KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ヤマトフキバッタ♀20190907

2020年02月12日 | バッタ目
ヤマトフキバッタのメス。 翅は短いですが、立派にオトナです。 分類:バッタ目バッタ科フキバッタ亜科 体長:♂22.3~26.6mm、♀27.4~33.9mm 分布:本州、四国、九州    丘陵~山地 成虫の見られる時期:8~10月(年1化)           卵で冬越し エサ:フキほか様々な植物 その他:成虫になっても翅は短いが、背面で重なる長さ。     通常、腹節4~6節に達する。     . . . 本文を読む

オンブバッタ20190915

2020年02月10日 | バッタ目
オンブバッタ。 草の生えた空き地とか、庭とか、割と人工的な環境にもいる昆虫の代表。 褐色の個体も良くみるんだけど。 こんな風に体の一部が黄色っぽいのは、あまり見た覚えがない。 そのうち、色んな体色のパターンを集めてみたいね。 分類:バッタ目オンブバッタ科オンブバッタ亜科 翅の端までの長さ:♂20~25mm、♀40~42mm 分布:全国    平地~山地 成虫の見られる時期:8~11月       . . . 本文を読む

シバスズ長翅型♀20190916

2020年02月09日 | バッタ目
シバスズの長翅型のメス。 2頭が歩きまわっていた。 特徴は、 ①後脚腿節に目立った斑紋がないこと(マダラスズでは黒色帯が顕著) ②小アゴヒゲ先端は褐色(マダラスズは黒色、ヤチスズは褐色) ③後脚脛節の外側の刺は3本(マダラスズは3本、ヤチスズは4本) ③については、画像では4本っぽく見えるけど、向こう側にある刺が見えているだけのようです。 分類:バッタ目ヒバリモドキ科ヤチスズ亜科 . . . 本文を読む

カネタタキの集団見合い?20190917

2020年02月09日 | バッタ目
複数のカネタタキのオスとメスが集まって、集団見合いのようになっています。 2018年にも同様の様子を観察しています。 →集団お見合い中?カネタタキ20181003・07 やはり、複数のオスとメスが集まって相手を探すことがあるようです。 オスが複数集まるメリットとして考えられるのは、一頭ずつでは小さい鳴き声を集めて大きくして、より確実にメスを集められるかも知れませんね。 メスは、その中から相手を . . . 本文を読む

クルマバッタモドキ緑色型と褐色型20190920

2020年02月03日 | バッタ目
クルマバッタモドキの緑色型。 褐色型に比べてまれ。 胸の背中は直線的。 クルマバッタでは、アーチ型に盛り上がる。 上から見たところ。 胸に「X」状の模様。 こっちは普通の褐色型。 もうかなり草臥れてるけどね。 分類:バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科 体長:オス32~45mm、メス55~65mm(翅端まで) 分布:北海道、本州、四国、九州    平地~山地 成虫の見られる時期:7~11月 . . . 本文を読む

エントモファーガ・グリリに侵されたオンブバッタ20191003

2020年02月01日 | バッタ目
エントモファーガ・グリリに侵されたオンブバッタ。 頭の尖ったバッタ類で、顔の横に白いイボの列があるのが、オンブバッタの特徴。 エントモファーガ・グリリは、バッタ類に寄生する菌類。 (エントモファ=虫、エントモファーガ=虫に寄生する菌) バッタをコントロールして、出来るだけ高い所に誘導し、菌糸を効率的にばら撒くという。 怖ッ! そういえば何年か前に、イネ科の植物の葉の上にショウリョウバッタが死 . . . 本文を読む

コバネイナゴ交尾20191010

2020年01月31日 | バッタ目
コバネイナゴの交尾。 上から。 分類:バッタ目バッタ科イナゴ亜科 体長:♂16~34mm    ♀40mm 分布:北海道南部、本州、四国、九州、南西諸島    平地~低山地 成虫の見られる時期:7~12月           卵で冬越し エサ:イネ科の植物の葉 その他:ハネナガイナゴに似るが、前翅が腹端に届かないことが多く、あまり飛ばない。     ただし長翅型が出現するので、ハネナガイナゴと . . . 本文を読む

