KONASUKEの部屋

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生物のこと、笠間のこと、時々政治

笠間小学校「時習館コーナー」

2016年12月04日 | 歴史
笠間小学校の「時習館コーナー」。
笠間小学校の職員玄関を入ってすぐのところにあります。
向かって右手には、時習館関連の資料が。
ぜひ、実際に観てみて下さい。
特筆すべきはコレ。
吉田松陰は、時習館を訪れていた!
また、門人の高杉晋作※は、時習館の講師だった加藤桜老(おうろう)の隠居所「十三山書楼」を二度、訪れている。
高杉は、桜老を、長州藩の藩校「明倫館」の教授に推挙した、と言われ、
桜老は明倫館の教授となっている。
(「奇兵隊」を作った人。
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」では、高良健吾さんが演じてましたな。)

歴代の笠間城主その1。
笠間氏の系譜。
笠間氏は小田原征伐で北条側についたので、本家筋に当たる宇都宮家によって滅ぼされた。
(1590年)
歴代の笠間城主その2。
笠間氏滅亡以降(主に江戸時代)。

ちなみに、浅野内匠頭長直(あさのたくみのかみながなお)は、「忠臣蔵」の浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の祖父で、赤穂に転封になっています。
なので、四十七士の年配者の中には、堀部弥兵衛(堀部安兵衛の義父)のように、笠間に住んでいたことのある人物もいる。
浅野氏つながりで、笠間市と赤穂市は、姉妹都市提携を結んでいます。
笠間では現在、「2020年の大河ドラマを忠臣蔵に」という運動も行われているようです。

後半の牧野氏は、江戸時代では最も長く笠間藩主を務めています。
京都所司代とか、老中とかを務めたこともあるようです。
「時習館」との関わりでいうと・・・
2代貞長・・・江戸藩邸「忠誠館」設立
3代貞喜・・・初期時習館
4代貞幹・・・桜町時習館、博采館、講武館
7代貞直・・・統合時習館

さて、素晴らしいのは、児童の研究発表。
恐るべし、小学生!
秀逸なので、詳しく載せておきます。

まずは、「笠間城の歴史」。
石田直椰さん。












次に「笠間城とその藩主たち」。
小林佳暖さん。









ぜひ、一度、笠間小学校で、実物を観てみて下さい。
→以前の記事を読む

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