クロマドボタルの♂。
胸の前の方に、窓状に透けた部分が一対あり、向こうの葉っぱが透けて見えます。
頭はその下にあるので、透明な盾でガードしつつ、周りをうかがってる感じですね。
和名は透明な部分を窓に見立てて付けられたとのこと。
→過去の記事へ
♀は淡い黄色で、翅が退化しているそうです。
まだ、見つけたことがありません。
分類:コウチュウ目ホタル科マドボタル亜科マドボタル属
体長:♂9~11mm、♀15mm
分布:本州(近畿以東)、四国
低山地
成虫の見られる時期:6~8月
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・
幼虫・・・ウスカワマイマイ、キセルガイなどの陸棲貝類、小さなクモなどの他、樹液を吸う様子を観察した例もある。(落葉の下や植物上の小昆虫?)
その他:♂は黒色で、前胸背板前縁に窓状に透けた部分が一対ある(ない個体も発見されている)。
和名はこのことに由来する。
♀は全身淡い黄色で、前胸背板全体が半透明、翅は退化している。
(世界中に生息するマドボタル属の♀に共通)
成虫は昼行性だが、♂は夜間には微弱に発光し、♀に近づくと強く発光する。
配偶行動は主にフェロモンによると考えられている。
♀がフェロモンで♂を呼ぶと思われるが、目撃例はない。
里山の雑木林の林縁の植物上などで見られる。
四国で本種が発見されたのは、ごく最近のことである。
卵・幼虫・蛹は連続発光する。
幼虫は陸棲で夜行性、尾端が発光する。
幼虫の背板斑紋※は地域によって変異があり、大きく5つのタイプが知られる。
※胸背板と腹部各節の両端に見られる斑紋
①第一グループ(全紋型/東日本型)・・・兵庫県東部~青森県下北半島先端
②第二グループ(無紋型/フォッサマグナ型)・・・「糸魚川~静岡構造線」と「柏崎~千葉構造線」に囲まれた地域
③第三グループ(関東山地型)
④第四グループ(中部・近畿型)
⑤第五グループ(仮称、「丹波型」)
秋まで活動しているので、「秋蛍」「土ボタル」と呼ぶ地方もある。
地表に横たわって蛹になる。
蛹の期間は約10日間。
参考:昆虫エクスプローラ
ホタルの独り言Part2
陸生ホタル研
ホタルの研究日記
東京にそだつホタル
東京にそだつホタルほか
胸の前の方に、窓状に透けた部分が一対あり、向こうの葉っぱが透けて見えます。
頭はその下にあるので、透明な盾でガードしつつ、周りをうかがってる感じですね。
和名は透明な部分を窓に見立てて付けられたとのこと。
→過去の記事へ
♀は淡い黄色で、翅が退化しているそうです。
まだ、見つけたことがありません。
分類:コウチュウ目ホタル科マドボタル亜科マドボタル属
体長:♂9~11mm、♀15mm
分布:本州(近畿以東)、四国
低山地
成虫の見られる時期:6~8月
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・
幼虫・・・ウスカワマイマイ、キセルガイなどの陸棲貝類、小さなクモなどの他、樹液を吸う様子を観察した例もある。(落葉の下や植物上の小昆虫?)
その他:♂は黒色で、前胸背板前縁に窓状に透けた部分が一対ある(ない個体も発見されている)。
和名はこのことに由来する。
♀は全身淡い黄色で、前胸背板全体が半透明、翅は退化している。
(世界中に生息するマドボタル属の♀に共通)
成虫は昼行性だが、♂は夜間には微弱に発光し、♀に近づくと強く発光する。
配偶行動は主にフェロモンによると考えられている。
♀がフェロモンで♂を呼ぶと思われるが、目撃例はない。
里山の雑木林の林縁の植物上などで見られる。
四国で本種が発見されたのは、ごく最近のことである。
卵・幼虫・蛹は連続発光する。
幼虫は陸棲で夜行性、尾端が発光する。
幼虫の背板斑紋※は地域によって変異があり、大きく5つのタイプが知られる。
※胸背板と腹部各節の両端に見られる斑紋
①第一グループ(全紋型/東日本型)・・・兵庫県東部~青森県下北半島先端
②第二グループ(無紋型/フォッサマグナ型)・・・「糸魚川~静岡構造線」と「柏崎~千葉構造線」に囲まれた地域
③第三グループ(関東山地型)
④第四グループ(中部・近畿型)
⑤第五グループ(仮称、「丹波型」)
秋まで活動しているので、「秋蛍」「土ボタル」と呼ぶ地方もある。
地表に横たわって蛹になる。
蛹の期間は約10日間。
参考:昆虫エクスプローラ
ホタルの独り言Part2
陸生ホタル研
ホタルの研究日記
東京にそだつホタル
東京にそだつホタルほか
地味な虫ですからねぇ(笑)
偶然出会う確率は、そう高くないと思います。