KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ダンダラチビタマムシ220523

2022年11月14日 | コウチュウ目
ダンダラチビタマムシ。

老眼のKONASUKEには、発見時、昆虫なのかどうか、確証が持てませんでした
_| ̄|○
食痕の端っこの穴のようにも見えるし、何かの糞のようにも見えるし。
まぁ、その辺がこの昆虫の護身術なのでしょうけど。

クリの葉を食べている最中です。

※あくまでKONASUKEの観察です。
必ずしも同定ポイントとはならないことをご承知おきください。
①頭部:背中側から見た時、真ん中が凹む
②前胸背板側縁:弱い弧状(原色日本甲虫図鑑より)
③黒色に見える紋が4つ並ぶ
④緩やかなM字型
⑤だんだら模様の帯

分類:
コウチュウ目タマムシ上科タマムシ科ナガタマムシ亜科
体長:
3.0~4.2mm
分布:
(北海道?)、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~7月(越冬成虫)、8月下旬~9月(新成虫)(年1化)
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・ナラ類、クヌギ、カシワ、カシ類などの葉
幼虫・・・上記の葉肉
その他:
淡黄、金褐、銀白、黒色と4色の毛からなる複雑な毛斑がある。
(サシゲチビタマムシは金褐、銀白、黒色の3色。)
小型のものでは淡色毛が多くなる。
頭盾の幅は長さの約2倍。
頭部を背中側から見た時、真ん中は凹む。
前胸背板側縁は弱い弧状。
(サシゲチビタマムシでは直線的に狭まり、弧状を呈しない。)
前胸背板に四つの黒点にみえる部分がある。
鞘翅の真ん中より外側に、だんだら模様の帯がある。
腹面には脚が丁度収納できる溝がある。
草原、林縁、荒蕪地、公園、畑地周辺などで見られる。
昼行性。
成虫は群生する傾向が見られ、驚くと落下して擬死する習性がある。
食草から離れることは少ない。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
落葉下、石下、樹皮下、コケの内部などで越冬する。
幼虫は、他のチビタマムシ亜科と同様、潜葉虫。
参考:
原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社)
かたつむりの自然観撮記
日本列島の甲虫全種目録
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
そよ風のなかでPart2
明石・神戸の虫 ときどきプランクトン
こんちゅう探偵団
昆虫綱Insecta
春夏秋冬の昆虫写真館
北河内昆虫記
Kazuの昆虫写真日記
てくてく日記
ゆきだより。。日々つれづれ
対馬の昆虫館v2

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