クビキリギス褐色型20191210

2020年01月24日 | バッタ目
クビキリギスの褐色型。 シブイロカヤキリかとも思いましたが。 口が朱色なので、クビキリギスですね。 シブイロカヤキリは褐色型のみが知られ、大あごが黒い。 分類:バッタ目キリギリス科クサキリ亜科 体長:35mm 翅端まで:50~57mm 分布:北海道、本州、四国、九州    平地~山地 成虫の見られる時期:3月中旬~(5月?)7月中旬、(8月?)晩秋~11月           ※資料によってバ . . . 本文を読む

マダラカマドウマ20191215

2020年01月13日 | バッタ目
マダラカマドウマ。 不快害虫のランキングとかやったら、まず間違いなく上位に入る嫌われ者。 カマドウマの仲間は、「ベンジョコオロギ」なんていう、不名誉なあだ名まで付けられてるからね。 翅が無いんで、当然、鳴きませんがね(笑) 「ナマケモノが見てた」(村上たかし)では、誤ったイメージで登場してましたが(笑) マダラカマドウマは、森林に棲んでいて、人家に入り込むこともあります。 しかし、一般的に人 . . . 本文を読む

ウマオイ♀20191028

2019年10月31日 | バッタ目
ウマオイのメス。 ウマオイには、ハヤシノウマオイとハタケノウマオイがいますが、外見での識別は困難。 鳴き声で区別しますが、メスなので、それも不可能。 「馬追」の名前は、この虫の鳴き声「スイッチョン」が、昔の馬追の掛け声に似ているから、ということだとか。 この個体は小さ目で、35mm程度でしょうか? もう秋も深まってきましたし、果たして子孫を残せるのでしょうか? 分類:バッタ目コオロギ亜目キ . . . 本文を読む

マダラスズ20191003

2019年10月04日 | バッタ目
マダラスズのメス。 産卵管があります。 こっちはオス。 小さいので、ピントがなかなか合いません。 翅が短いタイプ(短翅型)と長いタイプ(長翅型)があるんですが、今回は短翅型しか見つかりませんでした。 まだ幼虫♀がいました。 マダラスズの特徴は、後脚の腿に斑(まだら)模様があること。 分類:バッタ目コオロギ亜目コオロギ上科ヒバリモドキ科 体長:6.2~7.4mm 分布:全国    平地~山 . . . 本文を読む

オナガササキリ♂20190930

2019年09月30日 | バッタ目
オナガササキリ。 前翅に黒色点はなく、後翅の突出は短い。 体型は太目。 それにしても、コイツの触角は長いねぇ。 どんだけ~!(笑) 分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科キリギリス科ササキリ亜科 全長:20~30mm 体長:15~21mm 分布:本州、四国、九州    平地~丘陵 成虫の見られる時期:7~11月(年1化)           卵で冬越し エサ:イネ科・カヤツリグサ科の葉、メ . . . 本文を読む

スズムシ♂20190926

2019年09月29日 | バッタ目
スズムシのオス。 →メスを観る 触角を含めた様子。 分類:バッタ目コオロギ亜目コオロギ上科マツムシ科スズムシ亜科 全長:16~19mm 分布:北海道(外来)、本州、四国、九州    平地~丘陵 成虫の見られる時期:8月中旬~10月下旬 エサ: その他:体色は黒く、触角や脚の一部が白い。     「鳴く虫」の代表格で、平安時代から声が愛でられ、少なくとも江戸時代には商業目的の繁殖が行われていた。 . . . 本文を読む

トノサマバッタ産卵20190920

2019年09月22日 | バッタ目
トノサマバッタ産卵中。 後ろから見たら、そんな風に見えなかったんですが。 しっかりお腹の先が、地面の中にめり込んでいます。 道理で逃げないハズだ。 場所は、アスファルトとアスファルトの間のわずかなすき間。 こんなわずかなすき間でも産卵するんだね。 こっちは褐色型。 ちょっと微妙ですけど。 緑色型。 これは比較対象のクルマバッタ。 胸の上が膨らんでいて、翅の模様も違います。 飛んでくれれば . . . 本文を読む

スズムシ♀20190903

2019年09月08日 | バッタ目
スズムシのメス。 触角は、体長の2倍近くある。 横から。 分類:バッタ目コオロギ亜目コオロギ上科マツムシ科スズムシ亜科 全長:16~19mm 分布:北海道(外来)、本州、四国、九州    平地~丘陵 成虫の見られる時期:8月中旬~10月下旬 エサ: その他:体色は黒く、触角や脚の一部が白い。     「鳴く虫」の代表格で、平安時代から声が愛でられ、少なくとも江戸時代には商業目的の繁殖が行われ . . . 本文を読む