一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2016.5.1 またまたカトラ谷 タカハタ谷

2016年05月01日 | 金剛山
先週日曜日に見たカトラ谷のヤマシャクのツボミが気になっていたのでカトラ谷に向けて7時40分に青空が広がる下、自宅を自転車で出発する。
石川の上ではロードバイクや同じような自転車行をする人が追い抜いて行く。



かなり気温が高く汗を絞られながらも9時過ぎに千早登山口トイレ下の欄干に自転車をデポ。
昨夜奈良のAさんから連絡があり3人でカトラ谷を目指すとのことで会えるのを楽しみにしてカトラ谷取りつきに向かうが多くの女性グループや家族連れがカトラ谷に入っていて階段場やロープ場は渋滞していた。
途中、昨年同じ時期に登った時に初めて見たツクバネソウの群落が先週までは咲いてなかったが、今日は咲いていて思わず見惚れる。





そこからしばらく登るとクリンソウの群落がある分岐に目をやると、いつものキャップを被っているAさんを見つける。
挨拶をして一緒にクリンソウの状態を観察する。



赤いツボミが確認出来る個体があるもののまだ2週間ばかしはかかりそうな具合だった。
そこから反対側の尾根筋に上がりヤマシャクを見に行くとフデリンドウが咲いていると教えてもらい写真に収める。



先週、ツボミだったヤマシャクを見失ったのかヤマシャクを見つけてもツボミのままで個体数も少ないように感じた。
エンレイソウとここにもツクバネソウの群落があって目を楽しませてくれた。



それからニリンソウのお花畑へと行きしばし皆で写真に撮る。





今日はヤマシャクの咲いているのを見たさに来たのだが何か不健全燃焼の思いで後は山頂へ行くのかなあと思っていると、結構谷を挟んで北側の尾根筋に人が入っていてくっきり踏み跡も見えるのでAさん達と一緒に行くと、ヤマシャクのツボミの個体も多いが、何と咲いている個体が数株あるのでテンションが一気に上がる。









ツボミの株も今にも咲きそうで何とも華麗な面持ちだった。







ヤマシャクを堪能したので急斜面の踏み跡を上がって行くと電信柱のある青崩道に飛び出る。
先週登った道の西側の尾根筋だったようだ。





11時25分頃国見城跡に到着、皆お腹が空いているので下のテント場のベンチに座り、リュックの紐を解く。
そよ風が吹いて本当に気持ちの良い一時を過ごし、皆で1時のライブカメラに収まる。



Aさん達は読図勉強会の山行をされていたのでいろいろ教えて頂く。
下山は一緒にタカハタ谷を下ることにして地形図とコンパスを駆使して?確認するが自分の角度が20度ほどずれていたり、自分もそうだが分岐を左に行くとかいうのだが、Aさんいわく南西とか方位で言いましょうと言うことにはなるほどなあと思ったのだった。
また、地形図には明記されている登山道が無かったりしたので、そういこともあるんやなあと感心する。



新緑の気持ちの良い谷筋を下り、やがて腰折れ滝に到着。



ほどなくして林道に降り立ち登山口へ到着、皆さんと再会の挨拶をして別れ自転車に跨る。
千早登山口から自転車で下る時にはお決まりのコースになっている消防署裏から林道に入り棚田へと向かう。



棚田では田植えに向けて機械が入っていて作業真っ盛りといった感じでしばらく眺めていると同年代の人に話しかけられ色々と話をすると、半年ほど前ロードバイクに乗っていて溝にタイヤが引っ掛かり転倒、あばら骨が数本折れ肩にはボルトが入っているとのことでやっと腕が回るようになったとのこと。
自分も3週前に転倒しているので年齢のこともあり、注意しなくちゃなあとつくづく思った。
その人と話をしていたらキジの鳴き声が聞こえ、その人は目ざとく真ん中辺りの棚田の一番上にいるのを見つけ、車から大きな望遠のついたカメラを持ち出してきて覗かせてくれた。
ファインダーの向こうには色鮮やかなオスのキジがいて時折羽ばたいてメスを呼んでいるようだった。
結局棚田の寄り道が1時間ほど過ごしたので引き上げて自宅へと帰ったのだった。










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