教・社会と古事記の始祖神で出雲大社正面に祀られた「産霊(むすひ)神夫婦」、スサノオ・大国主の夜這いによる妻問夫招婚と霊(ひ)・霊継(ひつぎ)による百余国の建国の繋がりを考えてみていただければと思います。雛元昌弘




□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
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「縄文ノート90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制」の紹介

2021-08-22 17:49:40 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「縄文ノート86 古代オリンピックとギリシア神話が示す地母神信仰」を書いた時、ギリシア文明に先立つエジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制についてもメモを作成していたのですが、「縄文ノート90 母系(母権)制社会からの人類進化」を書き始めて、先にまとめて書いておく必要がでてきました。
 なお、これまで私は共同体・家族形成の主導や、氏族・部族社会での妻問夫招婚や祖先霊信仰、氏族・部族・民族国家形成などについて、「母系制社会」に「母権制社会」を含めて書いて来ましたが、両者をきちんと整理する必要を感じています。現時点では未検討のまま「母系制社会」と書き、次回に時間をかけて検討したいと考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主の米鉄交易と妻問夫招婚による百余国の建国や大国主筑紫王朝の卑弥呼の邪馬壹国を始めとした女王国が世界史の中でどのように位置づけられるのか、考えてみていただければと思います。雛元昌弘
















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」の補足修正3

2021-08-16 17:41:11 | 人類進化
 はてなブログに「『縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説』の補足修正2」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 次男一家の保育所でコロナ感染者がでて、2週間休園(批判が多かったとみえて1週間に変更)になり、PCR検査で陰性後にリモートワークのある親たちの一家5人がやってきて手をとられ、しばらくまとまった原稿は書けませんでした。
 「縄文ノート90 母系(母権)制社会からの人類進化」は途中で中断していますが、気になった2点、サルたちの子育て協力と、エジプト・メソポタミアの母系(母権)制について、縄文ノート88と86を先に補足修正しておきたいと考えます。
 ゴリラ・チンパンジー・ボノボだけでなく、サルから類人猿、ヒトへの進化の全体像を把握する必要があると考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族のイヤナギ・イヤナミやスサノオ・大国主、卑弥呼・壱与らの妻問夫招婚の母系(母権)制社会の起源について世界史的な視点でその起源を考え、世界遺産登録をめざすべきと思います。雛元昌弘










□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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ブログ「縄文ノートト89 1段階進化説から3段階進化説へ」の紹介

2021-08-07 18:32:46 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノートト89 1段階進化説から3段階進化説へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類の進化については、これまで寒冷化により熱帯雨林が減少して果物が乏しくなり、サバンナに降りて肉食(死肉あさりから狩猟へ)に代わり、脳機能が向上するとともに二足歩行と棍棒・槍の使用により手機能が向上し、獲物をメスに運ぶことによりさらに二足歩行と手機能向上が促進され、家族が形成されるとともに、狩りを通してオスの共同性と採集のメスとの分業ができてコミュニケーション・言語能力が高まった、というような「オス主導」の「1段階進化説」「直線進化説」でした。
 これに対して、私は妻問夫招婚の霊(ひ)・霊継(ひつぎ)信仰のスサノオ・大国主建国から遡り、旧石器・縄文時代の地母神信仰論、日本列島人起源論や農耕起源論、さらには人類進化論へと進んで検討してきた結果、人類の進化は熱帯雨林でメスと子ザルが主導し、乳幼児期、子ども期、成人期の3段階で進んだと考えるに至っています。
 ここで統一的に整理しました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、人類史の解明に向けて世界史的な視点でどのように位置づけられるか、考えてみていただければと思います。雛元昌弘
















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」の補足修正2

2021-08-04 18:23:39 | 人類進化
 はてなブログに「『縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説』の補足修正2」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 今、「縄文ノート89 1段階進化説か3階進化説か」を書いており、乳幼児段階、子ども段階、大人段階のそれぞれの進化について、メスとオスの役割を考察していますが、「言語能力」の進化について子どもの役割について書いていなかったことに気づき、「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」に補足修正を行いました。
「縄文ノート85 『二足歩行』を始めたのはオスかメス・子ザルか」において、私は「ボノボに見られるようなメス同士と子の群れでの採集活動や食物分配、子ども同士遊びなどはコミュニケーションと言語能力を高め、糖質とDHA摂取により急速に頭脳の発達を促したと考えられます」と書きましたが、サルからヒトへの言語能力の発達には、「メス同士のコミュニケーションとおしゃべり」と「メスト子ザルのコミュニケーション」「子ザル同士の遊び」の3つが重要な役割を果たしたと考えます。
 ヒトが話せるようになったのは、「コミュニケーションの必要性」だけでなく、「メスと子ザル、子ザル同士のおしゃべりや歌う遊び」があったと考えます。子どもの道具遊びや追いかけっこなどとともに、「遊び」は人類進化に大きな役割を果たしたのではないでしょうか。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族の母系制社会の起源について人類の起源から考えて世界遺産登録をめざし、今後の世界文明のあり方に問題を投げかけるべきと思います。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
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「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」の補足修正

2021-08-01 14:44:23 | 人類進化
 はてなブログに「『縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説』の補足修正」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 ゴリラ研究の山極寿一氏の本を数冊読みましたが、ゴリラからいきなりヒトの家族(父系制)や暴力・戦争、和平などに結び付けた話に入るのでいささかビックリし、スサノオ・大国主建国論から縄文社会研究、縄文人の起源、人類の誕生へと考察を進めてきた私としては、彼とは逆にヒトから類人猿に考察を進めて見てみようと思い、子どもの頃の記憶や子ども・孫、子どもたち(障がい児をふくむ)の成長をたどって考え「縄文ノート88 子ザルからのヒト進化説」を書きましたが、大事な点を書き落としていました。
 チンパンジーの成長について調べてメモを作成し、それを前提にして書いたのですが、「子ザル」(正確には類人猿とすべきですが)のことを書いておかないと理解されにくいことに気づきましたので、以下の追加・修正を行いました。
 ずっと「犬は人間の2~3歳児の知能」と言われていますが、チンパンジーもヒトもやはり3歳児までに基本的な知能は形成され、そこから教育(体験教育と指導)によって大きな差がでてくるのではないでしょうか。
 大人のオスたちが槍を持って狩りを行い、メスに肉を贈ることによって二足歩行と手が物を持てるようになってサルからヒトへの進化が起きた、という「肉食キン肉マン進化仮説」でNHKスペシャルの『人類誕生 第1集 こうしてヒトが生まれた』などは製作されていますが、「講釈師、見てきたように嘘を言い」は、いまや「人類学者・ディレクター、見てきたように嘘を言い」に置き換えるべきでしょう。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族の母系制社会の起源について世界史的な視点で考え、世界遺産登録をめざすべきと思います。雛元昌弘



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/